ピザ2枚と交換した仮想通貨が約700億円に急成長 暗号資産(仮想通貨)の関係者が年に1度ピザを食べて祝う日がある。「ビットコイン・ピザデー」と呼ばれ、世界で初めてビットコインの取引が行なわれた2010年5月22日を記念するものだ。 この日、フロリダのプログラマー、ラズロ・ハニイェス氏が「1万BTC(ビットコインの取引単位で1BTC=1ビットコイン)とピザ2枚を交換してくれる人はいないか」とインターネットの掲示板で呼びかけ、カリフォルニアの19歳の学生がそれに同意して、米国の「パパ・ジョーンズ」というピザの宅配業者にネットでピザ2枚を40ドル(当時の為替レートで3598円)で注文して届け、1万BTCを受け取った。 ビットコインは今年4月14日に円換算で695万8251円をつけたので、40ドルの対価の1万BTCは695億8251万円という天文学的な金額に膨れ上がった。 乱高下が当たり前の世界で