福岡を拠点に活動する二人のメディア人、市來孝人と小松里紗による福岡現地取材シリーズ。“福岡のスタートアップ事情に興味のある人”に向けて、現地のキーパーソンの生の声をTHE BRIDGEを通して発信していきます。 今回取り上げるのはanect 。「anect」という社名は「Asia」+「Connect」が由来。この名前には、アジアの国々を繋ぐような仕事をしたいという想いが込められています。 同社は、Eコマースアプリ「toko-toko」を開発し、現在はインドネシアで展開しています。今回は、同社代表取締役社長 木村一郎さんに「toko-toko」開発の狙いと、今後の展開を伺いました。 Instagramが主流の現地の”ソーシャルコマース”市場に切り込む –まず、「toko-toko」アプリの特徴について教えてください。 木村:「toko-toko」はいわゆるCtoCのマーケットプレイスアプリで