創業特区の福岡市のベンチャーで、隆盛を極めるのがWebマーケティング系とモバイル系。 中でも、モバイルコンテンツとアプリケーションのサービスをおこなうエニセンスは、成長株として注目されている。代表取締役の熊谷昭彦氏は、スマホ前夜のガラケー時代からモバイルコンテンツプロバイダとして起業したベテラン。盛衰の激しいモバイル業界で何度かのピボットをおこない生き抜き、成長を遂げ世界に進出しようとする。その根底にあるビジョンをうかがった。 ガラケー戦国時代を生き抜いて 株式会社エニセンス 代表取締役 熊谷 昭彦氏 —ガラケー時代からモバイルコンテンツ・プロバイダとして起業されて、モバイルの激変の波をくぐってこられました。今、スマホアプリでは海外にも進出されています。持続と成長を支えてきた経緯についてうかがえればと思います。 個人的には、大手電機メーカーで携帯のiモードの開発をしていた時代からつながって
福岡市は成長著しいアジアの主要都市に近いということもあって、十数年前から海外に向けた事業展開を行う企業が増えています。主にスマートフォンアプリを開発・運営する株式会社エニセンスもそのひとつ。平成19(2007)年設立、福岡市に本社を置く会社です。創業当初は携帯電話の公式コンテンツプロバイダ事業を展開していましたが、代表取締役の熊谷昭彦氏がかねてから目標にしていた「海外進出」を実現させるため、今年からスマートフォンアプリ事業に専念して事業拡大に乗り出しています。 そんな同社に、平成23(2011)年に入社した村田愛瑠正(むらたあるま)さんは福岡県大牟田市出身の27歳。地元でWEB制作について学んでいた頃、ひょんなことで参加した企業イベントで同社に興味を持ち、入社するに至りました。 今回は、そんな村田さんにお話を伺いました。 ――御社のビジネスについてお聞かせください。 村田 現在、弊社では「
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