最近は、新聞等で「クラウドファンディング」という言葉を耳にする方も多いかもしれません。 クラウドファンディングとは、商品開発やプロジェクト実行等を目的として、「不特定多数の方から資金を調達する方法」です。資金調達の側面だけでなく、自社商品やサービスをアピールできる側面も有しています。 今回は、クラウドファンディングの3つの種類、会計処理、税務処理につき解説します。 1. 仕組み 「クラウドファンディング」では、自社商品やサービス内容をインターネット上に掲載し、該当商品のアピールを行います。商品やプロジェクトの優位性、今後の計画、必要な資金調達額を開示し、これらを閲覧した「不特定多数の方」が、その商品を理解したうえで、「小口の資金を支援する」という流れです。 一般的に、資金調達の見返りとして、投資者に商品やサービスの提供、あるいは分配金を支払います。 2. メリットとデメリット 「金融機関」