セカンドキャリアで結果を残したい。昨年限りで現役引退したDeNA・土屋健二氏(25)の肩書きはアスリートマネジメント会社経営、パーソナルトレーナー、保険代理店業務と多彩だ。「“何でも屋”と言われてもいい。プライドを持っていたらやっていけない。毎日、必死です」。 【写真】2012年11月、DeNA入団会見で高田GMと笑顔で握手する土屋 横浜高で同学年の倉本、1学年下の筒香(共にDeNA)と3年春夏に甲子園出場。土屋氏は絶対的エースだった。08年ドラフト4位で日本ハムに入団。将来を嘱望されたが、現実は厳しかった。ファームでは格が違ったが、1軍で結果を残せない。12年オフにトレードでDeNA移籍。1軍登板なしに終わった昨年秋に戦力外通告を受けた。通算18試合登板で2勝3敗。「結果を残す選手は頭が良い。自分も考えて色々試したけど力が足りなかった。でも悔いはない。やりきりました」と現役引退を決断し