佐藤航陽は2017年1月、衛星データから地球の「デジタルツイン(仮想空間で現実世界を再現)」を自動生成するAI開発のスペースデータを設立。同社は、1. 衛星データ、2. AI技術、3. 3DCGの3つの技術を軸に研究開発する宇宙関連企業だ。 メタバースから都市開発、自動運転、防衛・防災、宇宙開発まで多様な領域への応用が期待される独自技術をもつ。同社は22年8月、シードラウンドで総額14.2億円の資金調達を行なった。 千葉貴史がパートナーを務めるSpiral Capitalは、同ラウンドでリード投資を行なった。 千葉:佐藤さんとはじめて会ったのは、7年前。共同創業者としてCFOを務めていたスタートアップを退職して、現在のSpiral Capitalの創業に参画するタイミングでした。お会いしたのは、メタップス現社長の山崎(祐一郎)さんが新卒時代の1つ上の先輩で、入社を誘われたことがきっかけ。当