タイの首都バンコクで起きた爆弾テロ事件で29日に逮捕された外国人の男は、爆発現場の近くから発信されたトルコの携帯電話の通話記録から特定されたとみられ、警察はトルコ語の通訳などを介して詳しく事情を聞き、背後関係を調べるとともに動機の解明を急いでいます。 男はトルコの偽造パスポートを持っていましたが、国籍などについては分かっておらず、タイ語を話さないことから、警察はトルコ語の通訳などを呼んで詳しく事情を聞くとともに、2つの事件には10人以上が関わっているとみて、この男の仲間とみられる残りの人物の行方を捜査しています。 地元のメディアは捜査当局の話として、爆発現場の近くから発信されたトルコの携帯電話の通話記録を解析し、この男の特定につながったと伝えています。 警察はこれまでの調べで、「この事件は国際テロ組織によるものではなく、個人的な恨みによるものだ」という見方を示していて、背後関係などについて