ソーシャルメディア大手のフェイスブック(Facebook)は、同社の仮想通貨プロジェクト「リブラ(Libra)」のロビー活動のために、米上院銀行委員会委員長の元補佐官を迎え入れた。 フェイスブックは、メイソン・ストリート・コンサルティング(Mason Street Consulting)の創業者であるスーザン・ズック(Suzan Zook)氏を、リブラ構想における政治家対応を目的としたロビイストのチームに採用した。米政治ニュースサイト、ポリティコ(Politico)が2019年8月5日(現地時間)に報じた。ズック氏は、かつて共和党のマイク・クラポ(Mike Crapo)上院議員(アイダホ州)の補佐官を務めた経験を持つ。ズック氏は、共和党の上院議員たちへの働きかけに取り組むと、ポリティコに対して述べている。 わずか数週間前、米上院銀行委員会はリブラについての公聴会を開き、プライバシー、データ