節税をするとき、社宅制度の活用は非常に重要です。衣食住の中でも、住居についてはお金の額が大きく、都市部であると月10万円以上の家賃になるのは普通です。これを個人のお金で出すとなると大きな負担になります。 ただ、経営者であれば会社のお金から賃貸している家の家賃を出してもらうことが可能です。いわゆる役員社宅と呼ばれますが、役員社宅をうまく活用することで家賃負担が1割ほどになることも可能です。 もちろん、普通に賃貸契約しても大きな節税効果を見込めません。適切な方法で役員社宅としてマンションなどに住むことで節税できるようになります。 実家に住んでいたり、持ち家があったりする場合はこの方法を使えません。ただ、賃貸で住んでいる人がほとんどなので、多くの人に適応できる節税法だといえます。そこで、どのようにして役員社宅を設定し、節税すればいいのかについて確認していきます。 賃貸物件を社宅にすると損金にでき