「コミュニティの価値を売買できる」驚きのサービス始まる——独自通貨で無数の“小さな経済圏”が誕生する? ブロックチェーンなどのテクノロジーの発展により、「中央集権型」から「分散化」へと移行する動きがさまざまな分野で出てきている。 例えば、通貨がそうだ。中央銀行が発行する法定通貨とは別に仮想通貨が誕生し、「VALU」や「Timebank」が生み出したサービスによって、人や時間の価値がリアルタイムに可視化され、売買までできるようになった。 コミュニティの価値を可視化し、株式のような売買を可能にする「fever(フィーバー)」も、そうした分散型への移行を促す新たなサービスのひとつだ。2018年1月にティザーサイト(サービス公開前に出すプロモーション用サイト)を発表した時は、ツイッター上で大きな反響を集め、わずか2週間でユーザー登録数が2万人を超えた。 同サービスを運営する株式会社Asobica(