※ここでの大企業とは資本金10億円以上、中規模企業とは資本金1000万円以上1億円未満、小規模企業とは資本金1000万円未満とします このように、大企業より小規模企業の方が自己資本比率が低いことがわかります。必ずしも大企業の数字を目安にする必要はありませんが、少しでも高くなるよう意識することが大切です。 安全といえる目安は50%以上! 長期的な経営を考えると、自己資本比率が「50%以上」あれば安全といえるでしょう。 中小企業庁による実態調査では、令和3年度の全産業の加重平均値は40.13%となっていますが、中小企業は、資金調達などの経済面において不安定な要素が多いため、40%より高めの50%を目安にしておくと安全です。 自己資本比率が50%以上あれば、負債よりも自己資本が多い状態のため、突発的な資金トラブルなどにもすぐに対応することができるでしょう。 業種によっては個別に目安を設定しよう