日程調整ツール「Calendly」の創業者のトペ・アウォトナ(Tope Awotona)は、今から9年前にセールスの仕事を辞めて、同社を立ち上げた。自己資金の20万ドルで初めたビジネスは、今では1000万人のユーザーを抱える規模に成長し、顧客リストには配車サービスのリフトや家系図サービスのAncestry.com、家具メーカーのレイジーボーイ(La-Z-Boy)などの大手がそろっている。 Calendlyの売上は昨年1億ドルを突破し、前年の2倍の成長を記録した。 アトランタで創業したが、もはや物理的な拠点を持たない同社は、2016年から黒字を計上し、昨年は評価額30億ドルで3億5000万ドル(約450億円)の資金をOpenView Venture PartnersとIconiq Capitalから調達した。 フォーブスはアウォトナの保有資産を14億ドルと試算している。現在40歳の彼は、米国