「携帯料金などの家計負担の軽減は大きな課題だ」――。11日の経済財政諮問会議における安倍晋三首相の発言が通信業界に波紋を広げている。この発言を受け通信各社の株価は大幅に下落し、数日間で4兆円近い時価総額が吹っ飛んだ。確かにケータイからスマートフォン(スマホ)に移ったことで、家計に占める通信料金の割合は増えたかもしれない。しかし、日本の通信料金は本当に「高い」のだろうか。実は高くない日本の通信
スマートフォンの通信に必要なSIMカードを、観光などで日本を訪れる外国人に提供する自動販売機を、NTTコミュニケーションズがはじめた。パスポートを読み取り本人を確認する機能があり、買ったその場で使えるようになるしくみは世界初という。 自販機は英語と中国語に対応し、買えるカードは3千~4千円程度。外国人が海外から持ち込んだスマホに挿すと1~2週間、日本の携帯電話回線でインターネットを使える。米国の自販機メーカー大手ズームシステムズと共同開発した。 24日、東京・お台場のアクアシティお台場に1台目を置いた。26日から関西空港にも設置し、他の空港への展開も検討中という。すでにある自販機では、カードを使う前に無料のWi―Fiスポットを探すなどし、ウェブサイトで利用者情報を登録する必要があった。(志村亮)
“ドコモファミリー”の中核だったNEC(NECカシオモバイルコミュニケーションズ)、パナソニック(パナソニック モバイルコミュニケーションズ)が、スマートフォンから撤退する中、同じドコモファミリーの富士通は、今も大手の一角を占めている。富士通はなぜ生き残れたのか――。ここ数年スマホを追ってきた身としては、以前からきちんと話を聞いてみたいと思っていたテーマだった。 富士通は、フィーチャーフォン(ガラケー)時代も、飛びぬけたブランド力を持っていたわけではない。NECやパナソニックに比べると地味な印象を持っていた人も多いはずだ。 しかし、2年前の2011年の秋冬に登場した「ARROWS X」では、デュアルコアCPU、防水、おサイフケータイなど、国内ユーザーが求める機能を網羅した“全部入り”をいち早く実現。その後も、スペックは他社より常に一歩上を行くスマホを出し続け、“ハイスペックなら富士通”とい
今年1月に発表した固定ブロードバンド(高速大容量)通信サービスとスマホのセット割引を目玉とする「3M戦略」は、実は私が社長になる前から検討を重ねていたものです。しかし、私が経営のバトンを引き継いだ2年前、KDDIはスマートフォンシフトに出遅れ、携帯電話市場におけるモメンタム(勢い)を失っていました。 当時の状況のままこの3M戦略をスタートさせたとしても、うまく行かないことは目に見えていました。まずは「どうすればauブランドが好調だった2007年前後の会社のイメージに近づけるのか」という課題設定から着手したのです。 iPhone獲得は絶対だった 優先課題は何だったのでしょうか。 固定ブロードバンドへの加入をテコに、同一世帯内のauスマホ比率を高める「家族内連鎖」を起こすには、他社からauに乗り換えようと思ってもらえるような魅力的な端末を品揃えすることが何よりも重要でした。 ソフトバンクモバイ
こんにちは、デコミィチームディレクターの小出です。 「デコミィ」は、NHN Japanで運営している媒体の中では珍しく「10代女性」をターゲットにしているリアルタイムサービスです。そのサービスにマーケティング関連業務担当として関わる私は、ペルソナ形成や、媒体運営ノウハウの構築を目的とした10代女性へのインタビュー活動を行なっています。 今年は既に50人以上もの女子高生にインタビューを行い、彼女たちの思考・行動特性に迫まってきました。今回は、その中で見えてきた「アクセス解析やランキングではわからない女子高生のスマホ事情」をお伝えします。 フィーチャーフォンからiPhoneへの買換え需要と、その意外な理由。 これまでお会いしてきた女子高生の中の49名に対しては、所有している携帯電話の種類について伺っています。彼女たちの所有する携帯電話の内訳は以下のようなものでした。 フィーチャーフォン: 35
世界各地に調査パネルを有するアメリカの調査機関comSCOREは2012年2月23日、モバイル端末、特にスマートフォン関連の調査結果を発表した。今リリースには同社が持つ調査パネルを対象とした、主要国のモバイル端末事情に関する興味深いデータが数多く盛り込まれている。今回はその中から、調査各国における「携帯電話をはじめとした各モバイル端末を、インターネット端末として利用する人の割合」について見て行くことにする(【発表リリース】)。 今データはcomScoreの調査パネルMobiLens(13歳以上の携帯電話所有者を対象に定期的な調査・データ取得を実施している)の結果を元にしたもので、アメリカ・イギリス・フランス・ドイツ・スペイン・イタリア・カナダ・日本を対象国としている。調査対象数はアメリカが1万人、イギリスとドイツが5000人、フランス・スペイン・イタリアが4000人、カナダが5000人など
男子高校生に熱中しているサービスを聞き出そうとして、「ケータイで、今一番ハマってることってどんなこと?」と質問したときに、驚くべき回答。「勝手にテレビのチャンネル変えて、周りを驚かす」 なんとこれは、携帯電話に専用のアプリをダウンロードし設定すれば、テレビのリモコンとしても使える(※機種によって使えない場合あり)ことを駆使したイタズラなのだ。学校帰りに立ち寄るラーメン屋や定食屋で、店主がつけっぱなしにしているテレビのチャンネルを、ケータイを使って勝手に変えてしまい周囲を驚かせるといったところ。 ちなみに、「やりすぎてテレビの赤外線のところをガムテープで塞がれた店がある」との発言も。ケータイの使いこなし過ぎは、ほどほどに。(博報堂DYMPメディア環境研究所 森永真弓)
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