昨季、V2男子で初優勝を遂げたヴォレアス北海道。積極的な仕掛けが功を奏し、ホームゲームには多くのファンが駆けつける 暦は6月。早いもので1年も半分が過ぎようとしている。 バレーボール界に目を向ければ、パリ五輪へ向け男女日本代表が始動。ネーションズリーグが始まり、国内でもVリーグの各チームが新体制でスタートを迎えた。引退選手やチームを離れる監督、1人1人に思いを馳せればきりがない。だが昨季の国内シーズンを振り返るうえで、大きなトピックが1つ。昨年12月に発表されたV1男子、FC東京の活動休止だ。 当初は突然の決定を「受け止められずにいる」と動揺を露わにした選手たちも、「今一生懸命取り組むことがこれからにつながる」と、その後の天皇杯、リーグを戦い抜き、4月にはネイチャーラボへの全体譲渡が正式発表された。 結果的に「東京」からチームは消滅することなく、5月28日には感謝の集いを開催し、活動最終日