2月生まれで体の小さい君を、私は周りと比べたり、不安に思ったりしました。そして、「同級生はできるのに、なぜできないんだ」と言ったことも。4月生まれの私は、そのことばがどれだけ息子である君を傷つけたか、まるでわかっていませんでした。同級生より何か月も後に生まれた「早生まれ」の子が抱えているものに気がついた今、反省の気持ちとともに、君に伝えたいことがあります。 (ネットワーク報道部記者 松井晋太郎)
大相撲の横綱日馬富士が平幕の貴ノ岩に暴行した問題で、日本相撲協会は当初、力士や親方などから正確な情報を得ることができず、重大な事案ではないと判断していたことがわかり、八百長問題などをきっかけに整備が進められてきた危機管理の在り方が、改めて問われています。 貴ノ岩の師匠の貴乃花親方は、先月29日に警察に被害届を提出し、警察は傷害の疑いで捜査を始めました。 しかし相撲協会によりますと、巡業の責任者の巡業部長でもある貴乃花親方から危機管理を担当する理事にこの問題の報告はなく、相撲協会が把握したのは暴行からおよそ1週間後の今月2日、警察の連絡によるものだったということです。相撲協会は、翌日には貴乃花親方に電話で事情を聞きましたが、貴乃花親方は被害届を出したあとにもかかわらず「暴行を受けていたことは知らなかった。『階段から落ちてけがをした』と聞いていた」などと説明したということです。 また日馬富士の
運動会などの種目の1つで、集団で足をつなげて走る「むかで競走」について全国の学校で事故が相次ぎ、1年間に480人余りが骨折していたことが産業技術総合研究所の調査で分かりました。専門家は「事故が多発する競技であることが分かった。改善する必要がある」と指摘しています。 グループでは、昨年度、日本スポーツ振興センターに報告された全国の小中学校や高校の事故、およそ102万件のデータを調べたところ、運動会や体育祭の種目として行われる「むかで競走」で事故が相次いでいて、1年間で2205人がけがをしていたことが分かりました。 このうち、21%に当たる482人が足や肩などを骨折する重傷を負っていたほか、頭を強く打ち、体にまひが残るなどのケースもあったということで、事故全体の85%が中学校で起こっていました。 「むかで競走」は集団で縦1列に並び、互いの足をひもや1枚の板でつないで走る競技で、グループでは1人
ことし8月、東京・府中市の神社で、対立する2つの少年グループあわせて29人が、金属バットを準備してけんかをしようとしたなどとして、警視庁は双方のグループのリーダーの少年ら3人を、決闘などの疑いで書類送検しました。 書類送検されたのは、東京・武蔵村山市などに住むいずれも17歳で解体工などの少年3人で、ほかに26人の少年が補導されました。 警視庁の調べによりますと、少年らは、対立する2つのグループのリーダーなどで、ことし8月、府中市にある神社で、金属バットを準備してけんかをしようとしたなどとして、決闘などの疑いが持たれています。 警視庁によりますと、2つのグループは2年前のトラブルの決着をつけるために、けんかをする約束をしましたが、一方のグループのメンバーが金属バットを持っていたことにもう一方のグループが驚いて逃げたため、実際にけんかは行われなかったということです。 警視庁は少年らの立ち直りを
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