水が汚染されると身を守る習性を利用一般的な淡水の二枚貝は通常、上下の貝殻の間を僅かに(2~3mm)開けていますが、水が化学物質や重金属などによって汚染されると、貝殻の隙間をギュッと閉じて身を守る習性があります。 今回のシステムは、この貝の習性を利用したものです。 首都ワルシャワに水を供給するメインポンプには、8匹の淡水生の二枚貝(イシガイ類)がセンサーと共に貼り付けられています。 貝に取り付けられたセンサーはメインポンプの制御システムと直接つながっており、貝が水を有毒だと判断して貝殻を閉じると、都市への給水が自動的に止まるというわけです。 しかし、なぜポーランド当局は、よりによって貝を選んだのでしょうか?
Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 米ミシガン大学の研究チームが開発した「texSketch」は、電子書籍の読書中に重要な箇所をマーカーで選び、それらを線でつなげてグラフィカルに整理できるダイヤグラムシステムだ。 (a)黄色いマーカーを引くと、その文章内で重要な因果関係のある用語に破線のアンダーラインが追加される(b)赤のアンダーラインを引くとダイヤグラム要素として抽出される(c)抽出した用語をつなげていく 本を読みながらその内容をダイヤグラムに落とし込んでいくことは、内容を効率的に理解する助けとなる。視覚的に俯瞰し、関係性や考えを整理できるからだ。 texSketchは、読書中のダイヤグラム作成をサポートする。重要な箇所に
水と油はお互いをはじき合う相容れない関係...。万が一、油の入った鍋に水を入れてしまうと処理が大変。そもそも天ぷらなど油料理を作ったあと、油の処理に困ることはよくあるだろう。 そんなとき、油だけをしっかり吸い取るものがあれば...。 こちらの白くてふわふわした世界唯一のものだという繊維。触ってみると硬い綿菓子のような感触で、ポリプロピレンという樹脂のひとつだそう。 こちらを油が浮いている水につけると...なんと! 水をはじいて、油だけをしっかりと吸っている。 これは、油だけがとれる繊維「マジックファイバー」。一般的な油の吸着材は水と油の両方を吸ってしまうが、マジックファイバーは特殊な構造で作られているため水をはじいて油だけを吸い取る。従来品と比べてみると、吸い取れる油の量にも大きな違いが。 その差は歴然! 従来品はこれ以上吸わないが、マジックファイバーはどんどん油を吸っていく。 ここまで差
夢の「光熱費ほぼゼロ」にまた一歩。無人ヨットで水素を運搬したいテック企業が、2m級のドローンでテスト帆走に成功2020.08.09 14:3011,405 西谷茂リチャード 逗子に無人ヨット来た。 「エネルギーを限りなくタダ」にするために、水素をタダで生産→運搬→提供することを狙う日本発ベンチャー、エバーブルー・テクノロジーズ。ちょっとブッ飛んでいる野間恒毅さんが進めているこのプランの鍵となるのが、洋上のソーラー水素プラントと消費者のいる陸を結ぶ無人ヨットの開発です。 6月に2m級の帆船ドローン「Type-A」の開発とテストが成功し、いよいよ現実味を帯びてきました。 なぜ洋上? なぜ水素?毎年の夏が暑くなっていくようにも感じる近年。刻々と深刻度を増す地球温暖化に歯止めをかけるには、再生可能エネルギーの普及が必要と言われています。そのなかでも有望なのがソーラー(太陽光)発電ですが、日本はソー
(CNN Business) 日本でロボット製作を進めていたベンチャー企業が、その技術を応用して新型コロナウイルス感染のパンデミック(世界的大流行)に対応した「スマートマスク」を開発し、話題を呼んでいる。 ドーナッツ・ロボティクス社の小野泰助CEO(最高経営責任者)によると、スマートマスク「C―FACE」は通常のマスクの上に装着し、スマートフォンのアプリと連携させて使う。 素材はプラスチックとシリコン。内蔵マイクと自分のスマホを近距離無線通信「ブルートゥース」でつなぎ、音声を文字で表示したり増幅したり、翻訳したりすることができる。 翻訳機能は日本語と英語のほか中国、韓国、ベトナム、インドネシア、スペイン、フランスの各言語に対応。スマホとの距離は最大10メートルまであけられる。 同社は2014年、小野氏とチーフ・エンジニアの岡部崇史氏が福岡県北九州市内のガレージで創業。羽田空港の翻訳ロボット
マクセルが独自に開発した液晶ディスプレイ技術「LLIS」(Laser Like Image Source)と日本カーバイド工業の光学部材を組み合わせた再帰反射式の空中ディスプレイ。光が入射した方向へ戻る再帰反射現象を利用し、専用のリフレクターやビームスプリッターで空中に光を集め、結像する仕組みだ。 マクセルのLLISは、LCD(液晶ディスプレイ)が発する光の方向を制御し、再帰反射に適した映像光を生成する。これにより光のロスを抑え、明るく(2000nt)、高コントラスト(コントラスト比1200:1)の空中映像が作れるという。解像度は1920×1200ピクセルまで対応する。 センサーと組み合わせれば、空中に結像したスイッチやアイコンをタブレット端末のように操作するHMI(Human Machine Interface)ができる。画面に直接触れる必要がないため、医療機関や金融機関など不特定多数の
この1週間はGPT-3のユースケースの広さに驚かされる毎日でした. シリコンバレーでは話題騒然ですが日本ではほとんど話題になっていないので,勢いで書くことにしました. GPT-3はOpenAIが開発した言語生成モデルです.名前の由来であるGenerative Pretrained Transformerの通り,自然言語処理で広く使われるTransformerモデルを言語生成タスクで事前学習しています. 先月申請すれば誰でもGPT-3を利用できるOpenAI APIが発表され,様々な業種の開発者によって驚くべきデモンストレーションがいくつも公開されています. 特に話し言葉からJSXやReactのコードを生成するデモは著名なベンチャーキャピタルから注目を集め,誇大広告気味だと警鐘を鳴らす事態に発展しています. This is mind blowing. With GPT-3, I built
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