刑法犯認知件数、19年連続で減少 戦後最少、サイバー犯罪増加―白書 2022年12月13日15時13分 法務省=東京都千代田区 法務省は13日、2022年版の犯罪白書を公表した。警察による21年の刑法犯認知件数は前年比7.5%減の56万8104件となり、ピーク時の02年から19年連続で減少。戦後最少を更新した。一方でサイバー犯罪や児童虐待は増加傾向が続いている。 【図解】サイバー特別捜査隊による捜査のイメージ 刑法犯の認知件数減は、全体の7割近くを占める窃盗の認知件数が減少傾向にあるため。法務省の担当者は「自転車盗や車上・部品狙いが大きく減っている」と説明している。 ただ、刑法犯の検挙人数のうち再犯者が占める割合を示す再犯者率は近年高止まりの状況にあり、21年も48.6%(前年比0.5ポイント減)に上った。 サイバー犯罪は03年から増え、21年は前年比23.6%増の1万2209件。児童虐待
副議長逮捕、欧州議会に激震 W杯絡むカタール疑惑 2022年12月13日13時42分 12日、フランス東部ストラスブールの欧州議会で演説するメツォラ議長(EPA時事) 【ストラスブール、ブダペスト、アテネAFP時事】サッカー・ワールドカップ(W杯)開催国カタールが絡んだ汚職疑惑が欧州連合(EU)の欧州議会を直撃している。エバ・カイリ副議長が9日、ベルギー司法当局に逮捕された。メツォラ議長は12日、贈収賄は「欧州議会、欧州の民主主義、われわれの自由で民主的な社会への攻撃なのだ」と議員らに訴え掛けた。 欧州議会副議長を逮捕 カタール関与の汚職疑惑で―ベルギー当局 フランス東部ストラスブールの欧州議会に登院したメツォラ氏は「捜査は進行中で、推定無罪が前提だから慎重に言葉を選ばないといけない」と強調。しかし「私の怒りと悲しみが伝わっていないなら、今ここにあるのを再確認してもらいたい」と議員らに訴え
偽者の仏大統領と「電話会談」 着弾の日、実はロシア人―ポーランド大統領 2022年11月23日07時58分 ポーランドのドゥダ大統領=17日、プシェボドフ(AFP時事) 【ワルシャワAFP時事】ポーランドのドゥダ大統領がフランスのマクロン大統領と思い込んで意見を交わした相手は、ロシア人だった―。ポーランド大統領府は22日、いたずらを働いた2人のロシア人が流出させた会話の音声について、実際にあったやりとりだと認めた。 ミサイル着弾の責任巡り亀裂 ウクライナ反発、欧米にいら立ち 大統領府はツイッターに、ウクライナ国境に近いポーランド東部プシェボドフでミサイルによる爆発が起きた15日、マクロン氏を名乗る電話があったと投稿。「ドゥダ氏は話しぶりからペテンかもしれないと気付き、電話を切った」と釈明した。 7分半にわたる電話の音声は、ロシアの治安当局とつながりがあるとされるロシア人2人が動画投稿サイト
「ファスト映画」で5億円賠償命令 東宝など13社の著作権を侵害―東京地裁 2022年11月17日18時57分 「ファスト映画」投稿者に5億円の賠償を命じた東京地裁判決後に記者会見する映画会社側代理人の中島博之弁護士(左)ら=17日午後、東京都中央区 映画を10分程度に編集した「ファスト映画」を無断で投稿されたとして、東宝や松竹など映画製作13社が投稿した男女3人に損害賠償を求めた訴訟のうち、2人に対する判決が17日、東京地裁であり、杉浦正樹裁判長は著作権の侵害を認め、請求通り計5億円の賠償を命じた。 「ファスト映画」投稿で提訴 東宝など13社、損害5億円請求―東京地裁 ファスト映画を巡る賠償命令は初めて。弁護団によると、残る1人は海外に出国したとみられ、審理が始まっていない。3人は昨年、宮城県警に逮捕され、著作権法違反罪で執行猶予付きの有罪判決が確定している。 訴状などによると、3人は20
Googleは独自のルールに従って検索結果の表示順位を決めていますが、Googleの広告枠を購入すれば任意のウェブサイトを検索結果の最上部に表示することができます。この広告枠を悪用して人気画像処理ソフト「GIMP」の公式サイトになりすました偽サイトが検索結果の最上部に表示されてしまう事態が発生しました。偽サイトはドメインの見た目までソックリで、インターネットに慣れている人でも見分けることは困難となっています。 Dangerous Google Ad Disguising Itself as www.gimp.org : GIMP https://www.reddit.com/r/GIMP/comments/ygbr4o/dangerous_google_ad_disguising_itself_as/ Dangerous Google Ad Disguising Itself as www
民間車列に「ミサイル攻撃」 50人超死傷―ウクライナ南部 2022年09月30日19時27分 30日、ウクライナ南部ザポロジエ州で、ロシアによるミサイル攻撃を受けた自動車の近くに立つ警察官(ロイター時事) 【ワルシャワ時事】ウクライナ南部ザポロジエ州のスタルク知事は30日、ザポロジエ市郊外で民間の車列にロシア軍のミサイル攻撃があり、少なくとも市民23人が死亡、28人が負傷したと明らかにした。 遺体は大半が市民か、国連調査へ ロシア撤退のウクライナ北東部 スタルク氏は通信アプリ「テレグラム」で「人道支援目的の民間人の車列が攻撃された」と指摘。「犠牲になった人々は、ロシア軍が占領する地域に親族を迎えに行ったり、援助物資を届けたりするために車で列をつくっていた」と語った。 ウクライナのティモシェンコ大統領府副長官はテレグラムで、車列の場所に16発のミサイル攻撃があったと主張。現場映像を投稿し、軍
金品を無心する「ネット物乞い」の実態 インターネットやSNSの発達、支払い方法の多様化などによって人々の生活はますます便利になっている。いまや相手方の住所や本名、振込先を知らなくても希望商品を贈る方法や送金する方法もあり、その手軽さと便利さからSNSや配信サイトなど様々な場所で活用されている。 例えばインターネット上での友人にAmazonを使ってちょっとした誕生日プレゼントを贈ったり、お世話になったお礼にLINEギフトでハーゲンダッツの引換券やスターバックスのドリンクと交換できるチケットをプレゼントしたり、QRコード決済のpaypayを使って「入院のお見舞い」を電子マネーで送金したりすることもできる。 身元を明かすことなくスマホ1台でやり取りができるため、非常に便利で筆者もよく利用している。 だが、他者との交流と送金が容易になったことで、新たな犯罪手法の増加や手口の巧妙化といった問題も発生
Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 イスラエルにあるBen-Gurion University of the Negevの研究者が発表した「GAIROSCOPE: Injecting Data from Air-Gapped Computers to Nearby Gyroscopes」は、インターネットに接続されていない「エアギャップ・ネットワーク」内のコンピュータから機密データを盗む攻撃を説明した研究報告だ。 エアギャップされたコンピュータ上で動作するマルウェア(あらかじめマルウェアを仕込んでおく必要がある)が、超音波の周波数を介して数メートル先のスマートフォン(ターゲットのコンピュータを操作する従業員などのスマートフォ
Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 米シカゴ大学と米パデュー大学の研究チームが発表した「Behind the Tube: Exploitative Monetization of Content on YouTube」は、YouTubeの不正収益化行為を研究した論文だ。世界中のオンラインコミュニティーとYouTubeアカウント売買サイトから複数の情報を集め、どのように不正行為をしているかを分析して6つのカテゴリーにまとめた。 不正情報の収集 研究チームはYouTubeで不正に収益化している情報を得るために、世界10カ国の最も人気のある掲示板などのオンラインコミュニティーからデータを収集した。収益化関連の投稿やスレッドを特定す
イスラム過激主義に共感の報道 ラシュディ氏襲撃の男訴追―米NY検察 2022年08月14日11時43分 英作家サルマン・ラシュディ氏=2017年10月、独フランクフルト(EPA時事) 【ニューヨーク時事】イスラム教を風刺した小説「悪魔の詩」で知られる英作家サルマン・ラシュディ氏が米ニューヨーク州西部で男に襲撃された事件で、地元検察は13日、ヘイディ・マタール容疑者(24)を殺人未遂などの容疑で訴追したと明らかにした。米メディアによると、同容疑者はイスラム過激主義に共感していたとの情報もあるが、過激派などとの明確なつながりは確認されていない。 サルマン・ラシュディ氏刺される 講演前、男拘束―米NY州 ラシュディ氏は12日、イベントに登壇したところをマタール容疑者に襲われ、首など複数箇所を刺された。現在も入院中だが、13日には人工呼吸器が外れ、会話や冗談を言えるようになったという。ただ代理人は
加藤死刑囚の刑執行 秋葉原無差別殺傷―事件から14年・法務省 2022年07月26日12時19分 加藤智大死刑囚 法務省は26日、東京・秋葉原で2008年、無差別に7人を殺害し10人を負傷させた殺人などの罪で死刑が確定した元派遣社員、加藤智大死刑囚(39)の刑を執行したと発表した。事件発生から14年、死刑確定から7年余りでの執行となった。 「憤り変わらず」 死刑執行で被害者友人ら―秋葉原殺傷 記者会見した古川禎久法相は「極めて重大な結果を発生させ、社会に大きな衝撃を与えた。突然の凶行により命を奪われた被害者はもちろん、遺族にとっても無念この上ない事件だ」と述べた。再審請求が出されていたかについては「答えを差し控える」とした。 死刑執行は昨年12月以来で、岸田内閣では2回目。法務省によると、拘置所に収容中の確定死刑囚は106人となった。 確定判決によると、加藤死刑囚は08年6月8日、千代田区
警察庁長官狙撃事件(けいさつちょうちょうかんそげきじけん)は、1995年(平成7年)3月30日、警察庁長官(当時)の國松孝次が何者かに狙撃された事件である。 2010年(平成22年)3月30日に殺人未遂罪の公訴時効(当時は15年)を迎え、未解決事件となった。 概要[編集] 1995年(平成7年)3月30日8時31分頃、國松孝次警察庁長官が出勤のため東京都荒川区南千住の自宅マンションを出たところ、付近で待ち伏せていた男が拳銃[† 1]を4回発砲。國松はそのうち3発[† 2]を腹部などに受け、日本医科大学付属病院高度救命救急センターに搬送された。一命は取り留めたが、全治1年6か月の瀕死の重傷を負った。男は自転車でJR南千住駅方面に逃走するのが通行人に目撃され、現場からは、朝鮮人民軍のバッジや大韓民国の10ウォン硬貨が見つかったという[2]。 狙撃から1時間後にテレビ朝日に電話がかかる。電話の声
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