静安寺観音菩薩像 釈迦の像 静安寺(せいあんじ、簡体字中国語: 静安寺、拼音: Jìng'ānsì)は、中華人民共和国上海市静安区南京西路1686番に位置する仏教寺院。現在の姿から想像することは困難であるが、その歴史は3世紀の三国時代に由来し、江南地域の悠久の歴史に影響を与えた名刹の一つである。空海も遣唐使として訪れている。 歴史[編集] 境内の「赤烏碑」の記録によると、呉の孫権の命により247年(赤烏10年)に西域出身の康僧会によって建てられた、とされる。元の名前を滬瀆重元寺といい、呉淞江の北岸にあった。 唐の時、一度永泰禅院と改名。北宋の太宗の1008年(大中祥符元年)に今の静安寺となった。南宋の1216年(嘉定9年)の時に、住職が洪水に悩まされる為、寺を現在の場所に移した。元の時代、香火が絶えず、境内の8か所の名所は「静安八景(赤烏碑、陳朝檜、講経台、蝦子潭、湧泉、緑雲洞、滬瀆塁、蘆