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haikuに関するhidex7777のブックマーク (418)

  • 第7回詩歌トライアスロン三詩型鼎立連載 rhythm is not takt 斎藤 秀雄 « 詩客 SHIKAKU – 詩歌梁山泊 ~ 三詩型交流企画 公式サイト

    rhythm is not takt    斎藤 秀雄 ※           ※           ※ 眼を渡す       甘き唱歌の       海を 裏声の         砕きし 鉄に焦がれて     血の凱風の       海の妣 丘去る楡に      水芭蕉         笑みて口なし ※           ※           ※ 日には        漉返し         向日葵 橋守                     なつかし 白鳥が死ぬ      塵を掬へば       日のなきがらへ 名の王国       稚児の抜殻       口ひらき ※           ※ 鳩放つ        婚姻の 方舟や        白客船の 兄抱くは       猛火に 秘色の鴉       折る歯 ※           ※ 古き罠待つ      空中都市の 手

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    hidex7777 2022/07/02
    「詩歌トライアスロン」連載、7月は俳句です。10句連作「rhythm is not takt」を掲載しております。およみいただければうれしいです。
  • 星の俳句コンテスト 募集要項

    ●募集期間:2023年4月1日(土)〜5月31日(水) ●募集部門:①小学生以下の部 ②中高生の部 ③一般の部 ④海外の部  計4部門 ●賞: 審査員(夏石番矢)グランプリ賞・・・1点 大阪府知事賞・・・・1点  交野市長賞・・・・・1点  枚方市長賞・・・1点 交野市教育長賞・・・1点  枚方市教育長賞・・・1点  星田妙見宮賞・・1点 交野ヶ原物語賞・・・1点     各部門別大賞・・・・4点 計12点 ※各賞に賞状と賞品を贈呈 ●俳題(テーマ):「星」「星にまつわるもの」 ※ 五七五の定型、自由律でもどちらでも可。季語の有無問わず。 ●審査員:夏石番矢先生(明治大学教授。高柳重信に師事。2000年に世界俳句協会を共同で設立) ●表彰式:2023年7月6日(木)18:00~ 星田妙見宮「七夕祭」にて ●主催:天の川・交野ヶ原プロジェクト実行委員会 ●後援:交野市・交野市教育委員会・交野

    星の俳句コンテスト 募集要項
  • 星老いる日の大蛤を生みぬ 三枝桂子【季語=蛤(春)】 | セクト・ポクリット

    ハイクノミカタ 星老いる日の大蛤を生みぬ 三枝桂子【季語=蛤(春)】 2022/4/26 ハイクノミカタ, マンスリーゲスト 「LOTUS」, 「らん」, 「未定」, ぬ, の, を, 三枝桂子, 九堂夜想, 大蛤, 日, 星, 消極的受容力, 清水径子, 生む, 老いる, 鳴戸奈菜 星老いる日の大蛤を生みぬ) 三枝桂子 ) 「ネガティヴ・ケイパビリティNegative capability」とは、英国ロマン派の夭折詩人ジョン・キーツが弟宛に送った手紙の一節にある言葉で、一般に「消極的受容力」などと訳されるが、その意は「不確実なものや未解決のものを受容する能力」または「答えの出ない事態に耐える力」ということである。 特に文学において、人に偉業を成し遂げしむるもの、かのシェイクスピアが桁外れに有していたもの―それが消極的受容力(ネガティヴ・ケイパビリティ)。短気に事実や理由を求めることなく

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  • 水鳥の和音に還る手毬唄 吉村毬子 | セクト・ポクリット

    ハイクノミカタ 水鳥の和音に還る手毬唄 吉村毬子 2022/4/19 ハイクノミカタ, マンスリーゲスト 「LOTUS」, 「未定」, に, の, 九堂夜想, 吉村毬子, 和音, 手毬唄, 水鳥, 還る 水鳥の和音に還る手毬唄) 吉村毬子 (『手毬唄』)) 吉村毬子さん、貴女が泉下の俳句國へ赴いてから早五年が過ぎました。その間、貴女が遺した唯一の句集『手毬唄』を時折り繙いては、同じ「LOTUS」同人として、そして束の間ながら生活のパートナーとして共に歩んだ日々を懐かしく思い返したりしたものです。先日も夜遅くに詩歌書のならぶ書棚を整理しながら、何気なく手にした貴著につい読みふけり夜明けを迎えたなどということがありました。貴女の生前に『手毬唄』の感想をじかに述べなかったことに他意はなく、しかし、一時のすれ違いが結果的に永遠の別れになってしまったのはやはり遺憾で、今でも何かしら言いそびれたままに

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  • 未生以前の石笛までも刎ねる 小野初江 | セクト・ポクリット

    ハイクノミカタ 未生以前の石笛までも刎ねる 小野初江 2022/4/12 ハイクノミカタ, マンスリーゲスト 「LOTUS」, 「山河」, 「未定」, 「海程」, の, まで, も, 九堂夜想, 以前, 刎ねる, 小野初江, 春の季語, 未生, 無季俳句, 石笛 未生以前の石笛までも刎ねる) 小野初江 ) 掲句との出会いはおよそ二十年前―小野初江と私が参画する俳句会「LOTUS」の創設期にさかのぼる。当時、都内某所にて人知れず「豈」と「未定」のメンバー数名が集い、約一年ほど試験的な定例句会が行われた時期があった。「豈」「未定」はともに髙柳重信の影響下に端を発した俳誌だが、創刊当初の前衛精神が年を経るごとに薄れてゆき、長年の〝温室状態〟に不満を抱く者が少なくなかった。先の定例句会は、そうした両誌へ見切りをつけた心ある俳句作家たちがあらたな研鑽と自立的創作の場を起ち上げんと地下活動よろしくスタ

    未生以前の石笛までも刎ねる 小野初江 | セクト・ポクリット
  • 回廊をのむ回廊のアヴェ・マリア 豊口陽子 | セクト・ポクリット

    ハイクノミカタ 回廊をのむ回廊のアヴェ・マリア 豊口陽子 2022/4/5 ハイクノミカタ, マンスリーゲスト 「LOTUS」, のむ, を, アヴェ・マリア, 九堂夜想, 回廊, 安井浩司, 春の季語, 無季, 豊口陽子 回廊をのむ回廊のアヴェ・マリア) 豊口陽子 (『藪姫』)) その特異な作風と気高い文学思想に私淑する者が少なくなかったにもかかわらず、安井浩司は終生自身の俳誌を持つことはなかった。その安井に生前(唯一の)弟子として認められたのが豊口陽子である。安井にしてからがそうだが、豊口もおよそ物わかりの良い俳句を書くタイプではない。それは古来より続く人間と言葉の相克―すなわち、詩の修羅を身に染みて知っているからである。 人間は何を求めて詩へ向かうのか。娯楽か慰藉か、または救済か。ともあれ、そうしたヒューマンな志向性が口当たりのよい美辞と機知をまといつつキャッチーに五七五定型へ流し込

    回廊をのむ回廊のアヴェ・マリア 豊口陽子 | セクト・ポクリット
  • DO DA DOO    斎藤 秀雄 « 詩客 SHIKAKU – 詩歌梁山泊 ~ 三詩型交流企画 公式サイト

    DO DA DOO    斎藤 秀雄 ※ 桃の花 焼き尽くされて 凪を待つ舟 ※ 言ひさして ふぐりに 隠す 黒き印泥 ※ 酢の壜倒れ 白き指生え かの 暗緑湖 ※ 銀の港の 船の灯の 未練がましき 着衣の卵 ※ 薬籠や 夜毎に 纏ふ 贋古代裂 ※ 尼の 書窓の 黒ずむままに剃る 腋よ ※ 煙たき 花よ 網棚の 極楽鳥よ ※ 二度童子 埃を 泳ぎ 坐礁の頭 ※ 貝の 目の 都の 咎の 時の 受胎 ※ 蝶が透く 起源の壁に 幼き楕円 タグ: 斎藤秀雄

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    hidex7777 2022/04/02
    俳句10句「DO DA DOO」を、「詩客」に掲載しました。お読みいただけると嬉しいです!
  • 「一行という多行」補遺(『LOTUS』49号) - orangeProse別館

    『LOTUS』49号(2022年2月)が届きました。特集は「多行形式の論理と実践〔評論篇2〕」。これは 『LOTUS』47号(2020年12月)「多行形式の論理と実践〔作品篇〕」 『LOTUS』48号(2021年8月)「多行形式の論理と実践〔評論篇1〕」 に続くもので、多行三部作をなすものです。 私は未補さんとの対談形式で「一行という多行」なる記事を寄せています(未補さんは47号に作品を寄せています)。 ところで、この「一行という多行」という対談の冒頭は、こうなっています。 未補 高柳重信は、《多行表記は、俳句形式の質が多行発想にあることを、身にしみて自覚しようとする決意の現われである》(「批評と助言」『俳句評論』昭和四四年七月)と述べています。私には、重信が言おうとしていることの意味が正直よく分からなかったのですが……。斎藤さんは《俳句形式の質が多行発想にある》という意味をどう考えま

    「一行という多行」補遺(『LOTUS』49号) - orangeProse別館
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    hidex7777 2022/03/23
    『LOTUS』49号に寄せた対談「一行という多行」の補足情報を書きました。本誌と合わせてぜひ。
  • https://twitter.com/i/events/1468640647791980547

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    hidex7777 2022/03/14
    俳句と川柳、2021年12月~2022年2月分です。よろしくおねがいします。 / “あっちこっちに書き散らした俳句・川柳2022だいたい冬”
  • 俳句時評145回 惑星的な俳句について(4)  斎藤 秀雄  - 「詩客」俳句時評

    一年間、ひとつのテーマ、ここでは〈惑星的〉というテーマに絞って書くことを、みずからに課したのだが、予想以上に骨が折れる試みであった。予想以上に、アクセス可能な世界は、私が〈惑星的(planetary)〉という言葉を用いて批判しようと考えている諸文脈に覆われていたからだ。すなわち、ドメスティックな文脈、およびその覇権主義的な延長・拡張に過ぎないインターナショナルな(international)文脈、グローバルな(global)文脈である。それらの文脈をシャットアウトしてみると、あたかも俳句などこの世のどこでも書かれてなどいないのではないかと感じられる一年間であった(そして、それはじっさいにそうなのかもしれない)。 論じるべきトピックは無数に残されている。この最終回では、今後私が長く取り組んでゆきたいと考えているトピックに触れておこう。それをひとことでいえば「メタ価値論」とでもなるのだが、あい

    俳句時評145回 惑星的な俳句について(4)  斎藤 秀雄  - 「詩客」俳句時評
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    hidex7777 2022/02/06
    「詩客」の俳句時評・第4回を書きました。 最終回です。 お読みいただければ嬉しいです!
  • 俳句短歌誌『We』 第 13 号 目 次 - 続・知青の丘

    自己紹介 俳句短歌誌We共同編集発行人。句集『アダムとイブの羽音』『櫨の実の混沌より始む』『たかざれき』。熊県現代俳句協会会長。(一社)現代俳句協会評議員・添削教室講師。日現代詩歌文学館振興会評議員。

    俳句短歌誌『We』 第 13 号 目 次 - 続・知青の丘
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    hidex7777 2022/01/26
    『We』13号の目次です。俳句も短歌も特別作品でたくさんページを頂いています。森さかえさんの句集評も書いています。よろしくお願いします!
  • 第7回詩歌トライアスロン三詩形鼎立受賞(連載1回) 電気まじなひ   斎藤秀雄 « 詩客 SHIKAKU – 詩歌梁山泊 ~ 三詩型交流企画 公式サイト

    ■第7回詩歌トライアスロン三詩形鼎立受賞(連載1回) 電気まじなひ   斎藤秀雄 彗星の血かなむらさき胎児かな うつろ客天のくぼみに手を頒つ 椅子の尾の戦げり浜の死魚に腕 御師咲いて電気まじなひ口のなか 旅人よやぶれ木馬の舌なれや 櫨叫び兄のらせんの骨あらは 球場地下鳥人を巻く時計の根 老少年水の火花を嗅ぎながら 排卵を爪埋没の水銀鳥 永劫や沈む回転階段や タグ: 斎藤秀雄

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    hidex7777 2022/01/09
    新作俳句10句「電気まじなひ」を詩客に掲載しております。お読みいただければ嬉しいです。
  • 読む書物   斎藤秀雄 « 詩客 SHIKAKU – 詩歌梁山泊 ~ 三詩型交流企画 公式サイト

    第8回詩歌トライアスロン・三詩型融合 次点作 読む書物   斎藤秀雄 紙の束ねられたものを  紙に手を    春まけて あなたは読むだろう。  のせて言葉を  紙に 読む手と        つぶやけば   手を置く 読む目のとよみが    洞深くまで   夕べかな いくつかのフローを   暗きたぶの木  町をでて 流れが流れてゆく    橋の灯を    町へ 同期しないで      あびて木屑は  入りたる スピードで       川下へ     春の川 半透明の断片たちは   流れつつ手を  風下の 透明で         反らせるあなた 森 ひろびろと       図書館の    ひろびろと 共有図書館のフロアが  窓にあまたの  巣箱かな しらしらと       花びらが    夕桜 書物たちが       張りついて死の 橋近ければ がちゃがちゃと     くちびるの色  しらしら

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    hidex7777 2021/12/27
    第7回詩歌トライアスロン(詩歌融合部門)で次点になった作品です。お読みいただけると、嬉しいです(画像の下の、横書きになっている部分は、等幅フォントでお願いします)。
  • https://twitter.com/i/events/1436020820732616743

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    hidex7777 2021/12/04
    今年の9~11月ぐらいに発表された俳句をまとめました。よろしくお願いします。 / “あっちこっちに書き散らした俳句・川柳2021だいたい秋”
  • 俳句時評143回 多行俳句時評(2) 木村リュウジ ワレカラを懐にして      丑丸 敬史  - 「詩客」俳句時評

    (1) 言語野の 端(はな)ばかり見て 秋の暮                           木村 リュウジ はらからの そのははからの 波羅蜜多 枯尾花 或る辭失くして 揺れ止まぬ 木村リュウジ。名、木村龍司。1994.8.8〜2021.10.21。突如、木村はこの世を辞した。彼を知る人はまだその事実をしっかりと受け止められずにいる。 掲出三句は、木村がLOTUS 2018年10月句会に寄せた彼の多行形式俳句デビュー作である。以前、「俳句時評 第130回 多行形式俳句(4)月光魚は帷の淵に」に書かせていただいたように、彼はLOTUS同人の酒卷英一郎の三行形式俳句に魅せられて、LOTUS句会に参加して、自らも三行形式俳句を書き始めた。その記念すべき作である。<言語野の>は、この句会における最高点句であった。華々しいデビューである。筆者は句会が開かれる東京から遠方であるため、欠席投句

    俳句時評143回 多行俳句時評(2) 木村リュウジ ワレカラを懐にして      丑丸 敬史  - 「詩客」俳句時評
  • 第7回詩歌トライアスロン・詩歌トライアスロン(三詩型鼎立)受賞作/自由詩「下=上」他   斎藤秀雄 « 詩客 SHIKAKU – 詩歌梁山泊 ~ 三詩型交流企画 公式サイト

    【第7回詩歌トライアスロン・詩歌トライアスロン(三詩型鼎立)受賞作】 自由詩「下=上」他   斎藤秀雄 短歌 手の影が石を収める閉域のなにもみなぎるものなき力 あやとりの手はくりかえし祈れども赤い切り取り線にまみれる 曲線をたどる指先ひとところくらがりなれば濡れてあらわる 逆光の手は輪郭の囚われの罅に壊れぬひらたいさなぎ 死が垂らす糸がときおり耳にふれ耳の流れるせせらぎおもう ハトロンの紙の四隅は憂をわずかに帯びて身を丸めゆく 甘やかに匂うパン屋の貯蔵庫の秤に目玉載せたきものを いちまいの顔に深さのないことを顔をはなれる表情に知る 降る雪に口をひらけばうちがわを巨大なものに曝してしまう 耳元に息をめぐらせ合うことのささやきという川のような名 俳句 鋼なす月の廊下を紙の舟 スピノザが焼け跡に吸ふ扉かな 雁や火のまじなひに手の遊び物 深窓の蠟を育てて霧の果 倦むのみの檸檬抛れば刻の森 朽ちざ

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    hidex7777 2021/11/28
    詩歌トライアスロン受賞作です。自分が読者として読みたいものを書きました。お読みいただければ嬉しいです。
  • 第3回G氏賞について(応募方法等) : 悪霊研究

    2021年09月29日21:09 第3回G氏賞について(応募方法等) カテゴリG氏賞 evilspiritlab Comment(0) 「G氏賞」カテゴリの最新記事 タグ :#G氏賞

    第3回G氏賞について(応募方法等) : 悪霊研究
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    hidex7777 2021/11/27
    締め切りは11月30日。
  • 鸚鵡石 - Wikipedia

    おうむ岩 鸚鵡石(おうむいし)は、その石にむかって声や音を発すると、オウムのようにその声や音のまねをするとされる石である。その原理は、山彦に似る。 日の各地に鸚鵡石やその類と伝えられる石があるが、有名なのは三重県志摩市磯部町恵利原にある鸚鵡岩(おうむいわ)[1]で、霊元天皇の叡覧に供したという。 全国各地の鸚鵡石[編集] 福島県須賀川市大栗にある鸚鵡石 愛知県田原市伊川津町にある鸚鵡石[2] 三重県度会郡度会町南中村にある鸚鵡石[3] 三重県志摩市磯部町恵利原にある鸚鵡岩 三重県志摩市の鸚鵡岩[編集] おうむ岩展望台 鸚鵡岩(おうむいわ)は三重県志摩市にある奇岩である。「鸚鵡」の漢字が難しいので一般に「おうむ岩」と表記される。伊勢志摩国立公園に属する。 明治には小松宮彰仁親王、大正には久邇宮邦彦王、昭和には東久邇宮稔彦王が訪れている[4]。 概要[編集] 幅127m、高さ31m[5]の一

    鸚鵡石 - Wikipedia
  • 俳句時評139回 惑星的な俳句について(2) 斎藤 秀雄 - 「詩客」俳句時評

    前回の記事(「惑星的な俳句について」)で私は「日俳句」を「俳句」のサブ・システムとして位置づけた。機能的に分化した近代の諸社会システムは、セカンド・オーダーの観察(観察を観察すること)のレヴェルにおいて成立しているから、セカンド・オーダーの観察を失った「日俳句」は死んだ。より穏当な表現でいえば脱分化(Entdifferenzierung)してしまった――同じことだが。このように整理してみると、脱分化したサブ・システムが、その結果、上位のシステムに吸収されなかったことは不思議なことである。リビングとダイニングのあいだの壁・間仕切りを取り除くタイプの脱分化ではなく、柱も床もゆっくりと朽ちて、沈んで消滅していったようにみえる。むろん、「不思議な」というのは皮肉で言っているのだが。 今回の記事では、19世紀末から20世紀初頭にかけて俳句に生じたできごとを、レジュメを切るように、箇条書き的に

    俳句時評139回 惑星的な俳句について(2) 斎藤 秀雄 - 「詩客」俳句時評
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    hidex7777 2021/11/03
    「詩客」の俳句時評の第3回が、週末に公開になります。 第2回もよろしくお願いします。
  • https://twitter.com/i/events/1403342119209635842

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    hidex7777 2021/09/08
    今年の6~8月ぐらいに発表された俳句作品です。よろしくお願いします。 / “あっちこっちに書き散らした俳句・川柳2021だいたい夏”