コロンビア議会前で、闘牛反対を訴える人々(2024年5月7日撮影)。(c)Raul ARBOLEDA / AFP 【5月29日】コロンビア議会下院は28日、闘牛禁止法案をめぐり採決を行い、賛成93、反対2で可決した。グスタボ・ペトロ(Gustavo Petro)大統領が承認すれば、2027年以降、闘牛は違法となる。 コロンビアでは2018年、憲法裁判所が闘牛は文化的な伝統の一部だと認める判断を下した。しかしその後、首都ボゴタは牛を死傷させることを禁止。第2の都市メデジン(Medellin)も規制を導入した。 ペトロ大統領はかつて、闘牛に対する規制導入を支持していた。中南米諸国ではブラジル、チリ、アルゼンチン、ウルグアイ、グアテマラが相次いで闘牛禁止に踏み切っており、コロンビアでも禁止が正式承認されれば追随することになる。 現在、闘牛が認められているのはコロンビアのほかスペイン、フランス、メ