Arbor Networksは11月21日(米国時間)、「Mirai: Not Just For IoT Anymore」において、IoTデバイスではなくLinuxサーバを標的としたMiraiの亜種と見られるマルウェアが拡散していることが発見されたと伝えた。 LinuxサーバはIoTデバイスよりもコンピュータリソースが強力でより太いネットワーク帯域が利用できる状況にあることが多く、IoTデバイスを対象としていたMiraiよりも少ない台数への感染で大規模なDDoS攻撃を実施できる可能性がある。 MiraiはLinuxを搭載したIoTデバイスを主な標的としたマルウェアで、大規模なボットネットを構築していた。このボットネットを用いたDDoS攻撃は世界中のインターネットに影響を与え、一部の地域のインターネットが一時的に利用できないといった状況を引き起こしたこともある。 少ない数のIPから感染のため
Alfred Ng (CNET News) 翻訳校正: 矢倉美登里 吉武稔夫 (ガリレオ) 2018-05-24 12:21 54カ国で50万台を超えるルータやネットワーク機器が高度なマルウェアに感染しているとして、CiscoのTalos Intelligence Groupの研究者らが警告を発している。 このセキュリティ研究者らが「VPNFilter」と呼んでいるマルウェアは、ルータ用キルスイッチを持ち、ログイン情報やパスワードを盗んだり、産業用制御システムを監視したりできる。 Talos Intelligence Groupの研究者William Largent氏は、米国時間5月23日のブログで、攻撃を受ければすべての機器のインターネットアクセスが遮断される可能性もあると述べている。 ルータへの攻撃が手痛いものとなるのは、インターネットアクセスを遮断できるだけでなく、ハッカーがこのマル
感染したデバイスに対して「kill」コマンドが実行されれば、大量のルータが同時に使用不能に陥る恐れもある。 米Ciscoのセキュリティ部門Talosは5月23日、国家の関与が疑われる高度なモジュール式マルウェア「VPNFilter」が、世界54カ国で50万台以上のルータなどに感染を広げていると報告した。一斉攻撃を仕掛けられれば大量のルータが同時に使用不能に陥る恐れもあるとして、警戒を呼び掛けている。 Ciscoによると、VPNFilterの感染が確認されているのはLinksys、MikroTik、NETGEAR、TP-LinkのSOHO向けネットワーキングデバイスと、QNAPのNASデバイス。同マルウェアにWebサイトの認証情報を盗んだり、産業制御装置(SCADA)用通信プロトコルのModbusを監視したりするコンポーネントが含まれている点は、特に憂慮されるとしている。 さらに、感染したデ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く