SSDやUSBメモリーなどが採用するフラッシュメモリーは、書き込みを繰り返すとそのうち寿命に達してしまう。一般的な使い方であればそれほど問題はないが、なるべく書き込み回数を減らすような使い方をしたほうがよい(図1)。 図1 SSDやUSBメモリーに搭載されるフラッシュメモリーは、データの書き込みを繰り返すと、そのうち寿命に達してしまう。無駄なデータの書き込みは避けるのが得策だ フラッシュメモリーは、浮遊ゲートに電子を閉じ込めてデータを記録する仕組み。電子に高電圧をかけ、トンネル酸化膜を通過させて浮遊ゲートに移動する。正常であれば、浮遊ゲート内に電子を保てるが、フラッシュメモリーが寿命に達するとトンネル酸化膜が劣化し、ため込んでいた電子を逃がしてしまう。そうなると、記録したデータも消失する(図2)。
MicrosoftがWindows 11を搭載したPCの内蔵ストレージとして、HDDではなくSSDを採用するようメーカーに求めていることが報じられています。Microsoftが示した切り替えの期限は2023年で、要求通りにいけば、2年後にはすべてのWindows PCがSSD搭載モデルになります。 Microsoft Trying to Kill HDD Boot Drives By 2023: Report | Tom's Hardware https://www.tomshardware.com/news/microsofts-reportedly-trying-to-kill-hdd-boot-drives-for-windows-11-pcs-by-2023 Report says Microsoft will require SSDs for new PCs soon, but
M.2 SSDをそのまま装着して外部ストレージ化するドッキングステーション。SSDインターフェイスはNVMe/SATA両対応で、外部インターフェイスはUSB3.2 Gen.2 Type-C。 SSDはツールフリーで装着でき、ヒートシンクを搭載したままでも使用可能。また10Gbpsの広い帯域幅をサポートしており、NVMe M.2 SSD使用時は1,000MB/secを超える高速転送を実現できる。 コントローラはRealtek「RTL9210B-CG」、外形寸法は幅107.9mm、奥行き42mm、高さ17.48mm、重量67.7g。なお製品にはUSB Type-C to Type-Cケーブルが付属する。 文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹 SilverStone Technology: http://www.silverstonetek.com/
はじめに これまで、NANDフラッシュメモリを使ったSSDを選ぶ際に良く参照される「寿命」と「性能」について、以下のような内容をご紹介しました。 SSDの選び方(1/5):TBWは値だけ見ても意味がない! SSDの選び方(2/5):じゃあTBWって何なんだ? SSDの選び方(3/5):SSDの寿命を縮める使い方 SSDの選び方(4/5):SSDの性能表記はワナだらけ このままでは「じゃあどうやってSSDを選んだらよいのか」ということが不明なまま終わってしまいますので、この記事では、一連の記事のまとめとして、「SSDの選び方」をまとめます。 サマリ SSDの使いかた(SSDの使われかた)を確認することがSSD選びの第一歩 SSDの使いかたによってSSDの何を重視すべきかが変わります SSD選定用チェック表 これまでの記事でご説明した通り、NANDフラッシュメモリを使ったSSDの寿命や性能はS
データファイルの保存先として使うストレージは容量の増加、読み書き速度の向上、小型化、新しいインターフェースの登場など、絶えず進化している。そこでいま一度、自分が保管したいデータやその扱い方に合ったストレージはどれかを考えてみよう。今回はノートPC向け内蔵ストレージにおいて中心的な役割を果たしているSSDとHDDについて見ていく。 SSDは記憶媒体としてフラッシュメモリーを利用し、ファイルを高速に読み書きできる小型のストレージ機器だ。HDDのように高速回転する円盤を搭載しないため振動に強く、かつ高速なので、ストレージとしてSSDを搭載するノートPCが増えている。 そこでまず、新しくノートPCを購入する場合に、ストレージとしてSSDとHDDどちらを搭載するモデルを選ぶべきかという点を考えてみよう。最近はSSDとHDDを両方搭載するノートPCも登場しているので、こうした製品についても後で触れたい
By Hong Chang Bum SamsungやCrucial製のSSD(ソリッド・ステート・ドライブ)で、暗号化して保存されているデータが第三者によって解読されてしまうという脆弱性が明らかにされました。この問題はSSDのデバッグ機能を利用したもので、ひとたびクラッキングが行われるとユーザーが設定していたパスワードがなくとも中身のデータを開くことが可能になるとのことです。 Solid state of fear: Euro boffins bust open SSD, Bitlocker encryption (it's really, really dumb) • The Register https://www.theregister.co.uk/2018/11/05/busted_ssd_encryption/ この問題を発表したのは、オランダのラドバウド大学の研究者であるCar
タイトルの繰り返しになりますが、大きなファイルの書き込み速度のお話です。 TLC SSD4種のCrystalDiskMarkとHD Tune Proでの書き込み速度のベンチマーク結果をご覧くださいませ。HD Tune Proの結果はグラフとAverageに注目です。 <PLEXTOR PX-512M7VC (TLC)> CrystalDiskMark (Source:http://www.gdm.or.jp/review/2016/0519/162411/5) HD Tune Pro (Source:http://www.gdm.or.jp/review/2016/0519/162411/6) <OCZ Trion 150 TRN150-25SAT3-240G (TLC)> CrystalDiskMark (Source:http://www.gdm.or.jp/review/2016/0
ここ3年間ほどHDDの1GB当たりの容量単価は停滞したままだ。一方、SSDは容量単価の下落が第四四半期連続で1割ずつと劇的に減っている。HDDの1GB当たりの価格は2012年は6セント、2015年が9セントと1年に1セントずつ下落した。しかし、専門家によるとHDDの市場価格は2017年まで横ばいになるという。当面、1TBのハードディスクドライブの小売価格は約60ドルのままということになる(COMPUTERWORLD、Slashdot)。 対してSSDの1GB当たりの容量単価は2012年が99セント、2015年には39セントにまで下がっている。さらに、2016年には1GB当たり24セントまで下落すると見られている。現在の1TB SSDの平均小売価格は390ドルだが、2017年には1GB当たりの容量単価は17セントになり、このころには1TBのSSDの平均小売価格は170ドルになると予想されてい
SSDは、データ読み書きスピードや静粛性、耐衝撃性、省電力性、省スペース性など、多くの面でHDDを上回っている。ただ唯一の欠点は高価なことだ。以前より安くなったとはいえ、1TバイトSSDの市場価格はいまだに同容量のHDDの7倍以上することも珍しくない。しかし、この欠点もいずれ解消されるだろう――そんなレポートが発表された。 台湾の市場調査会社TrendForceがこのほど発表したレポートによると、SSDの1Gバイト当たりの価格は2012年に99セントだったのが15年には39セントと、四半期で10%以上のペースで急落しているのに対し、HDDは同期間で9セントから6セントとほぼ変わっていないという。またHDDの技術革新は17年まで進まず、今後も大幅な価格低下は見込めないとみている。 一方、SSDの1Gバイト当たりの単価は16年に24セント、17年に17セントまで落ちると予想している。単価下落に
2013年からTech Reportが継続していた「SSD耐久試験」は、SSD主要6モデルに特別なプログラムを使って尋常ではない量のデータを書き込みまくって再起不能まで追い込むというもので、耐久性に不安を持たれがちなSSDの信頼性を判断するのに大いに役立つデータとして注目を集めています。そして、最後まで生き残ったモデルもついに息の根を止められ、1年半にわたって続けられたSSD耐久試験が完全に終了。そこからSSDの信頼性に関するおそるべき事実が明らかになっています。 The SSD Endurance Experiment: They're all dead - The Tech Report - Page 1 http://techreport.com/review/27909/the-ssd-endurance-experiment-theyre-all-dead ◆これまでのテスト経過
_ [PC][ハードウェア] Crucial Adrenaline で Windows 7 作業環境を快適化した話 昨今の Intel の上位チップセットには、SSD を HDD の大容量キャッシュとして利用する ISRT が搭載されていて、チップセットから自分で選べる場合は、SSD の快適さと HDD の容量を兼ね備えた素敵な作業環境を得られるのだけれど、チップセットを自分で選べない境遇も少なくない。 ではそういう恵まれない環境では、昨今の OS やウイルス対策ソフトが求めるディスクアクセスの肥大化に対してただ泣き寝入りするしかないのか、と思っていたら、この4月に Crucial Adrenaline という製品が出ていたことを知った。これを使えば、OS が Windows 7 に限定される代わりに、チップセットを問わず SSD キャッシュを利用できるようになるとのこと。 日々 Wind
巷じゃMBAのSSDが速いから、CPUしょぼくてもモーマンタイとか言っていますが、i7でランダムリードが激速なIntelSSD買った自分としてはそんなもん取るに足らないと思ってました。 で、手元のMBP15 with IntelSSDでベンチマークしてみたわけですよ。 いやー、さすがインテルですね。ランダムリード速いっすよ。160MBとか出てますよ。スコアとしては、178.95ポイント!これは、全然AIRには勝てないでしょと思って、AIRのベンチマークを見たわけですよ。 (リンク先で見てください) http://japanese.engadget.com/2010/10/22/macbook-air-11-ssd/ ( ゚д゚) ・・・ (つд⊂)ゴシゴシ (;゚д゚) ・・・ (つд⊂)ゴシゴシゴシ _, ._ (;゚ Д゚) …!? Randomのスコア520とかですよ!!全
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