word-break: auto-phraseとは 日本語テキストで分節に応じた自動改行ができるCSSプロパティおよび値。 日本語テキストで分節に応じた自動改行をするには「lang="ja"」が必要です。 日本語のほとんどのWebサイトの場合、htmlタグに「lang="ja"」が付いているので、以下のサンプルの見出しのように「lang="ja"」が追加で必要になることは少ないです。 word-break: auto-phrase の有無で以下のように改行位置に違いが生じます。
font-size: 62.5%;というテクニックがありますよね デフォルト値に手をかけるので、超絶嫌いなテクニックのひとつです なのにですね、あちこちで超見かけるんですよ。 検索かけても「便利!」という言葉がたくさん並んでいるんです。 超嫌いなんですが、いったいどこから湧いたテクニックなのかわからない。 そこで、時間を見つけて調べようと思って、タイトルを書くだけ書いたら1年溶けてました そろそろ廃れる頃合いだと思うのですが、現在Webサイト制作の勉強をしている初学者間では、いまだにメインストリームを歩んでいるっぽいので、流行りに乗り遅れたなあと思いつつ、つらつら調べてみました。 html { font-size: 62.5%; } の概要 フォントサイズをピクセルで指定した場合、ユーザーがブラウザ設定でフォントサイズを変更していてもフォントの大きさは変わりません。 はっきり言ってアクセシ
CSSの比較関数が主要ブラウザすべてにサポートされてから早2年が経ちました。これらの比較関数は、今まではJavaScriptを使用しないとできなかったこと、メディアクエリで複雑に実装していたことをシンプルなCSSで実装できます。 最近のWebサイトで使用されている、CSSの比較関数 min(), max(), clamp() の便利な使い方を紹介します。 Use cases for CSS comparison functions by Ahmad Shadeed 下記は各ポイントを意訳したものです。 ※当ブログでの翻訳記事は、元サイト様にライセンスを得て翻訳しています。 はじめに 比較関数の使用例: 流動的なサイジングとポジショニング 比較関数の使用例: 装飾要素 比較関数の使用例: 流体ヒーローの高さ 比較関数の使用例: ローディングのバー 比較関数の使用例: コンテンツの区切り線 比
悪魔の所業 もはや廃れたものだと思っていたのだが、マイクロソフトの技術系ページで見てしまった1ので、ムカムカを解消すべく記載する。SQL Serverのバージョン情報を見る限り、15年くらいは古いページなんだけれど。 最初の間違い:ブラウザのフォントサイズが16pxだと想定している そもそも、<html>のfont-sizeを62.5%としている根拠は何か。それはブラウザの標準フォントサイズが16pxだからだ。10/16 = 62.5%ということ。つまり、1rem = 10pxとしたいわけだ(これ自体に問題をはらんでいるのだが、説明は後回しにする)。 しかし、ブラウザの文字サイズは変更できる。3年前のものではあるが、3%ものユーザーがフォントサイズを変更しているというデータがある。ユーザーがブラウザのフォントサイズを1上げるだけで、設計が崩れる(2021/8/16追記: と書いたものの、こ
CSSの疑似クラス「:focus-within」を使用して、フォームの入力時にハイライト表示させるテクニックを紹介します。 :focus-withinは適用した要素の子孫要素にフォーカスに当たった時に起動するセレクタで、効果的に使用すると非常に便利です。 Why CSS :focus-within is amazing by Chris Bongers 下記は各ポイントを意訳したものです。 ※当ブログでの翻訳記事は、元サイト様にライセンスを得て翻訳しています。 はじめに HTMLの構造 CSSの疑似クラス「:focus-within」 :focus-withinの効果をより素晴らしいものにする :focus-withinのサポートブラウザ はじめに ここでお話するのは、フォーカスされた要素にスタイルする:focusセレクタのことではありません。:focus-withinは、その中の子孫要素
Intro macOS Mojava は OS レベルで Dark Mode に対応した。 しかし、 Web コンテンツは依然として白背景黒文字ベースのデザインが多く、結果ブラウザの中だけ眩しいという問題がある。 Safari TP69 では、これにメディアクエリで対応するための prefers-color-scheme が実装された。 これを用いた DarkMode 対応と、本ブログの DarkMode 対応、および策定中の User Preference Media Features について解説する。 Update 画像の対応について追記した Code Block の対応について追記した 2019/1 に Chrome の Intents が出された。 Intent to Implement: Media Queries: prefers-color-scheme feature I
HTMLやCSSのパフォーマンスチューニングを皆さん普段意識されているでしょうか? フロントエンドはJavaScriptの進化と共にアプリケーションが年々複雑化してきたこともあり、パフォーマンスチューニングのトピックを目にする機会が増えました。 しかしHTMLやCSSも同様にレンダリングの仕組みを少し知り、それに応じた実装することでパフォーマンスを大きく上げることも可能です。 今回は最もシンプルかつ分かりやすい事例として、will-changeプロパティについて紹介したいと思います。 サンプルを使ってFPSを実際に測定してみる 今回はサンプルとして、TwitterのツイートにあたるHTML構造と同じものを4000個縦に並べ、高さ400pxでスクロールできる領域を用意し、スクロール時のFPS(Frame Per Second)を測定してみました。 // この実装は実質たった3行! const
a要素はボタンだけ、でもクリック可能なエリアはカード全体にしたい、と思う時は少なくないと思います。a要素にdisplay: block;を加えてもボタンだけだし、あとはjQueryのプラグインなどJavaScriptでクリック可能な範囲を広げる感じでしょうか。 CSSだけで、クリック可能な範囲を広げるスタイルシートのテクニックを紹介します。 下記のようなa要素がボタンだけでも、クリック可能な範囲がカード全体に広がります。
Webページをレスポンシブ対応にする時、悩ましいコンテンツの一つがテーブルではないでしょうか。単にセルの幅を狭くするだけでは、一行に一文字しかない妙に縦長なテーブルになってしまいます。 省略したり、プルダウンを利用したりなどいろいろなアイデアがありますが、もっとシンプルで簡単に、そして実用的な賢い実装アイデアを紹介します。 Responsive table layout レスポンシブ対応のテーブルのデモ レスポンシブ対応のテーブルの実装 レスポンシブ対応のテーブルのデモ デモでは4x5のテーブルで、さまざまなデバイスのスクリーンサイズでコンテンツが最適になるよう実装されています。
Backjoyを買ってみたらほんとに腰が楽なminamiです。 CSSで要素を上下中央寄せする方法は古くから色々と試されてきました。 今回は海外のサイトで知って目から鱗だった方法をご紹介します。 基本的な設定 上下左右中央寄せしたい要素に以下のCSSを設定します。 position: absolute; top: 0; left: 0; right: 0; bottom: 0; margin: auto; width: 任意の値 height: 任意の値 これだけ。これだけで親要素に対しての上下左右中央寄せを実現できます。 追記: 親要素にはposition: absolute;かposition: relative; を設定してください。body に対してセンター寄せしたい場合はそのままでOKです! 今までtop とleft の値を50%にとって、要素の高さと幅の分だけマイナスのmarg
2017年5月25日 CSS FlexboxとはFlexible Box Layout Moduleのことで、その名の通りフレキシブルで簡単にレイアウトが組めちゃう素敵ボックスです。前々からあった技術ですが、ブラウザーによって書き方が違ったり、仕様がころころ変わったりと、イマイチ一歩踏み出せない感があったFlexbox。しかしようやくモダンブラウザーでの利用に難がなくなり、実務にも充分使えるようになりました。今回はそんなFlexboxの魅力と使いドコロを、デモ付きで紹介していこうと思います! ↑私が10年以上利用している会計ソフト! 対応ブラウザー Can I use…で紹介されているように、現行のモダンブラウザーでは問題なく利用できます。ただし、Safari用に -webkit- のベンダープレフィックスが必要です。IEについては11から正式に対応。IE10にも対応していますが、書き方が
日本語の文章では任意の位置で改行できるため、レスポンシブ・ウェブ・デザインでは多くの場合、望まない位置での改行が起きる。例えば最後の1文字だけ次の行になってしまうと、読みやすさや理解度に致命的な影響を与える。例えば「?」だけ次の行に送られた場合、あるとないのでは大きく印象が変わるだろう。Twitterで@Takazudoと@oosugi20の会話を見て、やはりみな似たようなことは考えるものだと感じ、このあたりのことについて書いてみたくなった。 僕はjQueryで最後の五文字では改行が起きないようにいじったりしていた(うろ覚えで書いたもので、実際にはもっと複雑にやっていたと思う)。見出しがテキストのみの場合、最後の数文字の間に非改行ゼロ幅スペース(U+FEFF)を仕込むことで、その間で改行が起こらなくなるという仕組みだ。ここでは比較のためにクラスで判定するように書いてあるが、実際にはh1から
スマホで表示すると三本線のアイコンになるハンバーガーメニューは、確かに小さい画面の問題を解決する方法の一つですが、ベストな選択ではありません。 ハンバーガーメニューの良い点を利用し、悪い点を改善した、スクリプト無しでレスポンシブ対応のナビゲーションを実装するスタイルシートを紹介します。 Paradeiser Paradeiser -GitHub Paradeiserの特徴 Paradeiserのデモ Paradeiserの使い方 Paradeiserの特徴 実装は簡単で、超軽量 Paradeiserは1.3KBのスタイルシート1つだけで、簡単に実装できます。 CSS Only jQueryやスクリプトは使用しません。 レスポンシブ対応 スマホ、タブレット、デスクトップのそれぞれで快適に操作できます。 オーバーフロー ナビゲーションはコンテンツにオーバーフローで表示されます。 スクロール時の
mix-blend-modeというCSSのプロパティ。これはDOM要素を重ねた時の見え方を指定するCSSプロパティです。デザイナー視点だとブレンドモードはごく当たり前に使う機能のひとつ。mix-blend-modeはウェブの表現手法が広がり、デザインの自由度が広がる注目すべきCSSプロパティです。本記事はmix-blend-modeの魅力と使い方をデモを交えて紹介します。 そもそもブレンドモードとは? ブレンドモードはクリエイティブな表現を作る上での基本機能のひとつです。Adobe PhotoshopやIllustrator、After Effects、XDや、Figmaで搭載されていて、レイヤーを重ねたときにどのように重ねて表示するかの設定になります。ソフトによっては「ブレンドモード」や「描画モード」「モード」と異なる名称が使われていますが、機能としては同じものになります。本記事ではCS
これを、 コピペすると、 こうなる。 ・・・ ・・・なんでそんなことが起こるのかと色々考えたけど、調べてみると結局はTwitterの心遣いだった。 い・・・invisible!!! いんびずぃぼぅ!! ちょっと感動した。 見習おう。 【追記】jQueryプラグインにしました せっかくなのでjQueryのプラグインにしました。 ダウンロード jquery-twellipsis(Github) 実行サンプル sample(jsbin) Register as a new user and use Qiita more conveniently You get articles that match your needsYou can efficiently read back useful informationYou can use dark themeWhat you can do wit
これは、HTML5 Advent Calendar 2014の7日目のエントリーとして書いております。 2008年4月1日に初版が発行された、オライリー・ジャパンの「ハイパフォーマンスWebサイト」を未だに参考にされている方は多いと思います。 ウェブページ内で、背景やボタン、ナビゲーションバー、リンクなどで多数の画像を使う場合は、CSSスプライトを使うのがエレガントな解決策です。そうすることで、マークアップが整理され、扱うべき画像の数も減り、レスポンスも高速になります。 ― 「ハイパフォーマンスWebサイト 高速サイトを実現する14のルール」 Steve Souders著 その部分を参照されてか、時折、「CSSスプライトを使うことで、HTTPリクエスト数が削減されて、高速化に繋がる」と書かれている方をお見受けします。 しかし、それは本当なのでしょうか? そこで、今回、本当に効果があるのかど
レスポンシブWebデザインでは要素を可変にするために数値を%で指定することが多いですが、%指定の仕様を理解してないとハマることがあります。自分もそのような経験があったので備忘録としてまとめました。 要素の幅と高さの%指定 レスポンシブWebデザインのように、ある要素の幅を一定の比率を保ったまま可変するようにするには、通常、値を%で指定します。この時の値は、 求める要素の幅÷親要素のコンテンツ幅×100% の式で求められます。 例えば求める要素の幅が20px、親要素のコンテンツ幅が200pxの場合は、10%となります。 また、ここで言うコンテンツ幅とはmargin、padding、borderを含まない幅です。 同様に高さを%で指定する場合は、 求める要素の高さ÷親要素のコンテンツの高さ×100% となります。 marginとpaddingの%指定 左右のmargin、paddingを%で指
話題のレスポンシブWebデザインも簡単にできる、CSSフレームワーク「Bootstrap」の概要と基本的な使い方をサンプルとコードを交えて紹介します。 最近はやりのHTML5、JavaScriptライブラリ、CSS3、APIの紹介、またそれらを組み合わせたサンプルアプリケーションの紹介と解説を厳選して紹介、解説していく本連載「HTML5アプリ作ろうぜ!」。今回紹介するフレームワークは「Bootstrap」です。 話題のレスポンシブWebデザインも簡単にできる、CSSフレームワーク「Bootstrap」とは 現在のWeb制作、開発では、ともにスピードが重視されています。「Bootstrap」を使用すると、既に用意されているスタイルを適用するだけで、格段に速く見栄えを整えられます。事実、Webシステムの管理画面などでBootstrapを使用するケースも増えてきました。 Bootstrapは最近
2020年11月14日 jQuery, アクセシビリティ 多くのWebサイトに設置されているドロップダウンメニュー。うまくカテゴリー分けされていれば非常にわかりやすく、スペースも取らないので制作側からも愛されていますね。しかしアクセシビリティの観点から考えると、ちょっとやっかいな存在ではあります。マウスがうまく利用できないユーザーはキーボードを使ってページやリンクを移動しますが、ドロップダウンメニューは tab キーを使ってもサブメニューが表示されないのです。今回はこの問題を解決しようと思います! ↑私が10年以上利用している会計ソフト! こちらのGif画像のように、カーソルではなくキーボードの tab キーを使ってリンクを推移できるようにします。通常のHTMLとCSSを使った設置方法だと隠されている子メニューが表示されないので、キーボード操作でもうまく表示するのが今回の目標です。ちなみに
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