行政事業レビュー公開プロセスが進行中である。6月19日は総務省。三つの事業が議論された。 最後に議論したのは「総務省所管府省共通情報システムの一元的な管理・運営」。総務省が所管する府省共通情報システム(一元的な文書管理システム、法令検索等システム及び政府情報システム管理データベース)について議論した。 法令検索システムは各府省での法律案の作成などで活用されるとともに、e-Govで国民に提供されている。最新法だけでなく旧法の閲覧が必要な場合もあるし、施行前の法律を調べたいときもある。国民のニーズにできる限り応えるように注文した。 総務省所管府省共通情報システムとは、要するに各府省横断的に利用される決裁システムである。2009年からの現行システムから2023年に新システムに移行する計画になっている。 新システムの課題は使い勝手(ユーザビリティ)とだれでも利用できる(アクセシビリティ)である。