大好きな地元「横浜市」にICTと熱意で恩返しを。出産を経て学んだ時間の使い方と調整力で住民サービス向上を後押しする『面倒くさがり公務員』の素顔とは。 前略、何事も面倒だと諦めてしまいがちなアナタへ 人口およそ375万人、全国最大の政令指定都市で18の区がある横浜市。職員数は4万人を超え、新しくできた市役所では約6千人の職員が業務を行っています。日本を代表する巨大な自治体であるがために、多種多様の対応をしながらも住民サービスの向上に努めなくてはなりません。 一方、新型コロナウイルスにより、全国の自治体では持続化給付金など住民のニーズに合わせつつ迅速な対応が各自治体に求められることになりました。 しかし、前例踏襲やICT対応の遅れなどから、住民目線とは程遠い煩雑な申請を求めざるを得ず、一件あたりの事務処理に多くの時間を割かなくてはならない状況がどの自治体でも見受けられたのです。結果として、住民