電源開発(Jパワー)、九電みらいエナジーなどが出資するひびきウインドエナジー(北九州市)は3月13日、北九州市響灘沖の洋上風力発電所「北九州響灘洋上ウインドファーム」の建設工事を開始したと発表した。運転開始は2025年度の予定。 港湾法に基づく港湾区域内での洋上風力発電プロジェクト。北九州港港湾区域内の約2700haに定格出力9.6MWのデンマーク・ベスタス(Vestas Wind Systems)製風車を25基設置する。最大出力は220MW。発電した電力は、固定価格買取制度(FIT)に基づき九州電力送配電に20年間売電する。買取価格は36円/kWh。 風車の供給と据付工事はベスタス・ジャパン、風車の基礎・海洋工事は五洋建設・日鉄エンジニアリング特定建設工事共同企業体、陸上電気工事はJ-POWERハイテック、O&M(運営・保守)拠点港の工事は五洋建設・若築建設特定建設工事共同企業体、CTV