“誰もが健康になれるまち”を目指し、「健康創造都市KOBE」を推進している神戸市。その施策の一つとして、市民の健康状態を見える化するためのシステム「MY CONDITION KOBE」を構築、2019年4月に本格稼働を始めた。いわゆる、市民向けPHR(Personal Health Record)とも言える同システムについて追った。 個人のデータと市保有のデータをアプリで管理 MY CONDITION KOBEは、利用登録した市民が自身の運動や食事などの生活データと、市が保有する各種健診結果をまとめて利用者自らが管理できるようにしたものだ。スマートフォン向け専用アプリを用いて管理する。