日本のIT(情報技術)エンジニア人材が逼迫し大きな問題となるなか、IT業界は賃上げのニュースに沸いている。日経クロステックが複数のシステムインテグレーター(SIer)に2024年春の賃上げ状況を聞き取ったところ、妥結済みまたは交渉中の賃上げ率(総額)は、5%を超えている。改善の兆しは明白だ。だが、本当にITエンジニアは、自身が生む価値に見合う給与を手にしているのだろうか。安月給に甘んじ、実は「
京都銀行を傘下に持つ京都フィナンシャルグループ(FG)はスタートアップなどに投資するファンドの組成額を2030年度に1000億円に引き上げる。現在の約10倍にあたり地方銀行として最大規模を目指す。京セラなど地元有力企業を創業初期から資金支援してきた知見を生かして次世代の収益源を育成する。ファンド拡大を通じて京都大学発などの有望スタートアップや事業承継に悩む地元企業を支援して収益源の多様化につな
日本でも起業家育成の機運が高まってきた。政府はスタートアップ企業の支援を大幅に拡充すると掲げている。生成AI(人工知能)も含め技術革新をけん引する米シリコンバレーからはどう見えているのか。訪日を前に日本経済新聞のインタビューに応じた大手ベンチャーキャピタル(VC)、米アンドリーセン・ホロウィッツ共同創業者のベン・ホロウィッツ氏に聞いた。Andreessen Horowitz 2009年設立。エンジニア出身のIT(情報技術)起業家を経営者に育てる、PR活動を支援するなど、従来のVCと異なる姿勢を打ち出す。後発ながらシリコンバレーを代表するVCになった。a16zの略称で知られる。運用総額は350億ドル(約5兆2000億円)。
東芝は21日、日本産業パートナーズ(JIP)など国内連合によるTOB(株式公開買い付け)が成立したと発表した。株主による応募比率は78.65%となり、成立に必要な66.7%を上回った。株主総会などの手続きを経て、年内にも上場廃止となる見通し。不正会計や巨額損失に加えて、物言う株主(アクティビスト)との対立など経営混乱が長引いていた。JIP陣営の傘下で再生を目指す。TOBは1株4620円で8月8
創業初期(シード期)のスタートアップに出資するベンチャーキャピタル(VC)、ライトアップベンチャーズがこのほど設立された。こうした「シードVC」は事業を軌道に乗せていくのに欠かせないが、大阪には少ない。スタートアップを育てるエコシステム(生態系)の活性化には、資金の出し手の集積が欠かせない。ライトアップベンチャーズの1号ファンドは10億円規模で、関西を中心とする創業初期のスタートアップに出資す
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