民泊ビジネスに日本の大手企業が相次いで乗り出しています。今月には、リクルートホールディングス(HD)が民泊事業への参入を表明。楽天も昨年6月に参入を発表、今年3月から民泊物件の登録受付を開始する予定です。 リクルートは米Airbnb(エアビーアンドビー)と提携して住宅情報サイト「SUUMO」で、楽天は旅行予約サイト「楽天トラベル」で民泊の情報の提供を始めます。ネットとリアルの“橋渡し役”として存在感を放つ2社の参入によって、これから先の民泊ビジネスはどうなるのでしょうか。 SUUMOの空き物件にエアビーから送客 リクルートHD傘下でSUUMOを運営しているリクルート住まいカンパニーは1月17日、民泊仲介で世界最大手のエアビーと業務提携を発表しました。SUUMOに掲載している賃貸管理会社やオーナーに対して、賃貸物件の空き部屋を民泊として活用することを提案し、エアビーを通じて宿泊者を募集すると