11月6日に実施された米中間選挙では、民主党が下院で多数派となった一方、上院は共和党が過半数を維持し、「ねじれ議会」を生み出すこととなった。しかし、今回の選挙であまり報じられていない影の勝者が、大麻なのだ。 米国の複数の州では中間選挙と同時に、大麻に関わる住民投票が実施された。その結果、ミシガン州では嗜好用大麻の一定量の栽培及び、使用が許されることになった。 ミズーリ州やユタ州でも今後、医療大麻の合法化措置が導入されることになる。つまり、6日の投票で新たに米国の3つの州で、大麻の合法化が決定されたのだ。 さらに、オハイオ州の5都市で大麻の脱犯罪化に向けた措置が承認された。また、ウィスコンシン州の16の郡で、大麻規制の改革に向けた意見投票が行われ、改革を望む人が多数派となった。 一方、ノースダコタ州では嗜好用大麻の合法化案は否決されたものの、既に医療大麻は解禁されている。 今回の中間選挙にお