大久保徳彦氏 Image credit: Polar Shortcut 日本のスタートアップの多くが東京に集中している理由の一つは、彼らが資金調達する VC の多くが東京に活動拠点を置いているからだろう。そんな中で、地方銀行系 VC や地方特化 VC は頼もしい存在だ。彼らは、東京からはリーチしづらい、地方から原石のスタートアップを見つけ、出資し、必要とあればそれを磨き、さらに可能性が見出せれば、東京の VC へとトスアップしてくれる。今日また、新たな地方特化 VC が生まれたことをここにご報告したい。 北海道札幌市を拠点とする POLAR SHORTCUT は26日、北海道を対象としたシード特化ファンドを組成したと発表した。1号ファンドの規模は最大3億円で、現時点ではインキュベイトファンドが Fund of Funds 形式で唯一の LP となっているが、今後、LP が増える可能性もある