黄リンはこのような分子構造になっています。ちなみに、この黄リンは非常に不安定なのです。それもそのはず、リンの結合の角度が60°なんですよ。 この結合角が小さすぎるのです。なので、めちゃくちゃ不安定です。リンはこの結合を切りたくて切りたくて仕方がありません。何か他の物質と反応して、安定したくて仕方がないのが黄リンなのです。 この黄リンの結合角がギチギチすぎることが、黄リンの有毒性、自然発火、人体に有害などの性質を生み出しているのです。 そして、こちらが黄リンを化学模型で組み立てて見た場合の様子です。 黄リンです。 この化学模型(結合手が曲がってギリギリ結合してる感)の無理してる感じ。 これが黄リンの自然発火などの原因です。もはや分子構造が無茶なんです。 ちなみに赤リンも安定とはいえ、他の安定分子に比べれば結構不安定です pic.twitter.com/wswMdfpD7J — 受験化学コーチ