観光大国タイでホテル王として成功したマイナー・インターナショナルの創業者、ウィリアム・ハイネキ最高経営責任者(CEO)。米国籍を捨ててタイに住み着き、高級ホテルだけでなく、外食事業でもピザなどの西洋文化を持ち込んだ。タイでの成功をバネに、今ではホテルを世界24カ国、外食を含めれば32カ国で事業を展開する。ハイネキ氏にアジアと欧米の価値観を融合させた「起業家論」を聞いた。 ――なぜタイ国籍を取得したのですか。
本来なら進出30周年を祝えるはずの節目の年に、苦い記憶が刻まれることになってしまった。スズキのインド工場で起きた大規模な暴動は1人が死亡、150人を超す逮捕者を出す惨事となった。新興国開拓の成功例、インド自動車産業の育ての親――。優等生と評価されてきたスズキに、いったい何が起きたのか。現地からリポートする。ゲートをふさがれ逃げ惑う班長たちふだんは人気小型車「スイフト」などの生産ラインで働く従
鹿児島湾の海底でアンチモンが含まれる岩石が採取される=2008年、海洋研究開発機構提供海底からとった岩と岡山大学の山中寿朗准教授=岡山市北区で 9割以上を中国からの輸入に頼る希少金属(レアメタル)の一種「アンチモン」の鉱床を、岡山大や東京大などのグループが鹿児島湾の海底で発見した。埋蔵量は、国内の年間販売量の180年分と推定される。ただし、強い毒性によって採掘の際に海洋汚染が生じる恐れがあるため、実際に採掘するには新たな技術の開発が必要という。 研究の成果は、5月22日から千葉市で開かれる日本地球惑星科学連合大会で発表される。アンチモンは、繊維を燃えにくくする難燃剤や半導体などに広く使われ、日本は95%以上を中国から輸入している。 鉱床が見つかったのは、2003年に気象庁が「活火山」に指定した若尊(わかみこ)カルデラの一部。桜島の北東約5キロの鹿児島湾内にあり、約2万5千年前に大噴火
大手ハイテクメーカーで事業本部長を務める私の友人は、社内でも「国際派」で知られています。彼は高校時代に交換留学生としで米国に滞在したことをきっかけに、会社に入ってからも主に海外でキャリアを積んで来ました。本社で部長を経験したのち、体制に問題があった米国現地法人に社長として就任、見事、会社を立て直しました。次にこれもまた問題があったヨーロッパの統括現地法人も立て直し、今は本社で事業本部長として日本を含む全世界、なかんずく中国を中心にした成長するアジア市場の開拓に注力しています。 各国首脳や閣僚クラスとの社交も難なくこなす彼は、よくこんなことをつぶやくのです。 「業績が悪かったアメリカ法人は米国人経営者に食い物にされていた。でも、もともと米国人は単純明快なので、明快な目標のもと全社員を巻き込む活動で会社を変えることができたんだ。ヨーロッパの統括法人には沢山の国が参加しており、それぞれ風土も違っ
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