日本ラグビー界が新たに動き出す。ラグビーの新リーグ「リーグワン」が8日、東西3か所でキックオフを迎える。当初は7日に東京の国立競技場で21年トップリーグ王者の埼玉パナソニックワイルドナイツと同4強のクボタスピアーズ船橋・東京ベイ(ともに現名称)のカードで開幕する予定だったが、中止となった。ワイルドナイツの9選手が、新型コロナウイルスに感染したと発覚。他の選手も、感染者と一定時間の接点を持つ濃厚接触者と認定された。登録選手を揃えられないワイルドナイツが規定により不戦敗扱いとなった。 年始にはNECグリーンロケッツ東葛の新外国人選手がコカイン所持による麻薬取締法違反の疑いで逮捕され、チームは同選手を契約解除した。リーグの全選手に対して違法薬物検査を実施することとなり、初っ端から水を差されることとなったリーグワンだが、8、9日の計5試合は無事に行われる。 ディビジョン1は16から12チームに厳選