高速道路で逆走事故が多発する地点の路面に、高速道路6社が緑やオレンジなど共通の色を付けて正しい進路を示す初の対策に乗り出す。警察庁や国土交通省、学識経験者と話し合い、今年度は10カ所を着色。多発する逆走事故を防ぐ「切り札」として取り組む。 6社によると、高速道路で逆走が始まるのはインターチェンジ(IC)からが多い。一般道から誤って高速道路の出口に進入する事例や、高速入り口から正しく進入したものの高速出口への道路との交差部で誤った方向に進んでしまう事例などだ。 このうち、一般道からの誤進入については、一般道の路面を高速出口付近から高速入り口まで緑で着色して車を誘導する。高速道路の道路標識で使われている色を選んだ。阪神高速4号湾岸線南港北出口(大阪府)や西九州道武雄南IC(佐賀県)など7カ所で実施する。 また、高速入り口からの道路と… こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読み