保護者による入院中の子どもへの虐待は、全国各地の病院で起きている。小児科医らによる今回の調査では、その一端が明らかになった。 身体的な虐待では、感染症で入院した子どもに対し「激しく怒鳴っている、布団を覆せて殴っている」と同室の子の親から相談があった▽肋骨(ろっこつ)を複数骨折していたが、母が面会した後、新たな骨折が判明、といった事例があった。 保護者が、子どもをわざと病気にして献身的に看護し、周囲の注目を集めようとする「代理ミュンヒハウゼン症候群」のケースも多い。子どもの点滴に排泄物(はいせつぶつ)や異物を混入する、などだ。また、輸血拒否など適切な治療をさせない「医療ネグレクト」もあった。 調査チームの一人で、国保旭中央病院(千葉県旭市)小児科の仙田昌義医師は「入院中の虐待は予想以上に多かった。対策を考えるため、その後の経過や、児童相談所、警察がどう関わったかなどをさらに詳しく調べたい」と
精神科治療を行う、広島県福山市の福山友愛病院(361床)が昨年11~12月、統合失調症などの患者6人に本来は必要のないパーキンソン病の治療薬を投与していたことがわかった。 病院を運営する医療法人「 紘友 ( こうゆう ) 会」の末丸紘三会長の指示による投薬で、病院側は取材に「使用期限の迫った薬の在庫処理がきっかけの一つ」と説明。患者の一人は投与後、 嘔吐 ( おうと ) し、体調不良となっていた。 病院によると、末丸会長は病院で精神科医としても勤務しており、昨年11月28日~12月6日、主治医に相談せず、パーキンソン病の治療薬「レキップ」の錠剤(2ミリ・グラム)を統合失調症などの患者6人に投与するよう看護師に指示し、複数回、飲ませた。また末丸会長は、通常の8倍の投与量を指示していた。
千葉県流山市で、牛乳アレルギーがある5歳の長女に牛乳を飲ませショック症状を起こさせたとして、35歳の母親が殺人未遂の疑いで警察に逮捕されました。子どもにアレルギーの原因となる食材を摂取させたとして保護者が逮捕されるのは異例だということです。 消防が駆けつけた際、佐久容疑者は、ショック症状を和らげる注射薬を長女に打っていたということで、長女はその後、病院で手当てを受け、命に別状はないということです。 警察の調べに対し、「医師の指導の下、牛乳を微量ずつ飲ませる治療をしていた」と話しているということですが、殺意については供述の内容が二転三転しているということです。 佐久容疑者は、ことしの春以降、児童相談所に「育児に疲れた」などと訴えていたということで、警察が詳しいいきさつを調べています。 アレルギーの専門家などによりますと、子どもにアレルギーの原因となる食材を摂取させたとして保護者が逮捕されるの
【ニューヨーク共同】「ホメオパシー」と呼ばれる代替医療で販売されている幼児向けの薬で、過去6年間に10人が死亡、約400人が健康被害を受けた可能性があるとして、米食品医薬品局(FDA)が14日までに調査に乗り出した。 調査対象となっているのは、ホメオパシー薬を手掛ける米ハイランド社が製造、販売する幼児用の製品。歯の生え始めの痛みを和らげるとしているが、FDAは死亡のほかに昏睡状態、嘔吐などの報告があると指摘している。 FDAは9月30日、消費者に利用の中止と廃棄を勧告する声明を発表。これを受け、米薬局大手CVSヘルスは、全ての関連商品を店舗から撤去した。
東京・足立区の病院で、胸部の手術を終えたばかりで意識はあるものの身動きがとれない状態だった30代の女性患者に対し、執刀医がわいせつな行為をしたとして、準強制わいせつの疑いで警視庁千住署に逮捕された事件。逮捕・勾留中の関根進医師(40)の勾留理由開示公判が5日、東京地裁(高島剛裁判官)で行われ、関根医師は「私はやっておりません」と容疑事実を否定した。弁護人は詳細に「無実」の理由を挙げて、勾留の不当性を訴えた。 裁判官は「罪証隠滅の恐れ」と高島裁判官の説明によれば、関根医師にかけられた容疑は、手術後に病室に戻されたA子さんに対し、2度にわたって着衣をめくって手術をしなかった左乳房の乳首などをなめ、2度目にはさらに自慰行為に及んだ、というもの。 勾留の理由について、高島裁判官は「関係者に働きかけや通謀を行って罪証隠滅する恐れがあり、事案の重大性や悪質性から勾留が必要」と述べ、勾留を決めた資料とし
ことし8月、京都市の病院で男性患者の人工呼吸器に不具合が起き、アラームが鳴ったにもかかわらず、当直の看護師らが仮眠をしていて気付かず、患者を死亡させたとして、院長ら3人が業務上過失致死の疑いで書類送検されました。 この病院では、入院患者がいるフロアごとに当直の看護師を配置していましたが、警察によりますと、看護師長は「10年ほど前から、当直の看護師は全員が同時に仮眠していた。アラームには誰かが気付くだろうと思っていた」と話しているということです。 警察は、医療事故につながりかねない当直の状況を改善せず、患者を死亡させたとして、68歳の院長と40歳の看護師長、それに亡くなった患者の担当だった30歳の看護師の3人を、業務上過失致死の疑いで書類送検しました。
体に手をかざす行為などを「治療」と称して、重い糖尿病を患っている宇都宮市の7歳の男の子にインスリンを投与させずに死亡させたとして、会社役員の男が殺人の疑いで逮捕された事件で、男が「インスリンは体に毒で、栄養価の高いものを食べさせるべき」と話して、男の子にハンバーガーなどを与えていたことが分かり、警察が「治療」と称した行為の実態を調べています。 警察によりますと、駿くんは去年11月に重い「1型糖尿病」と診断され、インスリンの投与を受けていましたが、ことし2月に両親の知り合いの近藤容疑者が「インスリンではよくならない」「腹の中に死に神がいる」などと話し、インスリンの投与をやめさせたということです。 近藤容疑者は両親から200万円以上の報酬を受け取ったうえで、寝かせた駿君の周りにろうそくを立てて呪文を唱えたり、体に手をかざしたりしていたということです。さらに、「インスリンは体に毒で、栄養価の高い
米国ワシントン州に住む男性が、生まれた我が子の遺伝子検査をしたところ、生物学的には本人の子供ではなく、兄弟の子供であることが分かったという。 精子は確かに本人のもの この34才の男性は、妻とともに不妊治療を受けており、生まれた子供は人工授精によるもの。 担当医は人工授精に使用した精子が夫本人のものであることを確認している。それにもかかわらず、生まれた子供の血液型が両親のどちらとも一致しなかったため、夫妻は遺伝子検査を依頼した。 遺伝子は兄弟のもの 医師が夫の唾液から採取した遺伝子を調べると、子供のものとまったく違っていた。つまり、100%夫の子供ではない。 ところが、夫の精子を調べると、10%という半端な割合が子供の遺伝子と一致した。これは、遺伝学的には、夫の兄弟が本当の父親であると考えられる。 だが、さらに不可解なことに、当の夫に兄弟はいないのだ。 兄弟は夫の体内に吸収された双子の一方
神奈川県厚木市のアパートで昨年5月、死後7年経った斎藤理玖(りく)君(死亡当時5)の白骨化遺体が見つかった事件の裁判員裁判で、横浜地裁は22日、殺人などの罪に問われた父親の斎藤幸裕被告(37)に対し、懲役19年(求刑懲役20年)の判決を言い渡した。伊名波宏仁裁判長は「長男の生命をあまりに軽視し、栄養失調死させた残酷さは想像を絶する」と述べた。 判決によると、被告は妻が家出した2004年10月から理玖君を1人で養育。トラック運転手として出勤する際は保育園などに預けず自宅に閉じ込めた。 その後、別の女性と交際を開始。電気、ガス、水道が止まったアパートに行って理玖君の面倒を見るのが嫌になり、食事や飲み物を与える回数が減った。 低栄養状態が続き、理玖君の関節が曲がって固まる症状が見られた06年12月中旬以降も、十分な食事を与えたり適切な医療を受けさせたりせずに放置。翌年1月中旬ごろに栄養失調で死亡
2015-08-05 ズンズン運動のやつ 独自の施術で乳児死亡、NPO理事長有罪 大阪地裁:朝日新聞デジタルt.co この件、行政もメディアも「マッサージの規制を強めるべき」という論をしいているところが全く見つからないのがすごい。もうこの辺の話題に触れるのは完全にタブーなのか。普通に考えて行政が無資格マッサージ問題を野放しにした結果としか思えないのだが。 無資格マッサージ問題 大原則として、マッサージは医業の一部である。マッサージをするには「あん摩マッサージ指圧師」という国家資格(もしくは医師免許)が必要である。 しかしマッサージのことを定めた法律(「あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律」)ができた当初からこの法律は骨抜きになってしまう。 で、現在は「マッサージはだれでもやっていい」ことに事実上なってしまっている。 なんでかわらないのか 構造的にこういう問題がある。 無資
生後4カ月の男児を独自の施術で死なせたとされる事件で、大阪地裁は4日、業務上過失致死の罪に問われた元NPO法人理事長、姫川尚美被告(57)=新潟県上越市=に禁錮1年執行猶予3年(求刑禁錮1年)の判決を言い渡した。柴山智裁判長は「被告人は危険性を容易に認識できる立場で注意義務違反は大きいが、反省している」と述べた。 判決によると、姫川被告は昨年6月2日、大阪市淀川区のNPO法人「子育て支援ひろばキッズスタディオン」=解散=の事務所で、男児をうつぶせにして首をもみ、胸や腹を圧迫して低酸素脳症による多臓器不全で6日後に死なせた。 判決は、被告が一昨年2月にも新潟県で1歳10カ月の男児が死亡する事故を経験していたにもかかわらず、危険性を十分に検証しなかったと指摘。一方で「危険性の程度が特に高いとは言えない」とも述べ、反省も考慮して刑を猶予した。 新潟の事故は不起訴処分(嫌疑不十分)とされたが、新潟
大阪市淀川区で昨年6月、「免疫力を高める」としてマッサージのような施術を受けた生後4か月の男児(神戸市)が死亡した事件で、大阪府警は4日、施術を行った新潟県上越市のNPO法人理事長・姫川尚美容疑者(57)を業務上過失致死容疑で逮捕した。 同法人は「子育て支援ひろばキッズスタディオン」で、姫川容疑者は乳幼児の首をひねったり頭を後ろにそらせたりする施術を「ズンズン運動」などと称して実践。上越市の自宅兼本部のほか、東京都と淀川区の両事務所などで6000人以上に施術したとされる。 捜査関係者によると、姫川容疑者は昨年6月2日、淀川区の事務所で、呼吸困難にさせる危険性を認識しながら男児に背筋矯正などの施術を行い、同8日、死亡させた疑い。 姫川容疑者は府警の任意聴取に「施術と死亡の因果関係は分からない」と説明。しかし、男児の死亡以前にも施術を受けた乳幼児数人が意識を失ったり体調が悪くなったりして
大手製薬会社ノバルティスファーマが抗がん剤などの副作用を定められた期限内に国に報告していなかった問題で、厚生労働省は、会社を業務停止処分にする方針を固めました。 副作用の報告を巡って業務停止処分が行われるのは、厚生労働省が把握しているかぎり初めてだということです。 この問題は、大手製薬会社ノバルティスファーマが販売する抗がん剤などの治療薬について、営業担当の社員らが重い副作用の症例を把握していながら安全担当の部署に伝えず、定められた期限内に国に報告していなかったもので、報告を怠っていた患者は3264人に上ります。 厚生労働省は去年7月、ノバルティスファーマに対し業務改善命令を出しましたが、去年12月に公表された会社の調査結果を受けて、「報告を怠った副作用の件数が多すぎる」として医薬品医療機器法に基づいて業務停止処分にする方針を固めました。 副作用の報告を巡って業務停止処分が行われるのは、厚
アフリカ・ギニアのコナクリ(Conakry)にある病院で、エボラ出血熱の犠牲者の遺体を運ぶ前に防護服を消毒をする緊急医療援助団体「国境なき医師団(Doctors Without Borders、MSF)」のスタッフ(2014年9月14日撮影)。(c)AFP/CELLOU BINANI 【9月19日 AFP】エボラ出血熱が流行している西アフリカ・ギニアの村で、予防対策を周知するため政府が派遣した保健当局職員ら7人が、怒った住民たちに襲われた後、遺体で発見された。 ギニア政府の18日の発表によると、地元の衛生保健当局職員やジャーナリストらの遺体は、同国南西部の村ウォメ(Wome)にある小学校の浄化槽で見つかった。一行はエボラ出血熱の感染予防に関する訪問教育のため、16日に現地入りしたが、村人たちから石を投げ付けられた後、行方が分からなくなっていた。 地元警察によれば、16日の暴動では少なくとも
無許可で助産所を開設し、出産時の出血で女性を死亡させたとして、神奈川県警は16日、業務上過失致死と医療法違反の疑いで、相模原市南区の「のぞみ助産院」院長の女性助産師(69)を書類送検した。 書類送検容疑は昨年4月27日、入院中だった相模原市中央区の女性=当時(33)=が男児を出産する際、多量の出血をしたのに必要な措置を取らず、搬送先の病院で同28日に死亡させた疑い。 また昭和62年2月から行政の許可を得ずに助産所を開き、医療法で求められる緊急時の嘱託先病院も平成20年4月以降、決めていなかった疑い。 県警によると、昨年4月27日午後11時半ごろ、助産所で水中出産した女性の血が止まらず、助産師は同28日午前2時50分ごろに119番した。「目視で1~1・5リットルの出血があり、医療機関に搬送すべきだった。色が薄く、当初は血液ではないと判断した」と書類送検容疑を認めている。
angelqpさん 愛する家族やペットロスの悲しみから立ち直る 死別専門カウンセラーのブログ 天国からのメッセージ&名言セラピー&朗読セラピーnattsu369さん なっつん☆ ~閃きが成功の鍵~ベジタリアンと健康子育て日記machimachifuさん ムスコ日和france-styleさん フランスからたくさんの「ありがとう」を♪michiko417さん もっと自由にもっとHappyに♪次なるステージへ♪nailsaloncrystalさん 汐留・新橋・虎ノ門・神谷町ネイルサロンクリスタルのブログshare--happyさん 美味しいものはみんなでわけよう♡Mariのブログshinayakaradaさん ピラティスでしなやかな心の宿るしなやかな体をever1002さん 年下女房、奮闘する!?sunnyskyband722さん 自分のまんまで生きていく 〜不登校 小学生 いろんな生き方〜
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