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ブックマーク / fujipon.hatenablog.com (109)

  • リアル書店や個人ブログの「撤退戦」のゆくえ - いつか電池がきれるまで

    www.wasteofpops.com togetter.com www.itmedia.co.jp 書店がさらに減ってきています。 上記3つの3番目の記事には、こう書かれているのです。 2022年の日の総書店数は1万1495店舗で、2003年時点では2万880店だった。約20年間でほぼ半減した形だ。 20年前か……思い返してみると、僕がまだ学生だった30年前には、夜に時間を持て余したら郊外のビデオレンタル店や書店、ゲームショップに入り浸っていた記憶があります。 あの頃行っていた店のほとんどは、今はもう存在していないので「書店が半減している!」と言われても、むしろ、「半減くらいで済んでいるのか、都会では案外閉店していないのかな」とも感じるくらいです。 そういえば、当時(30年前くらい)はレンタルビデオ店併設の郊外型書店がたくさんできて、商店街の古くからの家族経営の書店がどんどん潰れていた

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  • ブログという長すぎる遺書、あるいは往生際の悪い存在証明について - いつか電池がきれるまで

    特別お題「わたしがブログを書く理由」 もう20年以上ブログを書いてきた。 最初は「日記」それから個人サイトを作り、ブログになってからは映画の感想、そしてエッセイ風の文章。 書き始めたきっかけは何だったのか、もう思い出せないのだが、仕事で遅くなった夜に、何となく日記を書いてみて、書くとせっかくだからと誰かに読んでもらいたくなり、読まれてみると、もっと多くの人に、という感じで、ハマっていった記憶がある。 昔から文章を書くのは好きで、ちょこちょこ紙に日記や小説を書いてはいたのだけれど、ちゃんと完成したとか長続きした記憶がなく、結局のところ、僕は「読まれたい」「誰かに自分のことを知ってほしい」のだと思う。その一方で、自分が知っている人に読まれるのは恥ずかしい、ともずっと感じていて、自分からこのブログのことを誰かに話したことはこれまで一度もない。 (それでも、長くやっていると、職場で突然「いつも

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  • 「あなたには弱者の気持ちがわからない」という呪縛 - いつか電池がきれるまで

    ランキング参加中雑談・日記を書きたい人のグループ kawango.hatenablog.com これを読んで思ったことなど。 僕は川上さんのことがずっと気になっていて、著書も読んできたし、けっこうファンでもあるのです。 fujipon.hatenablog.com 冒頭のエントリも、川上さんは川上さんの目で見てきた世界のことを書かれていて、その率直さには頭が下がります。 「あなたには弱者の気持ちがわからない」っていう言葉は、僕もネットでよく浴びせられて、考え込んでしまっていました。 「なんだ医者か、勝ち組じゃん」 「親ガチャ勝ってるだろ」 「お前みたいな恵まれた立場にいるやつに、俺たちの気持ちはわからないよ」 もう10年近く前、ほとんど一睡もできずに働いていた当直の夜に、急性アルコール中毒で救急搬送されてきた若者がいました。 ぐったりしながらも必要な処置をしていたら、その若者は少し酔いが醒

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  • 責められた側の「心の耐性」によって量刑が決まる危うさについて - いつか電池がきれるまで

    mainichi.jp なんと言っていいのか、なにも言うべきではないのか。 僕の地元に近い老舗旅館ということもあって、このニュースには半ば驚き、半ば呆れていたのだが、こんな結果になってしまった。 おそらく、新型コロナ禍でお客さんは激減していて、経営も厳しかったのだろうと思う。 だが、レジオネラ菌に対してあまりにも無知だし(レジオネラというのは、感染して重症化すると命にかかわることも十分にあるのだ。もう受けたのは27年くらい前になるけれど、医師国家試験の問題に何度か出ていた記憶がある)、経営の都合ばかり考えて、客の身体を無視していたというのは、あまりにもひどすぎる。そりゃ責められるよ、いくら「無知」であったがゆえでも。 自分の家の風呂の湯が年2回しか入れ替えられないとしたら、入らないだろそんなの。 SNSなどで見た情報でしかないのだけれど、他の旅館の関係者の「うちはちゃんと清掃もお湯の入れ替

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  • 『はてなブックマーク』の終りとインターネット・ワンダーランド - いつか電池がきれるまで

    yoppymodel.hatenablog.com www.tyoshiki.com anond.hatelabo.jp 『はてなブックーマーク』界隈が、にわかに慌ただしくなっています。 というか、運営側が急にどうこう、というわけではなくて、人気ライター・ヨッピーさんの記事とそれに対する「はてなブックマーカー」たちの反応、さらにヨッピーさんがそれに反論し、いろんな人たちも顕名匿名で参戦しています。 ああ、なんかこの話題の記事に「いっちょかみ」しようとして人がワラワラ集まってくるブログの雰囲気って、なんか懐かしいなあ。 というわけで、僕も「いっちょかみ」してみます。 この「はてなブックマークにはもううんざり論」というのは、僕にとっては無縁な話ではなく、これまで何度も「もう廃止してしまえ」と書いては大バッシングされ続けてきたのです。 fujipon.hatenablog.com b.haten

    『はてなブックマーク』の終りとインターネット・ワンダーランド - いつか電池がきれるまで
    yuki_2021
    yuki_2021 2023/02/27
    ブログオワコンとは言われてるけど、はてなの懐具合を見てるとはてなブログもなかなかヤバそうだなぁ。。
  • 「ひとりの人間が生きてきた、ということの重み」とインターネットで「悼む」ということ - いつか電池がきれるまで

    大型の台風14号が近づいてきている。 九州北部在住者としては、この状況で外出もできないので、家でひたすらゴロゴロして、ネットやゲーム読書をやっている。 まあ、「出たくても出られない」だけで、やっていることは普段とあまり変わりはないのだが。久々にブログを書く時間もできたし、コンビニで勢いで買ってきたカップ麺やレトルトカレーを消費するまたとない機会、ではある。 連休潰しのような台風だけれど、この天候で職場まで移動することのリスクを考えると、助かった、ともいえる。 病院という職場は、台風が来ていても、誰かが必ず働いていなければならないし、こんな日は外来の患者さんも来ないだろう、と思っていると、「症状はそんなにひどくないけれど、交通手段がないので、救急車できました」とか「漁が休みになったので、健康診断に来ました」という患者さんでけっこう忙しくなることもあるのだが。 こんなエントリを読みました。

    「ひとりの人間が生きてきた、ということの重み」とインターネットで「悼む」ということ - いつか電池がきれるまで
  • インターネットは終わらない、ただ循環していくだけ。 - いつか電池がきれるまで

    anond.hatelabo.jp 僕も最近「インターネット疲れ」みたいなものを切実に感じていて、「がんばってTwitterなどのSNSに触らないようにする」時間をつくっていますし、YouTuberが配信する動画を観る頻度も減ってきています。 SNSでは、自分にはどうしようもないのに、心が揺さぶられるのがなんだかとてもつらくなってきており(これが「中年の危機」というやつなのでしょうか)、YouTuberの動画には「マンネリ化」を強く感じます。 素人が動画を投稿し、人気者になる仕組みができて、10年あまり。 「素人ならではのしがらみのなさ」や「スポンサーがついていては難しい自由度、だらだら感」みたいなものが好きだったのですが、最近Amazonプライムビデオの『ロード・オブ・ザ・リング: 力の指輪』を観ていて、ふと思ったのです。同じ1時間を使うのであれば、YouTubeの同じようなことを焼き増

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  • もう読んでくれる人がいなくなって、話題にも、お金にもならない『ブログ』というもの - いつか電池がきれるまで

    yutoma233.hatenablog.com 『おのにち』さんは「はてなブログ」を長い間書いておられる方で、僕とは直接の絡みはほとんどないものの、固定読者も大勢いて、マイペースで更新されているのだろうな、と思っていました。 別にブログをやめるとかそういう話じゃなくて、『はてなブログ』有料版の期限が切れたのを延長せずに無料版でやります、というだけの話ではあるのだけれど、最後のほうに、こんな文章があったのです。 最近は、昔感じていたブログへの熱意みたいなものが残念ながら薄れてきつつあるんですけど、それでもやっぱり書くことは楽しいし、同じブログ仲間だ!と親近感を抱いている人達もたくさんいるので、これからも細々と続けていけたらいいなぁと。 ああ、ブログへの熱意みたいなものが薄れてきているのは、僕だけじゃないんだな、と。 それは別に今にはじまったことではなくて、もう5年前くらいから、僕が書いてい

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  • あの事件以来、インターネットが、とくにSNSで他者の言葉に触れるのがつらい。 - いつか電池がきれるまで

    あの元首相の暗殺事件以来、僕のインターネット熱は急速に冷めているというか、とにかく誰かをうまく責めた者勝ち、みたいなSNSの雰囲気がすごく気になってしまうのだ。それは別に今にはじまったことではないし、僕自身もその雰囲気づくりの一端を担ってきたのはわかっている。だからこそ、うんざりしてもいるのだ。 一度何かで話題になった人が、自分が舞台に立っているときの灼熱感、みたいなものが刷り込まれてしまい、もう炎上なんて嫌だ、と言いつつ、また新たに燃料を投下せずにはいられなくなっているのを見るのも、僕自身がそうだっただけに、傍観しているのもつらくなる。 燃えて燃えて燃えて。 もっとやれやれ、という人と、もういいかげんにやめろ、という人と。 忘れられたくないから、一度浴びた注目は、すぐに過ぎ去ってしまうから、これまで支持してくれた人たちの期待に応えたいから。 なんのことはない、ある日、ある瞬間に、「面白い

    あの事件以来、インターネットが、とくにSNSで他者の言葉に触れるのがつらい。 - いつか電池がきれるまで
    yuki_2021
    yuki_2021 2022/08/02
    徹底的にキーワードミュートやリムーブをしまくって、それらの炎上系のユーザは排除しまくった。でも、なんとなくtwitterという場自体が汚れてる気がしてあんまり近寄らなくなってしまった・・・
  • 「その人にしか書けないこと」は、「日記」とか「何気ない日常の記憶」だけなのだと思う。 - いつか電池がきれるまで

    fujipon.hatenablog.com 前回のエントリには、それなりの数の反応をいただきました。ありがとうございます。 b.hatena.ne.jp 叩かれるのは気分が良いものではないので、基的にブックマークコメントは見ないようにしています。今回は見てしまって、「ああ……」と少し落ち込みはしましたが、こればかりは仕方がない。池に石を投げれば波紋ができるのは摂理ですし、それが嫌なら石を投げなければいい。 こういう話は、誰かの「逆鱗」に触れやすいものであり、だからこそ、多くの人に読まれやすい、という面もありますし。 個人的には、ブログを長く続けるコツというのは「自分と他人に期待しない」ことと、「トライアンドエラーを深刻になりすぎない程度に楽しむ」こと、そして、「ほんの少し収益化しておく」ことだと思っています。 久しぶりに書いたので、僕も少し感覚が鈍っていたし、調子にも乗っていたのだと思

    「その人にしか書けないこと」は、「日記」とか「何気ない日常の記憶」だけなのだと思う。 - いつか電池がきれるまで
  • 2022年の個人ブログは、「日記やテキストサイトへの回帰」が進んでいくと思う。 - いつか電池がきれるまで

    あけましておめでとうございます。 年もよろしくおねがいいたします。 このブログでは、毎年、新年最初のエントリは、「現在のブログ情勢と今年の展望」みたいなことを書いているのです。 fujipon.hatenablog.com fujipon.hatenablog.com fujipon.hatenablog.com fujipon.hatenablog.com fujipon.hatenablog.com fujipon.hatenablog.com 2021年もコロナ禍が続いていましたが、後半にはワクチン接種の効果もあり、コロナもようやく収束に向かってきているようです。 ……と思いきや、年が明けてから感染者数は増加傾向なんですね。 正直、2年こういう状況が続いていると「テレビドラマや映画をみていて、登場人物がマスクをつけていないことに「ん?」と思うようになってきました。 人類の歴史という

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  • 人びとを「プア」から「ワーキングプア」に全力でクラスチェンジさせようとしている国で生きるということ - いつか電池がきれるまで

    fujipon.hatenablog.com ※前回のこの記事の続きです。 anond.hatelabo.jp anond.hatelabo.jp これらの『匿名ダイアリー』を読んだ人たちに知っておいてもらいたいのは、現在の日は、すでに、生活保護や低所得者への援助を積極的に行っている国ではない、ということなんですよ。 fujipon.hatenadiary.com こので示されるという統計によると、「日では必要な人の10~20%しか生活保護を申請しない」そうです。 子育て罰~「親子に冷たい日」を変えるには~ (光文社新書) 作者:末冨 芳,桜井 啓太光文社Amazon このには、こんなことが書かれています。 ごく簡単に言えば(「子育て罰」というのは)、子育てする保護者はそうでない大人に比べて賃金が低く、貧困に陥りやすいという課題を表現する「child penalty(チャイルド・

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  • 素晴らしい学歴や経歴を持っていて賢いはずの人が、どうして、役に立たず、害を与えるようなコンテンツをつくってしまうのか? - いつか電池がきれるまで

    anond.hatelabo.jp anond.hatelabo.jp 子どもの頃、『ザ・ベストテン』という番組の冒頭で、司会の黒柳徹子さん(もしかしたら、相方の久米宏さんだったかもしれない。記憶が曖昧ですみません)が、こんな話をしていました。 私がこうやってテレビに出て仕事をしている1時間のうち、45分間は税金で、私の手元には残りません。だから払いたくない、というのではなくて、それだけ払っているからこそ、税金は有益に使ってもらいたい、と思っています。 まだ小学生だった僕の率直な印象は「そんなに税金で持っていかれるくらい、この人は稼いでいるのか……」という驚きだったのだけれど、こうして自分が社会人になって、給与明細をみてみると、給与として勤め先から払われている金額のうち3割から4割近く、さまざまな税金とか保険料とかで引かれていて(僕がほとんど節税対策をしていない、というのもあるにせよ。でも

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  • 「インターネット文学」が生まれ、二極化していった20年間のこと - いつか電池がきれるまで

    はてなインターネット文学賞「わたしとインターネット」 僕がはじめて自分のホームページを作ったのは、1999年だから、もう20年以上前になる。 パソコン通信の時代には、そういうものがあるのは知っていたけれど、知らない人とやりとりするなんて怖いな、電話代もかかるみたいだし、という感じで、そんなに興味を持てなかった。 でも、職場でインターネットというものにはじめて触れて、雑誌に紹介されている個人サイトを覗いてみて、僕はインターネットの「日記」に魅了されてしまったのだ。 そこには、家族との日常を淡々と記録している人、趣味について書き続けている人、進行中の不倫や専門職での出来事を匿名で告白している人、婚活で出会った異性のことを赤裸々に紹介している人、などが存在していた。 他人の日常を覗き見ることには、背徳的な新鮮さがあった。 それまでは、プロの作家の「お金になる文章」以外を読む機会って、ほとんどなか

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    yuki_2021
    yuki_2021 2021/08/09
    “結局、ブログにずっと残っている人は「それがお金にならなくても、書かずにはいられない人」あるいは「ブログが自分の人生の外付けハードディスクみたいに、もう取り外せなくなっている人」”
  • 個人ブログの「余生」について - いつか電池がきれるまで

    mabatakiwosurukarada.hatenablog.com 古賀及子さんの「まばたきをする体」のことは、『はてなブログ』のこの記事で知って、それ以来、ほぼ毎日欠かさずに読んでいたのです。 blog.hatenablog.com 「日記らしい日記」って、案外ありそうでないというか、最近はあまり見かけなくなりました。 無くなってしまったのが、僕の視界に入らなくなってしまったのかはわからないけれど。 僕自身、けっこう長い間、『さるさる日記』から、文字通りの「日記」を書いていたんですよね。けっこう長い間、毎日更新していました。書くことがないときは、カープの試合にだいぶ助けられてもいたのです。 しかしながら、2019年くらいから、書く日が減ってきたのです。 2018年は279日更新していたのですが、翌2019年は115日、去年は85日。 自分のなかで、「毎日更新しなくてもいいかな」と決め

    個人ブログの「余生」について - いつか電池がきれるまで
    yuki_2021
    yuki_2021 2021/04/29
    はてなブログという船が沈むのならば、沈むまでは一緒に居るはず。それとは別に日記を書くのは自分のために続けようと思う。
  • ネットには、「新しい素人の時代」が来ているのかもしれない。 - いつか電池がきれるまで

    anond.hatelabo.jp いやほんと、2000年くらいのテキストサイトとか流行りはじめの時期のブログって、なんだかすごく面白かったような気がします。僕も当に寝る時間を削って、毎日更新していましたし、『Read Me!』の順位に一喜一憂していました。あの時代は、KKG(かーずSP、かとゆー家断絶、ゴルゴ31という大手ニュースサイト)に一度紹介されるだけでPV(ページビュー)数が急上昇、なんて「夢」もありましたし。 weekly.ascii.jp まあでも、ネットの「素人の時代」というのは、そんなに長くもなかったんですよね。 そりゃ、どこの馬の骨だかわからないオッサンが眞鍋かをりに敵うわけもない。 以下は、10年前のネットの「自分史」を振り返ったものですが(長いので読まなくてもいいです)、ブログでは10年前には、もうすでに新規参入は難しくなっていたのです。 fujipon.hate

    ネットには、「新しい素人の時代」が来ているのかもしれない。 - いつか電池がきれるまで
    yuki_2021
    yuki_2021 2021/03/27
    終わる終わると言われてずっと終わらないというのは感覚的によく分かる。もうすでにネットは素人のものだろうな。
  • 宮田珠己さんのツイートをみて、「好きなことをやって生きる」について僕も考えた。 - いつか電池がきれるまで

    私は20代の頃、難病(当時/今はいい薬が出た)の治療で毎週3日会社を早退し副作用で高熱が出る注射をのべ100以上打ちながら、それでも良くならずに時々入院しつつ、将来への道が全然見えなくて焦っていた。誰に会っても顔色が悪いと言われ、あいつは早死にするだろうとみんな思っていたようだった。— 宮田珠己 (@John_Mandeville) 2021年1月31日 宮田珠己さんが、若い頃の闘病と作家になったきっかけについてツイートされていたのですが、けっこう前から宮田さんが書いたものを読んできた僕は、この闘病のことは知りませんでした(どこかで読んだことがあるのかもしれないけれど)。 会社で働きながら旅をしていたのが、好きが高じて会社を辞め、旅行作家になった、というようなイメージを持っていたのですが、こんな背景があったのだな、と感慨深かったのです。 宮田珠巳さんは、『ひとなみのいとなみ』というエッセ

    宮田珠己さんのツイートをみて、「好きなことをやって生きる」について僕も考えた。 - いつか電池がきれるまで
  • 頭がいい、賢い人だからこそ踏んでしまいやすい地雷が、いまの世の中には、たくさん埋められている。 - いつか電池がきれるまで

    約束された場所で (underground2) 作者: 村上春樹出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2001/07/01メディア: 文庫購入: 14人 クリック: 73回この商品を含むブログ (131件) を見る 内容紹介 癒しを求めた彼らはなぜ無差別殺人に行着いたのか?オウム信者へのインタビューと河合隼雄氏との対話によって現代の闇に迫る 村上春樹さんの『約束された場所で』を10年ぶりくらいに再読しました。 これは、村上春樹さんが1995年に起きた地下鉄サリン事件の被害者たちへの膨大なインタビューを記録した『アンダーグラウンド』の対になる作品で、村上さんがオウム信者たち(とはいっても、このインタビューに応じている時点では、それなりに教団とは距離を置いているのだが)に直接インタビューし、その成育歴からオウム真理教との出会い、信者としての生活、さまざまな事件を通して、いま、彼ら、彼女らが考え

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  • 2021年の個人ブログの「誰にも言えない話をネットに書く文化」の復活と、「有料化」の話 - いつか電池がきれるまで

    あけましておめでとうございます。 年もよろしくおねがいいたします。 昨年、2020年は、新型コロナウイルスの感染拡大と、それに伴う「新しい生活様式」に戸惑う1年になりました。昨年末から年明け、新型コロナウイルスの感染者数は収束するどころか、さらに増えてきており、多くの人たちは「コロナ疲れ」というか、「コロナ慣れ」してしまっているかのようにも感じます。正直、ここまで増えてくると、感染経路を特定するのも困難だし、ワクチンが実用化されて普及するか(とはいえ、こんな短い期間で開発されたワクチンはちょっと怖いな、とも思うのですが)、ほとんどの人が既感染者になってしまうしかないのかな、とも考えてしまいます。ただ、あまりにも急速に感染拡大すると、医療機関で対応しきれなくなってしまうため、なんとか感染者数の爆発的な拡大を抑制したいところではありますが…… このブログでは、毎年、新年最初のエントリは、「現

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  • こんな世の中だからこそ、「本当のお金持ち」の話をしよう。 - いつか電池がきれるまで

    お金持ちがポンとちょっとしたお金を出して、それを獲得したい貧乏人たちが醜く争ったりしてその様子をお金持ちが眺めて楽しむといったようなウェブサービスを作りたいですね。— pha (@pha) 2008年12月10日 太い実家のない俺が40歳までに何千万の貯金と家を手に入れるのはもちろん無理だったし、ワインをやっていなかったとしても焼け石に水、ぜんぜん無理だっただろう。どんな仕事をしてどんな暮らしをすればそうなるんだ。— p_shirokuma(熊代亨) (@twit_shirokuma) 2020年12月14日 僕はけっこう長い間、「お金のことをあれこれ言うのは、はしたない」というような、しょうもない矜持みたいなものを抱えていて、その一方で、先輩に頼まれていった当直アルバイトのお金を貰っていないことをずっと根に持つような人生をおくってきたのです。 正直なところ、子どもの頃から、切実にお金に困

    こんな世の中だからこそ、「本当のお金持ち」の話をしよう。 - いつか電池がきれるまで
    yuki_2021
    yuki_2021 2020/12/17
    まぁ不労所得で食ってる一握りの人達が社会の富のほとんどを握ってるというのはあるらしい。