トルコのビナリ・ユルドゥルム首相(右)の話に耳を傾けるヌレッティン・ジャニクリ副首相(左、2016年5月27日撮影、資料写真)。(c)AFP/ADEM ALTAN 【6月14日 AFP】イスラム教の断食月「ラマダン(Ramadan)」に合わせたトルコ国営テレビの番組で、出演したある大学教授が、祈らない人々は「けだもの」だと発言したことが世論の怒りを買っている。 国営テレビ局TRTで先週末に放送された番組に出演したアンカラ大学(Ankara University)神学部のムスタファ・アスカル(Mustafa Askar)教授は「はっきり言って、コーランの一節によれば、けだものは祈りをささげないし、祈りをささげないものはけだものだ」と述べた。 さらにアスカル氏は、人間だけが祈りのためにひれ伏すことができる額を持った生き物だと主張し「人は、祈りの人間工学にそぐうよう創造された」と語った。 アスカ