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文学に関するChieOsanaiのブックマーク (29)

  • 第128回文學界新人賞受賞作 市川沙央「ハンチバック」 |文學界

    第128回文學界新人賞は、応募総数2229篇の中から5篇を最終候補とし、3月6日に青山七恵、阿部和重、金原ひとみ、中村文則、村田沙耶香の5選考委員による選考会議が開かれ、市川沙央さんの「ハンチバック」が受賞作に決定しました。今回は、受賞作の冒頭8000字を公開いたします。 市川沙央(いちかわ・さおう)   1979年生まれ。早稲田大学人間科学部eスクール人間環境科学科卒業。筋疾患先天性ミオパチーによる症候性側弯症および人工呼吸器使用・電動車椅子当事者。現在、ライター。 <head> <title>『都内最大級のハプバに潜入したら港区女子と即ハメ3Pできた話(前編)』</title> <div>渋谷駅から徒歩10分。</div> <div>一輪のバラが傾く看板を目印にオレは欲望の城へと辿り着いた。</div> <div>どうも、ライターのミキオです。今回は、ハプニングバーの超有名店「××××

    第128回文學界新人賞受賞作 市川沙央「ハンチバック」 |文學界
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    ChieOsanai 2023/05/29
    伊藤計劃の『ハーモニー』にもタグは出てくる
  • アガサ・クリスティーの探偵小説を改訂、不快な可能性のある表現削除

    アガサ・クリスティーの小説が改訂され、現代の読者にとって不快と思われる表現などが削除された/Hulton Archive/Getty Images 「犯罪小説の女王」ことアガサ・クリスティーの小説が改訂され、人種差別的な言及や、現代の読者にとって不快と思われる表現が削除されたことが分かった。こうした改訂が行われる最新の古典作品になる。 英紙テレグラフによると、出版社のハーパー・コリンズはエルキュール・ポアロやミス・マープルが登場する一部の探偵ミステリーの新たなデジタル版で、一部の文章を編集したり完全に削除したりする対応を取った。 対象となる書籍は1920年から76年(クリスティーの没年)にかけて出版されたもので、語り手の内的独白に変更が加えられているケースもある。例えば、デビュー作「スタイルズ荘の怪事件」でポアロが他の登場人物を「もちろんユダヤ人だ」と形容するくだりは、新版では削除されてい

    アガサ・クリスティーの探偵小説を改訂、不快な可能性のある表現削除
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    ChieOsanai 2023/03/28
    英国の著作権の保護期間は死後 70 年だから、オリジナル版は 2046 年までお預けか。クソだな。  “対象となる書籍は1920年から76年(クリスティーの没年)にかけて出版されたもの”
  • 太った少年→巨大な少年 『チャーリーとチョコレート工場』から体形・性別・肌の色描写が削除 「検閲」と作家ら危険視

    ジョニー・デップ主演の映画「チャーリーとチョコレート工場」原作などで知られる英作家ロアルド・ダールの著作に、“現代でも全ての人が楽しめるよう”変更が加えられました。出版社と著作権を有する会社によるもので、最新版では「太った」「醜い」「狂った」といった多くの言葉が変更されており、作家らはこれに「ばかげた検閲」などと危険性を訴えています。 テレグラフ紙がレポート(画像は英The Telegraph紙Instagramから) 英The Telegraph紙は2月17日、著作の出版社「パフィン・ブックス」と、著作権を有する「ロアルド・ダール物語社」による変更を大々的にレポート。例えば、「太った(fat)」「狂った(crazy)」「醜い(ugly)」といった言葉は削除されるか変更され、「チャーリーとチョコレート工場」に登場するいしん坊のオーガスタクス・グループは「とても太った9歳の少年」の代わりに

    太った少年→巨大な少年 『チャーリーとチョコレート工場』から体形・性別・肌の色描写が削除 「検閲」と作家ら危険視
    ChieOsanai
    ChieOsanai 2023/02/22
    著作権を継承した人がこれだと、死後五十年経つまで他の出版社はオリジナル版を出せないのか。ダールは 1990 年に没してるから 2040 年か。
  • 心折れたラノベ作家が「もう書けません」宣言→逃亡 編集者が使った「裏技」 | キャリコネニュース

    意外かもしれないが、小中高生はけっこうな読書家である。それを引っ張る存在が「ライトノベル」だ。『読売新聞』2022年10月28日付朝刊に掲載された「小中高生が読んだランキング」によれば高校男子の読んだランキングの多くをライトノベルが占めている。 そうなると「ライトノベル作家になりたい人」も大量に出てくる。彼らは日々、切磋琢磨しながら「デビュー」を目指している……のだが、作品が書籍化され「プロ作家」の一員になれたとしても、続けて2冊目、3冊目と「売れる作品」を書き続けるのは相当に難しい。 今回、ある出版社に勤務する編集者のAさん(30代男性)が語ってくれたのは、せっかくデビューしたのに「2冊めが最後まで書けなかった」作家のエピソード。ところが、その2冊目もちゃんと発売されたそうで……。いったい何が起きていたのか、編集の裏側を聞いてみた。(取材・文:広中務) 投稿作品で感じた「可能性」 ラ

    心折れたラノベ作家が「もう書けません」宣言→逃亡 編集者が使った「裏技」 | キャリコネニュース
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    ChieOsanai 2022/11/23
    法月綸太郎が、デビュー作の『密閉教室』がだいぶ編集者の手を入れたものだったらしく、後からノーカット版を出してるね
  • 古典・中古典を読んだ年表 - jun-jun1965の日記

    1987年に大学院に入った当時、自分があまりにを読んでいないという強迫観念から頭がおかしくなって狂ったように読んだことは書いたことがあるが、改めて古典的作品とか有名作品をいつ読んだか調べてみた。題名は一般的なものとし、英語で読んだものも日語で記した。初期には作家をまとめて読んでいたので作家名になっている。 1975(12歳) 老人と海、南総里見八犬伝始まり、山椒太夫・高瀬舟、水滸伝(抄)坊っちゃん、平将門(海音寺) 1976(13歳) 花神,藤十郎の恋・忠直興行状記 1978(15歳) 万延元年のフットボール、人形の家、羅生門、小僧の神様・城の崎にて、蒲団、破戒、太宰治、白痴(ドスト) 1979(16歳)二葉亭四迷、野間宏、金色夜叉、島崎藤村、ラーマーヤナ(抄)、雪国、眠れる美女、ブッダのことば、北回帰線、赤毛のアン、 1980(17歳)伊豆の踊子、掌の小説、十二夜、シェイクスピア、オ

    古典・中古典を読んだ年表 - jun-jun1965の日記
  • 何を読んだんだ、マリオ  - jun-jun1965の日記

    『文藝春秋』にラテンアメリカ文学者の田村さと子が川端のことを書いていた。主にガルシア=マルケスがいかに『眠れる美女』が好きだったかという話で、「空を飛ぶ眠れる美女」と、『わが懐かしき娼婦たちの思い出』を書いている。後者は駄作。大江健三郎は後者を書く前にガルシアから、『眠れる美女』のモデルを紹介してほしいと言われ、断って、を読んで、紹介しなくて良かったと言っている(尾崎真理子のインタビュー)。ってことは大江はモデルを知っているんだな。 もう一つ、マリオ・バルガス=リョサも『嘘から出たまこと』という批評集で『眠れる美女』を礼賛していると田村が書いていたので、読んでみた。あまり出来のいいエッセイではないのだが、冒頭に、谷崎のフランス語に訳された作品を読んだら、辛酸をなめたヒロインが、家へ帰って魚料理をするところで作品が終わっていて、これが日的な美なのかと感嘆し驚いていたら、友人から、あれはフ

    何を読んだんだ、マリオ  - jun-jun1965の日記
  • 日本でアメリカ文学を教える米国人作家が驚いた「日本人学生の”壁”に対する価値観」 | 壁を作る前に、尋ねてみたいことがある

    在住の米国人作家マイケル・プロンコは、学生たちにアメリカ文学を教えるとき、戸惑ってしまうことがある。それはロバート・フロストの詩「壁直し」を教えるときだ。自由を奪う壁というものは壊すものだと思って生きてきたのに、日人学生の反応を見ると、彼らは必ずしも「壁」に否定的ではないようで──。 教師の自信を打ち崩そうとするもの アメリカ文学概説の講座を教えていて楽しいのは、学生の回答を読むときだ。日のマス教育を受けてきた学生たちの回答は概して当たり障りのない、ありきたりなものになりがちである。 女性の詩を読めば、学生たちは女性がいかに抑圧されてきたかを語る。アメリカの詩人、E・E・カミングスの詩を読めば、子供らしい言葉遊びが好きなのだと語る。ケルアックの小説の抜粋を読めば、旅に出たい気持ちが刺戟されるらしい。反戦歌を勉強すれば、「戦争はいけません」が出てくるのは避けがたい。 私は帰りの電車か

    日本でアメリカ文学を教える米国人作家が驚いた「日本人学生の”壁”に対する価値観」 | 壁を作る前に、尋ねてみたいことがある
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    ChieOsanai 2022/07/17
    無料部分しか読めないけど、安部公房の『壁』は参照されてるんだろうか
  • アメリカでなぜ『人間失格』ブーム? きっかけは伊藤潤二のコミカライズと「文豪ストレイドッグス」(全文) | デイリー新潮

    目下、アメリカでもっとも売れている日文学をご存じか? これが太宰治の『人間失格』なのだ。米国在住のノンフィクション作家・柳田由紀子氏が言う。 【写真2枚】アメリカで売られている『人間失格』 「アマゾンが運営するロサンゼルスの実店舗に行って驚きました。動画投稿アプリのTikTokで話題になっているを並べた棚に『人間失格』の英語訳『No Longer Human』があったんです」 日でもTikTokで紹介された書籍が爆発的に売れたりするので、いずこも同じらしい。アマゾンUSAの日文学カテゴリーで現在首位、全書籍中でも200位台につき、約6千件に及ぶレビューの平均評価点数は5点満点中4.8だというからすごい。版元のニュー・ディレクションズ社に聞くと、 「正直なところ、突然のブームに驚いています。『人間失格』のような良書の存在が認知されることは大変喜ばしい」(広報) 同社は世界の純文学や詩

    アメリカでなぜ『人間失格』ブーム? きっかけは伊藤潤二のコミカライズと「文豪ストレイドッグス」(全文) | デイリー新潮
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    ChieOsanai 2022/02/07
    “No longer human” だったら「もはや人間じゃない」じゃん。知らん人はホラーものだと思うんじゃね?
  • 誰もが絶賛は気持ち悪い。 - jun-jun1965の日記

    『石原慎太郎を読んでみた』はもちろん栗原さんから恵贈された。朝日新聞に佐々木敦の書評も出て、アマゾンでも読書メーターでも、絶賛されている。これはまずい。「批判禁止」の雰囲気がある小説、ということを田中弥生が『文學界』の「新人小説月評」で書いていたが、このもその雰囲気が出てきた。 このをみなが褒めるのは、『ウルトラマン研究序説』のケースと似ている。「面白がらなくちゃいけない雰囲気」がある、ということである。ウルトラマンは、まじめな学者がまじめにウルトラマンを研究したということで、『石原慎太郎を読んでみた』は、石原嫌いの豊崎由美が、いざ作品を読んでみたら意外にいい点をつけたという逆転の面白さで、である。 だが、「大笑いしながら読んだ」と言う人がいくたりかいるが、私は全然大笑いしなかった。概して、コンセプト的に、豊崎が石原作品を意外にも褒めた、というところがミソなので、実はほめ過ぎである。石

    誰もが絶賛は気持ち悪い。 - jun-jun1965の日記
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    ChieOsanai 2022/02/02
    これか(「浅田彰【同性愛はいまだにタブーか】」https://bit.ly/34559Ca
  • 文学賞を受賞の「女性作家」、正体は男性3人と授賞式で判明

    授賞式の壇上に上がったのは「カルメン・モラ」の名前で執筆していた3人の脚家の男性だった/Quique Garcia/EFE/Sipa (CNN) スペインの名誉ある文学賞をめぐり、スリラー作家として高い評価を受けていた「カルメン・モラ」という名前の女性小説家が受賞したところ、実は3人の男性によるペンネームだったことが判明し、同国の文壇に動揺が広がった。 テレビの脚家であるアグスティン・マルティネス氏、ホルヘ・ディアス氏、アントニオ・メルセロ氏の3人は15日、プラネタ賞の授賞式の際、賞金を受け取るために登壇。著名な犯罪小説家が実は存在しないことを明らかにし、フェリペ国王やレティシア王妃など、授賞式の出席者を驚がくさせた。 高い評価を受けるイタリアの小説家エレナ・フェランテ氏に例えられる「カルメン・モラ」について、代理人のウェブサイトは、匿名を守るためにペンネームで執筆をつづける「マドリー

    文学賞を受賞の「女性作家」、正体は男性3人と授賞式で判明
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    ChieOsanai 2021/10/18
    マジかよ久保ミツロウ最低だな
  • 文学を使えば、暴動レベルの危機を5〜7年前から予測できる─ドイツ「プロジェクト・カサンドラ」の成果 | 文学作品が示す「分裂のシグナル」

    「馬鹿げたプロジェクトだと思いましたね」 2018年、二人のドイツ軍将校がテュービンゲン大学を訪れてから数週間後のこと、ベルリンのドイツ国防省で、ヴェルトハイマーは最初の研究成果発表を行った。 彼は、第二次大戦期クロアチアのファシスト政党ウスタシャによるセルビア人大虐殺を扱った、作家ヨヴァン・ラデュロヴィックによる1983年の戯曲『鳩の穴』(未邦訳)、および1986年のセルビア作家協会による非セルビア人作家追放運動に注目した。 これらの出来事からまもなく、アルバニア人とセルビア人の間の民族を越えた友情や恋愛を扱った作品は姿を消し、修正主義的な歴史小説が流行するのだ。 「1998年にコソボ紛争が勃発し、大量の血が流されるずっと以前から、文学、また文学関係組織は10年にわたって、戦争への布石を敷いていたのです」とヴェルトハイマーは軍関係者らに語った。 発表会には、「プレビュー」計画の監督者、カ

    文学を使えば、暴動レベルの危機を5〜7年前から予測できる─ドイツ「プロジェクト・カサンドラ」の成果 | 文学作品が示す「分裂のシグナル」
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    ChieOsanai 2021/08/04
    眉唾で聞いておく。こういうのは宣伝として話を盛るのが常道だからな。有望なビジネスだからもっとお金くださ〜いって。
  • イタリアで日本文学ブーム、人気はエンタメ小説 背景にあの70年代アニメの存在

    左から『たまさか人形堂物語』(津原泰水、Edizioni Lindau)、『Lo scudo dell'illusione』(マッシモ・スマレ編、Atmosphere Libri[邦訳なし])、『お伽草子』(太宰治、Atmosphere Libri) <日とイタリアには、文学や漫画・アニメを通じた40年以上の交流の歴史がある。イタリア人読者は日文学の中に何を探すのか──現地在住「グレンダイザー世代」の翻訳家に聞いたイタリアにおける現代日文学事情> ここのところ、日の作家の欧米での紹介が進んでいる。昨年11月に柳美里『JR上野駅公園口』(『TOKYO UENO STATION』)が、アメリカでもっとも権威がある文学賞のひとつである全米図書賞を受賞したのは記憶に新しい。受賞直後から日でも大きな反響があり、日販調べによると2021年上半期で"いちばん売れた文庫"となった。出版不況が言わ

    イタリアで日本文学ブーム、人気はエンタメ小説 背景にあの70年代アニメの存在
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    ChieOsanai 2021/06/28
    桐野夏生の『OUT』はやたらと海外の受けがいいんだよな。英語版も売れてる。
  • セクシー女優・紗倉まなが「野間文芸新人賞」候補に 本人ツイッター「嬉しくて震えました」(J-CASTニュース) - Yahoo!ニュース

    講談社と一般財団法人の野間文化財団は、第42回「野間文芸新人賞」の候補作品として、セクシー女優・紗倉まなさんの小説『春、死なん』(講談社)を選出したことを2020年10月1日、発表した。 喜び伝えた紗倉まなさん 小説家としても活躍する紗倉さんは、自身のツイッターで「あまりにも嬉しくて震えました」と喜びを伝えている。 ■過去には村上龍、村上春樹も受賞 野間文芸新人賞は講談社初代社長の野間清治氏の遺志で設立された「野間文化財団」が選考する新人向けの文学賞。過去には村上龍さん『コインロッカー・ベイビーズ』(第3回、1981年)、村上春樹さん『羊をめぐる冒険』(第4回、82年)など、名だたる作家の著作が受賞している。 今回、第42回の候補作品にノミネートされたのは、李龍徳さん『あなたが私を竹槍で突き殺す前に』(河出書房新社)、宇佐見りんさん『かか』(河出書房新社)、谷崎由依さん『遠の眠りの』(集英

    セクシー女優・紗倉まなが「野間文芸新人賞」候補に 本人ツイッター「嬉しくて震えました」(J-CASTニュース) - Yahoo!ニュース
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    ChieOsanai 2020/10/01
    『真空地帯』の野間宏の名前を冠した賞だと思ってた……
  • 平野啓一郎ブログ - web2.0的世界において、「名誉」を守るということについて

    普段、なかなか、このメッセージ欄も更新されないので、たまに何か書くときには、せめて明るい、希望に満ちた話をしたいが、今日の話題は、私がこの6年間、一度も語ってこなかった極めて不愉快なとある出来事についてである。内容が内容だけに、冷静に書くことは難しいが、それでも私は、今という時は、これについて語る時だと考えている。 きっかけは、wikipediaだった。私は普段、何かについてネットで調べようという時、恐らくは多くの人と同じように、直接wikipediaに飛ぶということはなく、大体、検索してみて、ついでに引っかかったwikipediaも見てみるというくらいである。内容は、今はまだ玉石混淆で、非常に洗練されたレヴェルに達している項目もあれば、あまり有益な情報が掲載されていない項目もある。当然のことながら、私は自分の名前を検索することはないから、wikipediaの自分の項目がどうなっているのか

    平野啓一郎ブログ - web2.0的世界において、「名誉」を守るということについて
    ChieOsanai
    ChieOsanai 2020/07/19
    “と同時に、私は作家だから、内容がいかに愚劣であっても、人が書いたものを「消せ」と命じることは気が進まなかった”
  • 第1回 「この人枯れてない」 | 古井由吉×蓮實重彦「終わらない世界へ」 | 古井由吉 , 蓮實重彦 | 対談・インタビュー | 考える人 | 新潮社

    著者: 古井由吉 , 蓮實重彦 先日亡くなった古井由吉さんは、『辻』単行刊行時に、蓮實重彦さんと「新潮」2006年3月号にて対談をしました。時代をリードしてきた同い年の小説家と批評家でありながら、お二人の対談はこの一度きりです。古井さんの追悼特集を組んだ「新潮」2020年5月号の蓮實重彦さんの追悼文にも、この対談の話が出てきます。対談を構成したのは私なのですが、緊張感と文学的高揚感のあふれるお二人の対話の場に立ち会えた記憶は、一生消えそうにありません。今回、古井さんご遺族と蓮實重彦さんのご厚意により、「新潮」掲載版の対談を復刻掲載いたします。(編集長 松村正樹) 古井 蓮實さんとは初めての対談になりますが、大学では同級生ですね。 蓮實 そう。東大では駒場の二年間同じクラスだったわけだし、立教大学では紛争中に教員として同僚だった。 古井 そうなんですよ。 蓮實 これも二年一緒でした。二人が

    第1回 「この人枯れてない」 | 古井由吉×蓮實重彦「終わらない世界へ」 | 古井由吉 , 蓮實重彦 | 対談・インタビュー | 考える人 | 新潮社
  • ドイツ文学者の池内紀さん死去 | 共同通信

    フランツ・カフカ作品などの翻訳で知られ、エッセイストとしても活躍したドイツ文学者の池内紀さんが8月30日、死去した。78歳。兵庫県出身。

    ドイツ文学者の池内紀さん死去 | 共同通信
    ChieOsanai
    ChieOsanai 2019/09/04
    え!? 本人おらんかったらヒトラー本修正できひんやん。絶版コース?
  • 小説『ロリータ』のモデルとなった、実在した少女の悲劇 | 渡辺由佳里 | コラム | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

    <優れた文芸小説『ロリータ』によって、男性の性的ファンタジーである「大人の男を誘惑する少女」のイメージが浸透してしまった> 日では、ウラジミール・ナボコフの小説『ロリータ』のことを知らない者はいないだろう。 心理学者が前書きをしている犯罪者の手記、という手がこんだ形のフィクションで、その告白文の語り手が、少女性愛者のハンバート・ハンバート(仮名)だ。パリ生まれのハンバートは、ヨーロッパで過ごした子供時代に性的な体験を共有した少女アナベルのことを忘れることができず、少女のような未熟な体を持つ女性との関係で追体験をしようとしてきた。 30代後半になったハンバートは、移り住んだアメリカ・マサチューセッツ州の田舎町で、下宿先の娘である12歳のドローレス・ヘイズ(ロー、ドリー、ロリータ)に一目惚れし、欲情をいだく。彼はドローレスと一緒にいるために母親シャーロットと仕方なく結婚するが、邪魔者であるシ

    小説『ロリータ』のモデルとなった、実在した少女の悲劇 | 渡辺由佳里 | コラム | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
    ChieOsanai
    ChieOsanai 2019/01/23
    一読したときは、『ロリータ』のせいでモデルの実在の少女が生前にセカンドレイプを受けた話かと思ったが、読み返したら『ロリータ』初版が公刊されたのは少女の死後だった。この書き方ミスリーディングじゃない?
  • 村上春樹さん「新文学賞」を辞退 ノーベル文学賞見送りで創設 | NHKニュース

    ノーベル文学賞の発表が選考組織のスキャンダルで見送られたことを受けて、スウェーデンの文化人などがことし1年限定で創設した新たな文学賞で最終選考の4人に残っていた村上春樹さんが、執筆活動に専念したいとして辞退を申し出ていたことがわかりました。 賞の選考組織「ニュー・アカデミー」のウェブサイトによりますと、村上さんは、最終候補に選ばれたことに感謝の思いを示しながらも、執筆活動に専念したいとして辞退する意向を伝えてきたということです。 ニュー・アカデミーは、ノーベル賞の各賞の発表が終わったあとの来月12日に受賞者を発表し、ノーベル賞の式典の前日の12月9日にストックホルムで授賞式を行う予定だということです。

    村上春樹さん「新文学賞」を辞退 ノーベル文学賞見送りで創設 | NHKニュース
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    ChieOsanai 2018/09/16
    勝手に取りたがってることにされて「取れねーでやんの」と馬鹿にされる村上春樹
  • 文壇の末期的状況を批判する-REALKYOTO

    福嶋亮大 どいつもこいつもナメとんのか――、少々下品だが、これがここ数ヶ月の文壇の醜態を目の当たりにした、私の偽らざる感想である。言うまでもなく、早稲田大学教授の文芸批評家・渡部直己のセクハラ事件を端緒にした一連の騒動、および芥川賞候補作になった群像新人賞受賞作である北条裕子「美しい顔」をめぐる盗用疑惑を指してのことである。それぞれについて私見を述べる。 私はほかならぬこのRealkyotoで渡部直己とは対談したことがあり、今回の騒動の直前には彼に代打を頼まれて、福永信とのトークショー@芦屋市立美術博物館に急遽出演したくらいで、以前からかなり親しい間柄である。彼の女性遍歴についても知らないわけではないけれども(近年はそちらの方面は「卒業」したのだろうと思い込んでいた私の認識は甘かったのだが)、そこはプライヴェートな領域に関わるので触れるべきではないだろう。一般論として、男女の問題は外野には

    ChieOsanai
    ChieOsanai 2018/08/20
    後者の『美しい顔』問題については、もっと即物的な、選考委員も編集者も誰もネタ元のノンフィクション読んでなかったんかい!ってところが気になる
  • 渡部直己教授について|倉数茂|note

    早稲田大学の渡部直己教授がセクハラをしたという記事を読んで愕然とした。私は1997年からの2年間、近畿大学の大学院で渡部直己の授業に出ていた。修士論文の副査にもなってもらった。渡部直己は私の恩師である。修士課程を終えて、他の大学に進学して以降も、数年に一度程度だが会う機会があり、2011年から2年、事件の舞台となった早稲田大学文芸・ジャーナリズム論系で非常勤講師を務めるにあたっても、彼の口添えがあったのだと思っている(確認はしていない)。その意味で、私は渡部直己に近い人間であり、冷静かつ中立に語れる立場ではない。その旨はあらかじめ断っておきたい。 まず、今回のセクシュアル・ハラスメントに関してだが、弁護の余地はないと思う。大学院生と二人きりで飲みに行くというのですでに微妙だが、その場で関係を迫るというのは完全にアウトである。相手が学生でなければただのスケベ親父案件で済んだかもしれないが、教

    渡部直己教授について|倉数茂|note
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    ChieOsanai 2018/06/23
    昭和感満載でよい。そういや、昭和から平成に変わった直後に今は亡き『朝日ジャーナル』にコラムを連載してて、平成という新元号を罵倒して「これからは清潔でつまらない社会になる」ってよく書いてたね。