7年前、福岡県内の歯科医院で2歳の女の子がむし歯の治療後に死亡した事件で、当時司法解剖し鑑定書を作成した医師が「麻酔治療が必要なむし歯は1本もなかった」と証言しました。事件をめぐっては歯科医院の院長…
パリのエルメス店舗のショーウインドー Photographer: Adrienne Surprenant/Bloomberg フランスの伝統製法で職人が仕上げた超高級ハンドバッグ。エルメス・インターナショナルの「バーキン」は世界中の富裕層がステータスシンボルとし、値段は10万ドル(約1500万円)を超える物もある。この究極のぜいたく品が米国の反トラスト法に反するとして、2人の消費者がエルメスを相手取り、カリフォルニア州で訴訟を提起した。 19日に提出された訴状によれば、エルメスはバーキンを誰にでも販売するのではなく、他のエルメス製品に数千ドルを費やした顧客だけに、バーキン購入のチャンスを与えている。原告は集団訴訟の認定を求めている。 ティナ・カバレリ、マーク・グリノガ両原告はサンフランシスコの連邦地裁に提出した訴状で、バーキンはエルメスのウェブサイトでは購入できず、店舗にも陳列されず、会社
『公研』2024年1月号「めいん・すとりいと」 昨年10月に『立法者・性・文明──境界の法哲学』(白水社)という本を出した。約20年前、いわゆる性同一性障害特例法(以下「特例法」)の立法運動に関わった経験から出発し、近年にいたるまでの研究を一冊の本にまとめたものだ。最近、この本の内容に関連する大きな出来事があった。先日、最高裁大法廷が出した特例法に関する違憲判決である。 特例法では、①18歳以上であること、②現に婚姻をしていないこと、③現に未成年の子がいないこと、④生殖腺がないこと又は生殖腺の機能を永続的に欠く状態にあること、⑤その身体について他の性別に係る身体の性器に係る部分に近似する外観を備えていること(後述の5号要件)──以上、五つの要件を「戸籍上の性別変更」に際し、課している。 今回の判決では、このうち④の「生殖不能要件」が憲法13条によって保障されるべき人格的生存権、つまり「自己
富山県青少年健全育成条例違反の疑いで逮捕されたのは、富山県東部に住む会社員の少年(17)です。警察によりますと、少年は2023年7月上旬、県東部で18歳未満の少女に対し、未成年であると知りながら、性行為をした…
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「息子はこの交差点を横断中、飲酒運転の車に衝突され、一瞬のうちに40メートルもはね飛ばされました。病院で対面したとき、頭がい骨は大きく陥没し、いたるところから血が流れ出て、まさに地獄絵図のようでした。通りなれた道を、まさか無灯火の車が猛スピードで逆走してくるなんて、想像すらできなかったと思います」 名古屋城から東へ約1キロの場所にある「清水三丁目」という名の小さな交差点。その一角にある石造りの建物には、昭和33年製のレトロな市電の先頭部分が埋め込まれており、行先表示器には『交通安全』という文字が掲げられています。 近所に住む眞野哲さん(60)は、その前に佇み、横断歩道を見つめながら語ります。 長男の貴仁さんが渡り切れなかった横断歩道に立つ父の眞野哲さん(筆者撮影) 「あの日から、今年で11年目を迎えます。でも、まだ私の中では何ひとつ終わっていません。7年の刑を終えて出所した加害者は、息子へ
8年前、東京・表参道の宝石店でおよそ1億円分の宝石が奪われた事件をめぐり、イギリスの裁判所は、警視庁が国際手配していたイギリス国籍の男の、日本への引き渡しを認めないとする判決を言い渡しました。 日本の捜査機関による取り調べで人権侵害を被るおそれが拭えないなどとしています。 2015年11月、東京・渋谷区の高級宝石店に3人組の男が押し入り、警備員を殴って大けがをさせた上、ダイヤの指輪などおよそ1億円分を奪って逃げました。 この事件で警視庁はイギリス国籍の男3人について強盗傷害などの疑いで逮捕状を取るとともに、ICPO=国際刑事警察機構を通じて国際手配していました。 その後、3人はそれぞれ別件でイギリスで拘束され、日本政府が引き渡しを求めていましたが、ロンドンの裁判所は11日、3人のうち、ジョー・チャペル容疑者(37)について引き渡しを認めないとする判決を言い渡しました。 日本とイギリスの間に
大阪・ミナミのカジノバーで客に賭博行為をさせたとして、大阪府警保安課は31日、賭博開帳図利の疑いで、NPO法人「日本ポーカー協会」(東京)理事の三久保城司容疑者(55)=大阪府東大阪市永和=と大阪市中央区道頓堀のカジノバー「Giji Casi(ギジカジ)」の経営者、中井哉真人(やまと)容疑者(29)=大阪市浪速区幸町=ら男女10人を逮捕したと発表した。 10人の逮捕容疑はギジカジと大阪市中央区宗右衛門町のカジノバー「レイズ」に賭博場を開設し、客に賭博をさせて利益を得るなどしたとしている。両店の客11人も賭博容疑で逮捕されている。 同課によると客の獲得したチップ分をバー側が協会名義の口座に送金。三久保容疑者が現金を客の口座に振り込んでいたという。同課は協会が組織的に関与している可能性を視野に捜査している。
取材中の交通死亡事故で、異例の出来事が起こりました。 昨年12月、神戸地方裁判所で下された民事裁判の一審判決、その内容を「不服」として、大阪高裁に控訴していた被告(加害者)側が、4月24日、突然、「控訴の取り下げ」を行い、一審判決が確定したというのです。 本件事故については、4月12日に「Yahoo!ニュース個人」で以下の記事を発信したところでした。 交通事故で命奪われた娘は、亡き妻の忘れ形見… 「ながらスマホ」で信号無視がなぜ過失なのか(柳原三佳/2023.4.12) 原告(遺族)側の代理人である中村友彦弁護士は語ります。 「4月24日、裁判所から私が不在のときに『控訴が取り下げられました』という連絡が入りました。翌日、半信半疑で裁判所に確認したところ、『控訴取り下げで一審判決確定です』と言われ、大変驚きました。控訴を取り下げるなど、普通は考えられないことです」 被告側が大阪高裁に控訴状
齊藤彩さんの著書『母という呪縛 娘という牢獄』は、2018年に娘が母を殺害し遺体をバラバラにして遺棄した事件の経緯を詳細につづったノンフィクションだ。共同通信社の司法記者だった齊藤さんは、獄中の娘・髙崎あかり(仮名)と30通を越える往復書簡を交わし本書を執筆した。進学校出身で看護師として就職が決まっていた真面目な娘は、なぜ母を殺さなければならなかったのか。事件の背景にある長年にわたる教育虐待や母娘の関係性について齊藤さんに聞いた。 【写真】著者の齊藤彩さん近影 ■包丁、熱湯、幼少期からの教育虐待 2018年3月、滋賀県守山市を流れる野洲川の河川敷で髙崎妙子(仮名・当時58歳)の遺体の一部が発見された。遺体は両手、両足、頭部が切断されており体幹部のみだった。後に髙崎あかり(当時31歳)は、他の部分は燃えるゴミに出したことを供述している。あかりは、地元の医大の医学部看護科を卒業し同年4月から看
経営する無許可マージャン店で賭博をさせたとして、京都府警生活保安課と右京署は17日、賭博開帳図利などの疑いで、京都市右京区のマージャン店経営の男(74)を再逮捕し、同居の共同経営者の女(70)を逮捕した。 逮捕容疑は、共謀し2018年6月~今年1月、右京区のマージャン店「オフィス耀」で、客に賭けマージャンをさせてゲーム代を徴収した疑い。 府警によると、同店は会員制でマージャン店だと分からない店構えだった。「リーチ後に引いた最初の牌が『白』なら必ず上がり」など賭け金が高額になりやすいルールが多数あり、1ゲームで2万円程度の賭け金がやりとりされていた。17年8月の開店以降、売り上げは2億5千万円以上とみられるという。
3年前、福島県三春町で故意にひき逃げして2人を殺害した男の控訴審判決で、仙台高裁は一審の死刑判決を破棄し、無期懲役を言い渡しました。 ▼【写真を見る】盛藤被告と事件があった現場 判決を受けたのは、住所不定・無職の盛藤吉高(もりとう・よしたか)被告(53)です。 盛藤被告は2020年5月、三春町の国道わきで清掃活動をしていた男女2人をトラックで故意にひき逃げし、殺害したなどとして一審の裁判員裁判で死刑判決を受けましたが、「刑が重すぎる」として控訴していました。 16日に仙台高裁で開かれた控訴審の判決公判で、深沢茂之裁判長は、「被告は漠然とした不安から刑務所に入りたいと考えて犯行に至ったもので、殺意はあったが、その意欲までは認められない」などと指摘しました。そのうえで「生命軽視の態度は明らかだが、甚だしく顕著とまでは言えず、死刑がやむを得ないとまでは言えない」として、一審の死刑判決を破棄し、無
1998年7月、夏祭りで提供されたカレーライスに毒物が混入され、4人が死亡した「和歌山カレー事件」。容疑者として逮捕された林眞須美は無罪を訴えるも、2009年に死刑が確定した。だが、この事件の鑑定結果には不正も指摘されており、「冤罪ではないか」との声も少なくない。当時、映像編集者としてこの事件に携わった宮村浩高氏の悔恨の手記。 【関連書籍】2021年8月に発売された『鑑定不正――カレーヒ素事件』(河合潤・日本評論社)。分析化学の第一人者がカレーヒ素事件の鑑定不正を解明した驚愕の1冊 連日、テレビで流された“悪女”のイメージ1998年7月25日。和歌山県和歌山市園部地区で行われた夏祭りで、提供されたカレーライスを食べた67人が次々と倒れ、うち4人が死亡するという事件が発生しました。 当初私たちは、単なる食中毒として報道していました。しかし、死者が出てくるなどしていく中で、「これは単なる食中毒
ことし7月、安倍元総理大臣が奈良市で演説中に銃で撃たれて死亡した事件で、奈良地方検察庁が容疑者について精神鑑定を行った結果、刑事責任能力があると判断し、殺人の罪で起訴する方針を固めたことが捜査関係者への取材でわかりました。 ことし7月、奈良市で演説中の安倍元総理大臣が銃で撃たれて死亡した事件で、警察は奈良市に住む無職 山上徹也容疑者(42)を逮捕し、殺人の疑いで捜査しています。 これまでの調べによりますと、山上容疑者は母親が多額の献金をしていた旧統一教会「世界平和統一家庭連合」に恨みを募らせた末に事件を起こしたとみられ、調べに対し「安倍元総理大臣が団体と近しい関係にあると思った」などと供述しているということです。 奈良地方検察庁はこうした供述などから、刑事責任能力を調べる必要があるとして、ことし7月から「鑑定留置」をして、容疑者の家庭環境や母親との関係などについて、専門の医師が聞き取る形で
家族が事件や事故に「巻き込まれる」ことをイメージする人はいるが、「加害者」になることまで想像する人は少ないであろう。しかし、あなたの大切な家族が他人の命を奪ってしまい、ある日突然、加害者家族になることは、特殊な人々だけが経験することではなく、日常に潜むリスクなのだ。 【写真】この記事の写真を見る(3枚) ここでは、2000件以上の加害者家族支援を行ってきた阿部恭子氏の著書『 家族が誰かを殺しても 』(イースト・プレス)から一部を抜粋。2019年4月19日に「東池袋自動車暴走死傷事故」を引き起こした飯塚幸三受刑者(91)の受刑生活を紹介する。(全2回の1回目/ 2回目 に続く) ◆◆◆ 拘置所側も先例がない高齢者90歳の収監 幸三が東京拘置所に収監されてから数日後、妻の下には夫から手紙が届いていた。 「あまりに悲惨な状況に、母は泣き崩れてしまって……」 長男も、手紙の内容に衝撃を受けていた。
電車内での痴漢行為が長年、社会問題となっていますが、その一方で痴漢行為をしていないのに疑われる、いわゆる「痴漢冤罪(えんざい)」の被害に遭う人もいます。電車内で周囲の人から身に覚えがない痴漢行為を疑われた場合、どのように対処すべきなのでしょうか。芝綜合法律事務所の牧野和夫弁護士に聞きました。 【ひと目で分かる】電車内で痴漢行為を疑われたときにやるべき7つの行為 事実と相違する供述調書への署名押印はNGQ.電車内で周囲の人から痴漢行為を疑われた場合、どのように対処すればよいのでしょうか。また、警察署に連行された場合はいかがでしょうか。 牧野さん「電車内で痴漢行為を疑われた場合、被害を訴えた人によって電車から降ろされた後、駅の係員が駅事務所に連れていこうとするのが一般的ですが、身に覚えがなければ、『弁護士を呼びますので、弁護士が来るまでここを動けません』と、はっきり言うべきです。警察署に連行さ
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