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レヴューに関するChieOsanaiのブックマーク (33)

  • 次のAmazonレビューを確認してください: 世界の独在論的存在構造: 哲学探究2 (哲学探究 2)

    この石ころが他の石ころではなくまさにこれであることの不思議 この簡略化は多分著者が否定するだろうが、私はまさにこれで氏の問題意識を言いかえできていると思う。侮辱の意図は微塵もなく、これで哲学的な問題提起になりえているとも思う それの形状であるとか、私の目の前に今あるとかいう外的要因をのぞいて、その石ころの存在そのものにとって、それがそれであることの根拠は何か。ほら、十分に深い問題でしょ? マクタガートの時間論に意識の問題と同型のものを見るということは、当のところ、時間に特有のもの、意識に特有のものを問うているのではないということだ。一見それは現在の特殊性、自己の特殊性を浮き彫りにする問題設定のようだが、氏は執拗に現在(および自己)の相対化を求める。過去もその時点では現在であったし、未来もいずれ現在になる。意識に対する操作もそれに倣う いずれも理論の出発点は平等化された「現在」そして「私」

    ChieOsanai
    ChieOsanai 2023/01/21
    めちゃくちゃ的外れなこと書いててすごい。独在論が何なのか本気で判らない人っているんだな。
  • 次のAmazonレビューを確認してください: 一九八四年 (ハヤカワepi文庫)

    昔のSF小説にありがちな詳細すぎる説明文が多くて、余計なボリュームを感じた。通読できる人いるの? 「ウィンストンはこう感じた。」が多すぎる。 飛ばし読みしたけど、いくつか面白い箇所もあった。 主人公ウィンストンは、キャサリンという悪夢のような女性と破綻した結婚生活を送る。 「彼が触れたとたんに、彼女は顔を引きつらせ、身体をこわばらせるように思われた。彼女を抱くのは関節の動く木製人形を相手にしているようなものだった。」とのこと。ここらへんは腐敗した社会にありがちな男女関係の描写としてリアル。現下の日も似たようなものじゃない?全体主義の下では恋とか愛とかは白けるんだよ。特に性愛は「子を製造するための作業」にまで堕落する。 全体主義の悪夢の物語においては、権威の奴隷ロボットみたいな女性キャラクターが世界の不気味さを際立たせる。 そしてジュリアという最低の女性との出会いと別れ、このあたりが書の

    ChieOsanai
    ChieOsanai 2022/08/31
    オーウェルはイギリス領インド生まれのイギリス人です
  • その時点で言うべき

    (概略)十五年戦争について共同で研究していた原朗(1943-)は、小林英夫(1939-)が1975年に「大東亜共栄圏の形成と崩壊」(お茶の水書房)を出した時、自分が学会発表した論点が盗用されていることに気づいたが、沈黙を守り、原は東大名誉教授、小林は早大名誉教授になったが、30年も過ぎて原は2013年、70歳で東京国際大学を定年となった際、かつての盗用について語った。すると小林から名誉毀損で訴えられ、原が一審から最高裁まで敗訴したのであった。 (レビュー)最初に盗用された時点で学会に訴えるべきである。著者はそれをすれば学会は崩壊すると言っているが、すればいいではないか。そうやってことを荒立てないほうが無難に出世できますよという学問界の悪しき慣習が問題なのだろう。

  • 次のAmazonレビューを確認してください: 体育館の殺人 〈裏染天馬〉シリーズ (創元推理文庫)

    ネタバレです。 なるべく他のレヴューとかぶらないところを書いてみようと思います。 トリック以前のプロットの話です。 書の事件の発端は犯人がカンニングしたこと。その犯行現場を朝島はカメラに収め、DVD という形で手許に保管していた。 犯人は反省して二度としないのでその映像は処分してくれ、その DVD を俺に渡してくれとお願いした。 朝島は了承し、犯人の願いにかなう形で密会をセッティングし、そこで渡すことにした。 犯人はそこで朝島を殺害し、DVD を強奪し、逃走した。 これが事件のあらましなんですが、そもそもこの時点でおかしい。双方が、特に朝島が合理的なら、この密会自体が成り立たないんですよね。 考えてもみてください。麻薬なら人目を忍んでコソコソ受け渡ししなければなりませんが、今回のブツは DVD です。 DVD の中身が何なのかその場で判る人間なんていないんだから、堂々と人前で受け渡しすれ

  • 次のAmazonレビューを確認してください: はじめての動物倫理学 (集英社新書)

    生物学の基礎的な素養を欠いているため、著者の思い込みのみが目立ち、【論】として成立していない。砂上の楼閣。 倫理もヒトという生物の営為の結果であるから、その根源はたくさんの【利己的な遺伝子】たちの思惑の絡み合った結果である。ア・プリオリに倫理が天から与えられたわけではない。 善も悪も、質的に存在するわけではない。【利己的な遺伝子】たちの思惑の絡み合った結果、ヒトの【妄想】として生じた。 個体は生死の単位ではあっても生物の質ではなく【乗り物(ビークル)】に過ぎず、生物の質は遺伝子(それも下手すると機能を持たないジャンクDNA)である、ということだ。個体とは、異なる利害関係を持つ遺伝子たちが呉越同舟している【乗り物(ビークル)】である。 さらに寄生生物の遺伝子が宿主たる【乗り物(ビークル)】を操作することも普通であるし、寄生生物の遺伝子が宿主に引っ越して直接【乗り物(ビークル)】を操作す

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    ChieOsanai 2020/10/11
    なぜ、兄弟の目にあるちりを見ながら、自分の目にある梁を認めないのか
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    ChieOsanai
    ChieOsanai 2020/10/11
    はぁ。この人は中立のつもりなのかなぁ。
  • Amazon.co.jp: 「百合映画」完全ガイド (星海社新書): ふぢのやまい (著), 志村貴子 (著), 牛久俊介 (著), 児玉美月 (著), 将来の終わり (著), 関根麻里恵 (著), 髙橋佑弥 (著), 鶴田裕貴 (著), 中村香住 (著), ふぢのやまい (編集): 本

    Amazon.co.jp: 「百合映画」完全ガイド (星海社新書): ふぢのやまい (著), 志村貴子 (著), 牛久俊介 (著), 児玉美月 (著), 将来の終わり (著), 関根麻里恵 (著), 髙橋佑弥 (著), 鶴田裕貴 (著), 中村香住 (著), ふぢのやまい (編集): 本
    ChieOsanai
    ChieOsanai 2020/09/26
    めちゃ評判悪い
  • Amazon.co.jp: ディキンスン詩集 (海外詩文庫): エミリーディキンスン (著), 新倉俊一 (翻訳), Emily Dickinson (原名): 本

    Amazon.co.jp: ディキンスン詩集 (海外詩文庫): エミリーディキンスン (著), 新倉俊一 (翻訳), Emily Dickinson (原名): 本
    ChieOsanai
    ChieOsanai 2020/08/12
    レヴューで嘘を書いてる人がいる……
  • 読み終えてしまうのが残念

    ChieOsanai
    ChieOsanai 2020/05/20
    こんなアホウヨがゲンロン買ってるんだ
  • 次のAmazonレビューを確認してください: 統合失調症の責任能力 なぜ罪が軽くなるのか

    結論から言うと,「統合失調症だとなぜ責任能力が軽くなるのか?」という問いに答えられていない。 わずかに,統合失調症の症状が急激に進んでいる時期の犯罪はより広く責任無能力を認めたらどうかという,医者の立場を 説明したに過ぎない。 書では著者が過去に行った精神鑑定のケースを3つ紹介しているが,それらが責任無能力を広く認めるべきという 主張にどうしてつながってくるのか,理論的な説明がされていない。 書最大の主張である統合失調症の急性悪化期の犯罪は責任無能力を広く認めるべきことについても,著者は少しでも 自由意思が残っているというだけで責任能力を(限定的にでも)認める現在の裁判の風潮に対し形式論的に過ぎるというが, 刑事司法関係者の立場からすれば,責任能力の有無というこんなにも難しい判断を要する事項において,医者でない裁判官が 最後のよりどころとするのは刑法理論であって,これを捨て置いて判断せ

    ChieOsanai
    ChieOsanai 2020/01/27
    "結論から言うと,「統合失調症だとなぜ責任能力が軽くなるのか?」という問いに答えられていない"
  • 次のAmazonレビューを確認してください: 体育館の殺人 (創元推理文庫)

    高校の体育館で起きた密室殺人事件を、高校生探偵が推理する。 なんというか、すごくモヤモヤする作品でした。犯人は計画的なのになにも考えてない。衝動的なのに沈着冷静。頭が良いのに無計画。プロの犯行なのに素人同然.わけがわからない。 トリックは単純でも、解決にいたるまでの道筋さえよければ、面白い小説は書けるだろう。だけど作だと、どうにもこうにも犯人像が一定しないのですね。 「水族館の殺人」のレビューにあった、 「アリバイトリックで使われた方法は確実性や再現性に乏しく、正常な思考力を持った犯人であれば、このような不確実な方法を絶対に採用したりはしないだろう。」 「合理的な思考力を持たない犯人が偶然うまくいった犯行を、ロジックで解くことに意味があるのだろうか。 論理的推理というのは、犯人が合理的な思考をするということが前提のはずだが。」 という部分に激しく同意。犯人の行動が不条理の塊なのに、論理パ

  • 駄本

    優れた非専門家を評価するのではなく、匿名で誹謗中傷したりまったく優れない発言を言う素人を持ち上げる意識の低さと、中立を装いながら実は金融政策について理解の浅さを露呈した駄経済学政治的党派や自意識をみたす仲間を増やす手段ではない。これはMMT関係すべてのに共通する。

    ChieOsanai
    ChieOsanai 2020/01/27
    自己紹介乙
  • 次のAmazonレビューを確認してください: あの日

    困った。話題の『あの日』を読んでしまった! なぜ困ったかというと(は2年前に読了していたが)何とも不思議と言うか奇妙ななのだ。 レビューの書きようがなく、私は立ち往生してしまった。 あのSTAP騒動の中心人物が真実を語るということは、報道された内容は真実ではないということになる。 われわれの知らない真実がある。当なのか? そういうセンセーショナルなであるため、レビューを書くのもなかなか難しいのだ。 さて、このは簡単に言えば『私ははめられた!』という告白&暴露である。 いったい誰が小保方晴子をはめたのか? まるでミステリーの犯人探しのような怒濤の展開が待っている! まず、単細胞の私は一読して思った。『文才あるんかなぁ~ 記憶力ええなぁ~』と。 たとえば、小保方女史は留学先のボストンの情景をこう描写するのだ。 道はポプラ並木になっていて、見上げるとポプラの葉の隙間から射す木漏れ日

  • 『朝、目覚めると、戦争が始まっていました』 未来を知らない十二月八日の言葉 - HONZ

    意表を突かれた。企画も内容も構成も、見事という他ないだ。毎年、終戦の日にむけて様々なが出版されるが、とりわけ異彩を放つである。書を手にしてはじめて私は、「開戦を人々がどう受け止めたのか」という個々の情報が、ごっそり抜けおちていたことに気づいた。 ものすごく解放感がありました。パーッと天地が開けたほどの解放感でした。 (書11頁、吉隆明、原典:三交社『吉隆明が語る戦後55年・5』) 僕の命も捧げねばならぬ。一歩たりとも、敵をわが国土に入れてはならぬ。 (書45頁、坂口安吾、原典:筑摩書房「真珠」『坂口安吾全集03』) 書は、太平洋戦争勃発時の知識人・著名人の反応を日記や回想録から抜き出した、アンソロジーである。さぞかし重苦しい空気なのかと思いきや、むしろその逆だった。戦争を歓迎する言葉が多いのである。知識人にして、そうなのだ。「一般人は?」と考えずにはいられなかった。 その

    『朝、目覚めると、戦争が始まっていました』 未来を知らない十二月八日の言葉 - HONZ
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    ChieOsanai 2018/08/10
    現代日本人、対米戦争以外の戦争を忘れがち問題
  • とても悲しい気持ち

    花輪和一先生の今までの作品が大好きでした。 しかし、この作品は支持出来ない。 少々戸惑いながらも最初は設定と台詞の面白さに笑って読んでいたが、「東南アジアの白人植民地支配を解放するために、散華されていった日兵たち。」という台詞にうちのめされた。その後の話の内容にも。 侵略戦争の加害者側である国の人間が大東亜共栄圏の思想でもってその侵略を正当化する事はあってはならない。 虐められ苦しむ者を助ける物語を沢山描いてきた作者だけに、最初は自分が誤読をしているのか?と何度も疑ったが、やはり大東亜共栄圏を肯定しているとしか思えない。 花輪和一先生の今までの作品が大好きだ。 しかし、もう好きな漫画家としてその名を上げる事は出来ない。 とてもショックで、とても悲しい気持ちだ。

  • 立岩真也「書評:小畑清剛『近代日本とマイノリティの<生-政治学>――シュミット・フーコー・アガンベンを中心に読む』」

    書評:小畑清剛『近代日とマイノリティの<生-政治学> ――シュミット・フーコー・アガンベンを中心に読む』 立岩 真也 20070901 『論座』2007-9:310-311 http://opendoors.asahi.com/ronza/ *草稿 2007.7.3 *掲載されるものとすこし異なります(掲載される文章では引用頁数が記されていない等)。7.17 「書で試みたことは」副題にある三人、他(長くなるので略)の「現代思想と、ハンセン病患者、先天性障害者、被差別部落民、アイヌ、沖縄人などが辿った運命を遭遇させることである」(「おわりに」より)。続けて、それが難しいことについても、「学知の普遍性と人間存在の多様性の相剋に関わる実に困難な問題」、等と著者は述べている。それで、その困難な仕事はうまくいったか。 いかなかったと私は思う。だがそれは、やはり続けて著者が言うように、例えばクラシ

  • KADOKAWA的なプラットホームシステムと『けものフレンズ』

    書を書店頭で見かけ、これは「『けものフレンズ』たつき監督降板問題」を考える上でヒントになるかも知れないと、当たりをつけて読んでみたところ、そのまんまの内容でした。 『けものフレンズ』への言及はまったく無いし、ほぼ間違いなく大塚英志は『けものフレンズ』を視ていませんが、それでも角川の四代(角川源義・春樹・歴彦・川上量生)にわたる「教養」というものへの考え方の変遷を追うことで、現在のKADOKAWAの企業としての考え方が浮き彫りにされています。 詳しく、書を読んでもらうとして、当に大雑把に言えば、今のKADOKAWAは、コンテンツそのものを育ててそれを提供する企業ではなく、コンテンツを産み出すシステムとしてのプラットホームを構築する会社であり、そのプラットホームの構築こそが、ネット革命以降の教養体だ、という考え方です。 つまり、中身や個人に依拠する作家性ではなく、作品をどんどんと産み

    ChieOsanai
    ChieOsanai 2017/12/17
    マルクスの基本定理を知らないのかな。利潤=搾取なんやで。
  • 次のAmazonレビューを確認してください: マンガでわかる微分積分

    オーム社のは他にも読んだことがあり、「統計学」や「物理(力学)」あたりは拍手喝采の仕上がりだった。 このに関しては独学で覚えた数学の復習に向けて買った。オーム社だから信用に値すると思ってしまった。 しかし「微分積分」に関しては例外というか何というか、とにかく支離滅裂だった。 例えば「マネッコ関数」というのがあったものの何をマネしているのか分からず読み進めて行ったら、 「マネッコ関数」の説明がさり気無く書かれている程度だった。 『前のページでやった、A+B=Cマネッコします。題してマネッコ関数です。』とでも書いておくべきだった。 僕はこのをド初心者には薦めたくない。 オーム社に電話して支離滅裂な点を指摘して納得させることが出来たので僕は返金させた。 そのくらい酷かった。 人それぞれというのが原則に違いないものの、 オーム社が僕の指摘に納得してしまい返金にも応じてしまったため僕としては薦

    ChieOsanai
    ChieOsanai 2017/10/30
    返金したんかーい!w
  • 平均的な人間はどこにもいない『平均思考は捨てなさい──出る杭を伸ばす個の科学』 - 基本読書

    平均思考は捨てなさい 作者: トッド・ローズ,小坂恵理出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2017/05/24メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログを見るこういってはなんだが『平均思考は捨てなさい』とは、ノリ切れないビジネス書のような書名だ。そのため気が乗らずに読み始めたのだが──これがめっちゃおもしろいし、平均による評価で満ちたこの社会において誰もが知る価値のある一冊である。 内容を簡単にまとめてしまうと、我々の社会では現在のところ、テストの評価/成績を平均の上か下かで優劣を判断したり、子供の成長が平均より遅れている(ハイハイをしなかったり、立ったりしない)など、平均と自身らを比較して一喜一憂することが多いけど、"平均的な人間"なんか存在しないんじゃない? と主張してみせる。 平均的な人間は誰もいない たとえば、1940年代のアメリカ空軍では、パイロットが飛行機を制御で

    平均的な人間はどこにもいない『平均思考は捨てなさい──出る杭を伸ばす個の科学』 - 基本読書
    ChieOsanai
    ChieOsanai 2017/06/02
    リソースは有限だから、と突っ込もうと思ったらちゃんとフォローがあった