ペチョーリンの婚活戦線が、わずか2ヵ月で勝ち確定になりつつあるらしい。 一口馬主の話を開陳したときには、相手の顔は凍りついたらしいが、家に帰ってペチョの給料額を考えて飲み込んだんみたい。 これはこのままゴールインしそう。 ペチョーリンは勝者なのか? 俺は自分が、結婚なんて1ミリも考えてない状態で結婚して、以後は「重荷を背負いて遠き道を行くが如し」の人生を送ってきたので、あっちゅーまに結婚するのが勝ちとは微塵も思わず、ストレート負けにようこそって感じだ。 いつも海に出てる猟師漁師は、海の怖さをとことんわかっている。 でも、海がない山梨県に住んでる者は、「海っていいよなー」とトチ狂ったことを思ってしまう。 ペチョは嫁と子どもという2匹を釣り上げるために、これから数十年間に及び、板子1枚下は地獄という生活を送るわけだ。 麻雀だって絶対に勝つ勝負は面白くない。 負けにこそ人生の味がある。 30代後