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本家のストーリにもなっているが、認証局として知られる「Comodo」のアウトソース先の証明書販売業者が、mozilla.com用のサーバ証明書を関係のない第三者に発行してしまう事件が発生したようだ(eWeekの記事「SSL Certificate Vendor Sells Mozilla.com Cert to Some Guy」、mozilla.dev.tech.cryptoグループに掲載されている事件の経緯)。 これをやらかしたのは「Certstar」というComodoの再販業者のようだ。StartComのEddy Nigg氏がこの再販業者に対してmozilla.com用のサーバ証明書の取得を試みたところ、何の本人確認手続きもなしに証明書が発行され手に入ってしまったのだそうだ。mozilla.dev.tech.cryptoでは、Comodoの人が出てきて、この再販業者からの発行を停止し
しかし、これだけでは十分ではありません。実際にあった例では、フィッシング詐欺の偽サイトがSSLを利用していました。この場合、一見すると施錠された鍵マークが出ているので正規サイトと見分けがつきません。 (~中略~) ユーザーを大事にしている企業では、トップページなどに「当サイトのSSL証明書には次の様に記載されております」といった形で、内容が掲示されていることもあります。しかし、国内ではこのような対応をしている企業は少ないのが実状です。 いまいち意味が分からないのですが……そのような掲示に、何か意味があるのでしょうか? ここでは、攻撃者が自サイトの証明書を持っているケースを想定しているのですよね。であれば、攻撃者も「当サイトのSSL証明書には次の様に記載されております」として証明書の内容を記載する事が可能です。よって、その掲示自体が本物なのか否かを確認しなければならないはずですが……この掲示
数々のセキュリティ事件の調査・分析を手掛け、企業や団体でセキュリティ対策に取り組んできた専門家の萩原栄幸氏が、IT初心者の日常生活に潜む情報セキュリティの危険や対策を毎週土曜日に解説しています。 過去の連載記事はこちらで読めます! 今日はネットバンキングとネット決済の利用について、初心者が注意すべき点を紹介しましょう。必要と思われる点をすべて網羅するのは大変ですが、ここでは特筆すべき点と実際に初心者が被害にあったケースを解説します。 「フィッシング詐欺」はもう知っていますか? ネットバンキングやネット決済の分野で、世界的に相当な件数の被害が発生しているのが「フィッシング」と呼ばれる行為です。日本は漢字圏(2バイトコードの文化)という特殊性があり、いまだに一般にはなじみの少ない行為ですが、英語圏など海外では深刻な問題に発展している国もあります。 フィッシング詐欺の仕組みはさまざまですが、一般
インターネット上の詐欺行為撲滅を推進する非営利団体のAuthentication and Online Trust Alliance(AOTA)は米国時間2008年11月20日,デジタル証明書「Extended Validation Security Socket Layer(EV SSL)」の導入状況について調査した結果を発表した。それによると, 2008年はEV SSL証明書を導入するWebサイトが急増しており,その数は現在1万を超えると推計される。AOTAが電子商取引やオンライン・バンクのサイトに対して最初に導入を呼びかけた10カ月前には,導入サイト数は4000程度だった。 EV SSL証明書は,増加するインターネット上の詐欺行為への対策として,より厳格な審査によって発行されるデジタル証明書。Webサイトの正当性の検証をサポートする。EV SSLを導入したWebサイトを訪問すると,W
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米カーネギーメロン大学コンピュータ科学部の研究者らが8月28日(米国時間)、SSH/SSL通信での攻撃を防止するためのFirefox 3向け拡張機能「Perspectives」を公開した。Linux、Windows、Mac OS Xに対応。同大学のWebサイトから無料でダウンロードできる。 Perspectivesは、米VeriSignの認証局が署名したPKIを利用していない自己署名型Webサイトと安全な通信を確保するための層を提供する。こうした自己署名型Webサイトに接続した場合、Firefoxはセキュリティエラーメッセージを出すが、Perspectivesは新しいアプローチによって、サイトの有効性を確認して自動でエラーメッセージを上書きする。ユーザーは間違ったステップを踏むことなく、シンプルに安全性を確認できるという。 具体的には、「ネットワーク公証サーバー」と呼ぶ公開サーバーを立ち上
日本でのEV SSL導入の進み具合は米国と比べると遅い。発端が米国にあり、次いで日本に上陸する以上、タイムラグは当然なのだが、ほかにも日本ならではの促進阻害要因があるようだ。第三回では、日本の商習慣・法的枠組みに対応した普及活動を行う有限責任中間法人 日本電子認証協議会(以下、JCAF)に、活動方針や課題克服に向けてどう取り組むのか、また今後の展望をどう見るのかなどについて話を聞いた。 ■ JCAFの設立経緯とその役割 フィッシングサイトでのSSL証明書悪用。その原因はもっぱら、技術的仕様はあれど、発行審査プロセスのガイドラインが存在しなかったためだ。このため、審査は認証局ごとにバラバラになってしまった。この問題を解決するために、世界の主要認証局、Webブラウザベンダにより、米国でEV SSLの普及、仕様策定などを行うCA/Browser Forum(以下、CABF)が設立された。 CAB
あるセキュリティ研究者が、公開を計画しているエクスプロイトについてGoogleと議論を続けてきた。このエクスプロイトは、セキュアだと言われているウェブサイトとの通信をセキュリティの施されていないWi-Fiネットワークで行った際、ハッカーが容易にこの通信を傍受可能にする恐れがある。FacebookやYahoo Mail、Hotmailなどのサイトはいまだ脆弱だという。 Riverbed Technologyでリバースエンジニアリングと開発を担当しているMike Perry氏は1年前、ウェブサイトがSecure Sockets Layer(SSL)プロトコルを実装する方法に共通の脆弱性があることをBugTraqメーリングリストで発表した。SSLプロトコルはウェブ閲覧時のデータを守るための仕組み。同氏によると、多くのウェブサイトでは、SSLを使ってデータを暗号化しているのはログインの段階でだけだ
本家コメントでは、「SSLは暗号化のためだけにあるのではなく、「信用」という大事な役割も果たしているため、Seldon氏の主張では証明書発行の存在意義を否定してしまうことにならないか?」という意見や、「ユーザビリティの観点からいえばひどい仕様だ」といった意見が寄せられているが、/.Jerの皆はどのように考えるだろうか? 「信用」という言葉は誤解と混乱の元かもしれません。「信用できないサイト」と言われると、信用できない人が運営しているサイトであるというように言われている感じがしますが、SSL/TLSはそういう意味での「信用」とは無関係です。 証明書の警告が出ている状態というのは、「アクセスしようとしているサイトが本物かどうか確認できない」という状態です。https://example.com/ にアクセスしようとしたとき、通信相手が本当に example.com なのか、それとも examp
>今のところ実物を見たことがありません。 当の業者がサンプルページを公開していることに気付きました。 https://日本クロストラスト.jp/ 英字ドメインのほうはなぜかEVではなかったので発見が遅れました。 https://crosstrust.co.jp/ これは「水無月ばけらのえび日記 : ベリサインのセキュアドシールは役に立つのか」に関連するコメントです。 全読: [4935]Re: 「ベリサインのセキュアドシールは役に立つのか」からのスレッド(11件)] [4935] Re: 「ベリサインのセキュアドシールは役に立つのか」 : MatsuTake (2008年7月23日 22時29分)[4936] Re: 「ベリサインのセキュアドシールは役に立つのか」 : えむけい (2008年7月23日 23時13分)[4939] Re: 「ベリサインのセキュアドシールは役に立つのか」 :
セキュリティホールmemo (www.st.ryukoku.ac.jp)より、「Adobe Flash Player バージョン9.0.124.0導入環境においてベリサインセキュアドシール(Flash形式)の検証ページが表示出来ない事象について (www.verisign.co.jp)」。 Flash版のセキュアドシールが表示できないそうで。 ……しかしこれ、誰が困るのですかね。いつも思うのですが、そもそもこの「セキュアドシール」って何の意味があるのでしょうか。 ベリサインのサイトを見ると「毎日世界で約1.5億回表示」なんて書いてあるようです。シールを表示する際のログはきっちり記録されていて、それがベリサインのマーケティングに役立っているのでしょう。というわけでベリサイン側にはメリットがあるのでしょうが、これを貼る側にどういうメリットがあるのか分かりません。 ベリサインのサイトには以下のよ
このスライドについて 2008 年 7 月 12 日の第 15 回まっちゃ 139 勉強会のライトニングトークで発表した (出来なかった :-p) 資料です. (予想通り? :-p) 内容以上に質問のあったこのスライドで使っているソフトについて. W3C の HTML Slidy で作成しています. 他にも似たようなもっと高機能なツールで S5 とか S6 とかありますね. 使い方 普通のプレゼンソフト的にスペースとか←→キー,マウスクリックでページ遷移します. "F11" で全画面表示します.ただし,Mac OS X では,ブラウザが全画面表示をサポートしてない模様です (Safari, Firefox). "c" でメニューが開きます. "a" でページめくりなしで全ページ表示になります. "s", "b" フォントサイズ変更. 印刷すると,一枚一スライドになるみたいです.今回の資料は
2日目のセッションは技術的なお話が中心になりました。まずは「EV SSL の意義と課題」についてのメモ。 SSLの課題利用範囲の拡大とともに発行基準が多様化、匿名でも取得可能になった。一般のエンドユーザが確認することは困難 (一般ユーザがCP/CPSを読むというのは現実的でない)鍵マークへの信頼を逆手にとって、フィッシングサイトに悪用されるようにもなってきた EV SSLSSL証明書の発行審査基準の標準化 + 一般ユーザに分かる仕組みCA/Browser Forum (CABF) による EV ガイドラインの制定 (2006/10) Vista登場の2ヶ月前日本企業では発行できないガイドライン (組織名は登記簿謄本に記載のものと完全に一致しなければならないとされているが、日本の場合はたいてい漢字で書かれている……)JCAF: 日本語版ガイドラインの作成、日本の法体系沿う運用の提案 (App
Firefox 3 では、SSL 接続時のロケーションバーの表示方法が変更されており favicon の背景色が青色になる ロケーションバーに背景色(黄色)が着かなくなった 暗号化を示す「鍵アイコン」がステータスバーに移動 このようになりました。favicon の背景色変更はいいと思うのですが、他の二つの変更で今までよりも解り難くなった様な気がします。 Firefox 2 Firefox 3 favicon をクリックすれば詳細情報が表示されますが、初めて訪れたサイトなら必須でも、毎度毎度確認するのも手間です。 これをもう少し解りやすい表示にする方法が、「ロケーションバーの色 - Mozilla Firefox Thunderbird の拡張あれこれ-MEMO」で紹介されていました。 about:config をロケーションバーに入力 Filter に browser.identity.s
ANSER WEBというASPサービスでインターネットバンキングを提供している金融機関が、EV証明書を導入した理由は、「NTT DATA CORPORATION」という社会的信頼の高い企業による運営であるという表示によって、利用者に本物サイトであることの確認手段を提供したことにあるのだから、これらの金融機関は、利用者が「NTT DATA CORPORATION」という名称さえ見てくれればいいことを前提としている。 しかし、もし、図3のように、ドブログのようなサイトでまで緑色で「NTT DATA CORPORATION」と表示されるような世の中になってしまったら、どうなのだろうか。 まず、少なくとも、EV証明書導入サイトがやってはいけないことがある。 もし、ドブログのユーザコンテンツ(つまりブログ)のページが、https:// でも表示できるようになっていたらどうか。どこの馬の骨ともわからな
■ 地方銀行のEV SSL対応はどうなったか 2005年2月20日の日記で「フィッシング防止のため地方銀行はこうするべき」ということを書いた。つまり、インターネットバンキングのログイン画面のページで、ちゃんと銀行のドメイン名を使用するべきだという話だった。たとえば、NTTデータの「ANSER WEB」を利用してインターネットバンキングのサービスを提供している小さな銀行らは、anser.or.jp というドメイン名のURLのページ上にログイン画面があるため、一般の利用者達にとって、本物と見分けるのが簡単ではなかろうという話だった。 そして今年の4月、次のニュースが出た。 インターネットバンキングサービスのフィッシング対策を強化! 〜「EV SSL証明書」と「フィッシングサイト閉鎖サービス」を導入〜, NTTデータ, 2008年4月22日, NTTデータでは、こうした状況を踏まえ、サイトの信頼
■ B-CAS社の個人情報登録サイトのSSL証明書がNTT DATA B-CAS社の「オンラインによるB-CASカードのユーザー登録」の画面から、登録画面に進むと、個人情報入力画面が現れるのだが、ここでページが https:// になっていることを確認の上、サイト証明書の内容を確認してみると、「NTT DATA CORPORATION」と表示される。 よく見てみると、さっきまでは b-cas.co.jp を閲覧していたはずが、この画面はいつのまにか、b-cas.jp という別サイトに飛ばされている。 しかも、b-cas.jp ドメインの保有者が誰なのか、whois で調べてみると、さらに別の会社になっている。 不特定多数からの大量の登録を受け付けるサイトにしてはずいぶんと稚拙だ。
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