文部科学省側が「ルールに捕らわれず」「ルールを守ることが最終目的ではない」と言うことに「よくぞ!」という声が多かったです。 私は自治体の方の気持ちに感情移入してしまったせいか「よくぞ!」と「そうは言っても」が半々の気持ちでした。 法治国家である以上は「ルールに捕らわれず」と言えど、法令に背くことを自治体や学校がやって良いとは思えないからです。 私が自治体の担当者や学校長であれば、真正面から壁にぶつからないといけないと感じたからです。個人情報保護条例の壁に。 「オンライン結合の原則禁止」という高い壁地方自治体が運営する公立学校の場合、個人情報の取り扱いは各自治体の個人情報保護条例で規定されています。 ※個人情報保護法と地方自治体の個人情報保護条例の関係性については割愛します。以下とかを見ていただけたらと。 個人情報保護条例の何が課題になるかと言うと、自治体によって細かく色々ありますが、一番多