神田 大介 @kanda_daisuke 本日は私の書いた記事「密かに続くネット流出 さらす側の本音」 http://t.co/YgTYiDK0 に様々な反響をいただき、ありがとうございました。お約束通り、裏話などはじめようかと思います。 2012-01-25 21:42:21 神田 大介 @kanda_daisuke ネタの端緒をつかんだのは、実はずいぶん前のことになります。一昨年、2010年のおわり、世間が警視庁公安部のテロ情報流出事件に揺れていたころのこと。久々に「ウィニー」という言葉を紙面で見ました。この情報が暴露ウイルス感染を装い、ウィニーのネットワーク上に流れていたからです。 2012-01-25 21:46:25
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壇弁護士のこのエントリーでの高木先生に対する反論が著しくピントがずれている。あまりにピントのずれ方が酷いのでどのようにピントがずれているのか解説する。 壇弁護士については多くの人が御存じだろうが、Winny 作者の金子氏の刑事裁判のときに無罪を勝ち取ったときの弁護士である。ちなみに元技術者である私も金子氏は無罪であると確信していた。法を犯すことを目的として開発された技術製品で無ければ、その製品は法的に中立でありそもそも作製者が刑事裁判の被告になること自体がおかしい。 だが壇弁護士のエントリーはあきらかにおかしい。彼が弁護士と言う職業だからそのように言わしめているのかもしれないが、件のエントリーでは情を知らず違法でさえなければどのような技術製品でも存在してもよいことになり、またそのような技術製品を積極的に使ってもよいことになってしまう。 高木先生が問題にしているのは金子氏やユーザが有罪か無罪
さすが、というところですが。 あるきっかけで、あるダウンロード違法化反対家の人の、自宅のものと思われるIPアドレスを知ってしまった。知ることができたのは、2007年と2008 年のいくつかのある日におけるIPアドレスである。そのIPアドレスを手元のWinnyノード観測システムの接続ログと突き合わせてみたところ、5回の日時において、WinnyノードのIPアドレスとして観測されていたのを見つけた。 高木浩光@自宅の日記 - ダウンロード違法化反対家の知られるべき実像 どこかのインタビュー記事とあわせて考えると、こうやって警鐘を鳴らすことで抑止力足らんとしている、というところでしょうか。 にしても、結構否定的な反応が散見される。 はてなブックマーク - 高木浩光@自宅の日記 - ダウンロード違法化反対家の知られるべき実像 でもさ、高木先生がこれをもって誰かを脅迫するってこともなさそうだし(筋が通
■ ダウンロード違法化反対家の知られるべき実像 あるきっかけで、あるダウンロード違法化反対家の人の、自宅のものと思われるIPアドレスを知ってしまった。知ることができたのは、2007年と2008年のいくつかのある日におけるIPアドレスである。そのIPアドレスを手元のWinnyノード観測システムの接続ログと突き合わせてみたところ、5回の日時において、WinnyノードのIPアドレスとして観測されていたのを見つけた。 それらのIPアドレスがソースとなっていたキーを抽出し、16日の日記の方法で視覚化したところ、図1のとおりとなった。 他の区間でどうだったかを調べたいところだが、2007年の部分と2008年の部分では、ISPが異なっており、ポート番号も「4857」と「3857」という具合*1に違っていた。 一般的に個人宅に割り当てられるIPアドレスは時々変化しており、それを追跡することは通常、簡単でな
■ Winnyの利用形態を視覚化してみた 3年前から稼働させているWinnyネットワーク観測システムで、観測したWinnyキーを記録している*1のだが、そのデータから利用者ひとりひとりがどんな行動をしているか、直感的に読み取れるよう視覚化を試みた。 これを行うためには、長期間にわたり同じ人が使っているノードを見つけ出すことが必要で、一般的には、IPアドレスが頻繁に変わってしまうので、単純には追跡できない*2のだが、今年のゴールデンウィークに観測システムを改良して以来、DNSの逆引きを自動化した関係で、固定のIPアドレスで(しかも固有のドメイン名に割り当てられたアドレスで)稼働させているノードが数十個見つかったので、それについて調べてみたところ、長期にわたって稼働し続けているものがいくつかみつかった。 図1は、2006年8月末から2009年4月末までの間に観測されたキーのうち、「〓.〓〓〓〓
■ Winny上の児童ポルノ流通を摘発することの困難性 前回の日記に対するはてなブックマークに、「ニコ動でいうところの釣り動画みたいな文化はないのだろうか?」というコメントがついていたが、近頃はWinnyがどういうものなのか全く知らない世代が出てきているようだ。最盛期から既に4、5年ほどが経過し、Winnyの家庭内使用が会社から禁止されるような世の中になった今、世代間情報格差が生じ始めているように思われる。 以下は前回の続きである。 ダウンロードの実態 では、Winnyでこういった児童ポルノファイルを取得しようとしている人はどのくらいいるだろうか。Winny互換プロトコルで接続を待ち受ける(だけで何も送信しない)プログラム「WinnyPot」を作成し、稼働させて調べてみた。 まず、従来から稼働させている、Winnyネットワーク巡回プログラム「WinnyWalker」に機能を追加し、接続先の
ネットエージェントは2日、WinnyなどのP2Pファイル共有ソフトを使用していないことを「検査証」と言う形で証明するアカデミック向け新製品「P2Pファイル共有ソフト検査証発行 支援ツール」を発売した。 企業活動において情報漏えいは大きな問題となっており、人事採用においても、Winnyなど依存性の強い「P2Pファイル共有ソフト」(Winny・Share・Perfect Dark・LimeWire・Cabos・BitComet)を使っている人間は、情報漏えいリスクだと考える企業も増えている。 「P2Pファイル共有ソフト検査証発行 支援ツール」は、P2Pファイル共有ソフトを使用していないことを「検査証」と言う形で証明するもの。各学校は導入することで、P2Pファイル共有ソフトウェアの使用履歴チェック、P2Pファイル共有ソフト上の暴露系ウイルスへの感染履歴チェック、検査証の発行(プリント)機能が行え
数々のセキュリティ事件の調査・分析を手掛け、企業や団体でセキュリティ対策に取り組んできた専門家の萩原栄幸氏が、企業や組織に潜む情報セキュリティの危険や対策を解説します。 過去の連載記事はこちらで読めます! ファイル交換ソフトウェアに関連した情報漏えい事件が今なお多く、公私での使用を禁止している企業が少なくありません。それでも、やむを得ず使ってしまうことが、どのような悲劇をもたらすのでしょうか。銀行員のN氏(仮名)を襲った事例を紹介しましょう。 真面目さが過ぎる故に N氏は典型的な真面目人間で、出世も同期の中では比較的遅く、50代前半で銀行の副支店長という肩書きでした。要領が良いタイプとは言えないのですが、実直で銀行業務という仕事をこよなく愛していた人です。そんな彼の人生の軸が狂ったのはある年の年度末のことでした。 この年は業績の計算数字がなかなか合致せず、翌週月曜日には本部で支店の業績を報
P2P利用状況調査 当社では定期的に国内利用者数の多いP2Pネットワークの利用状況を調査し、発表しております。 2018年P2P利用状況調査結果 2015年P2P利用状況調査結果 2014年P2P利用状況調査結果 情報漏えい対応ガイド 今までのP2P調査で培ったノウハウと実績のもと、『情報漏えい対応ガイド【Winny・Share編】』(PDFファイル)を作成しましたので、ここに公開いたします。 Winny、Share、Perfect Dark、およびLimeWire/Cabosなどといった、P2Pネットワークを利用したファイル共有ソフトによって様々な驚くべき情報がネットワーク上に流出してしまう事件・事故は、残念ながら現在も終息する気配がありません。 こうした情報漏えい事件・事故において、その事件が起きた企業や団体は金銭的にはもちろん、社会的信用の失墜など大きな損害をこうむる被害者でもありま
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)の職員が私物のPCでファイル交換ソフトを使用し、PC内の情報を流出させたことが明らかとなった。 IPAが情報流出の事実を確認したのは1月4日午後。一般のインターネットユーザーからの通報で明らかになったという。 流出したデータは当該職員に関わる個人情報や一部の公開画像だという。IPAに問い合わせたところ、具体的には同機構が2007年秋に開催したイベントの写真と、職員本人のプライベートな写真が含まれていたとのことだ。なお、イベントの写真はすでにIPA発行の雑誌「SEC journal」に掲載されたものだという。 またIPA広報によれば、当該職員が使用していたファイル交換ソフトについては、「まだ直接確認できていないが、おそらくShareではないか」としている。 IPAはこれまで、「ソフトウェア及び情報処理システムの健全な発展を支える戦略的なインフラ機能を提
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情報処理推進機構(IPA)は1月4日、同機構職員が個人所有するPCから電子データが流失したと発表した。流失情報にIPA関連の非公開情報は含まれていないという。 IPAによると、同職員が自宅で使用しているファイル交換ソフトウェアをインストールしたPCがウイルスに感染し、職員のプライベートに関わる情報や画像、一般公開されている業務情報などがファイル交換ソフトウェアのネットワーク上に漏えいした。 IPAは情報漏えい防止の啓発活動として、ファイル交換ソフトウェアの使用に関する注意を以前から呼び掛けていた。今回の事態についてIPAは、「陳謝申し上げるとともに、再発の防止に全力を尽くしたい。業務関連の非公開情報の流失がないか、さらに確認を行っている」と謝罪している。 過去のセキュリティニュース一覧はこちら 関連記事 Winnyを使うかぎり漏えいはなくならない」、IPAが改めて危険性訴え 事故が起きてい
2009年01月04日 IPA職員がwinnyでエッチ後画像など大流出 カテゴリ:ネット・PC さて、プログラマ・SEなどソフトウェア技術者の資格を持っているという人は大変ショックな事件が起きました。またもやファイル交換ソフトWinnyにより流出事件が起きてしまいました。しかも情報処理を行う団体が流出させた為、事はすぐには収まらない模様。 ◆情報処理推進機構の正式報告 調査によると、流出させてしまったのは、IPA職員の岡田賢治さん(仮名)だと言う。 IPA職員の私物パソコンによる情報流出について 2009年1月4日 独立行政法人情報処理推進機構 当機構職員が自宅において保有する私物のパソコンでファイル交換ソフトを使用した結果、コンピュータウイルスに 感染し、パソコン内の情報が流出したという事実を確認しました。 これにより、当該職員に関わる個人情報等や一部の公開画像が流出したと見られま
当機構職員が自宅において保有する私物のパソコンでファイル交換ソフト「Winny」を使用した結果、コンピュータウイルスに感染し、パソコン内の情報が流出したという事実を確認しました。 これにより、当該職員に関わる個人情報等や一部の公開画像が流出したと見られます。他方、これまでの調査では、当機構の業務関連の非公開情報は含まれておりませんが、さらに確認を行っているところです。 当機構は、情報セキュリティ対策を推進しており、ファイル交換ソフト(Winnyなど)の利用の危険性についてもかねてから注意喚起を行ってきたところです。今般このような事態が発生したことについて、陳謝申し上げるとともに、再発の防止に全力を尽くしてまいります。
Winny(ウィニー)からパソコンを守る極意 日本銀行松江支店が金融機関を検査した際の内部資料の一部が、インターネット上に流出していることがニュースになっています。 しょっちゅう流出事件を引き起こしているWinnyですが、Winnyの暴露ウイルスからパソコンを守るためにはどうしたらいいのでしょうか? Winnyを使わなければいいんじゃない? いえいえ違うんです。 「パソコンを2台持ち1台はウィニー専用にする」 凄い。 さすがフジテレビ。 ウィニー擁護ばんざい。 ネタ古くてすみません。。。 プロバイダーがWinny、WinMXなどのP2Pに規制 先日、プロバイダーが違法ダウンローダーに対し規制を加えるとのニュースもありました。 表向き違法ダウンロードをなくそう的なプロバイダーですが、帯域を占拠しているP2P利用者を締め出したいだけでしょう。 インターネット上でファイル交換ソフト「ウィニー」な
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