JTBや三井不動産が富裕層のインバウンド(訪日外国人)需要を開拓している。がんの診断・治療や日本酒、雄大な自然体験など、「医・食・体験」に着目した旅を仕掛ける。オーバーツーリズム(観光公害)を軽減しながら、インバウンド消費の質を高める。日本政府観光局(JNTO)によると、旅行中に現地で100万円以上支払う富裕層は、米欧豪5カ国で計4兆7000億円を消費する。一般旅行者の約9倍の経済効果が見込め
恵比寿の居酒屋が、「英語使うな! 日本語以外話すな!」と書いたメニューを外国人に渡していることが判り、ちょっとした騒動になった。 食べログで見ると「ミニスカ女子は1杯無料、※ブス不可 ※23歳以上不可 ※審査あり」と日本人まで差別する大変徳の高いお店。アホらしくてバッシングする気にもなれないから、審判は閻魔様に任せる。 とはいえ、日本語を話そうともしない外国人に困り果てる飲食店の人も多いのは事実だ。店員さんへ話を聞くと「英語でまくしたてられ『何で理解できないんだ』とムっとされる。ここは日本なのに!」といった声も多い。 都心のど真ん中で簡単な英語すら通じない国は確かに珍しいが、こっちが怒られるいわれもない。要は伝え方の問題である。そこで飲食店の人がコピペでメニューの下っ端にでも書いておける、最低限の英語表現をここに記しておく。 ウチのスタッフ、英語話せません 待ち時間など店外で必要な説明
訪日外国人客数の増加傾向が続いている。 日本政府観光局(JNTO)の統計によると、2015年は11月末までで累計1796万4400人となっており、前年同期比47.5%増。これに伴い旅行消費額も右肩上がりだが、両替所が少なく、クレジットカード対応も十分でない日本の買い物環境は訪日客の間では不評だ。そこで経済産業省は、訪日客の消費のさらなる拡大に向け、スマートフォン向け決済アプリの開発に乗り出す。 観光庁によると、訪日客の旅行消費額は15年7~9月期には前年同期比8割増で、初めて1兆円を突破。15年の暮れに老舗デパート、銀座三越(東京都中央区)の免税カウンターを訪れてみると、外国人客が途切れることがない。同店での外国人客に対する売り上げは12年には全体の2%程度だったが、今は約25%を占めるまでになったという。 こうした光景を全国に広げようと、経産省は4月以降に決済アプリの実証実験を始め
新幹線乗り放題の特別券があるのをご存じであろうか。残念ながら多くの日本人は利用できない外国人観光客向けの特別乗車券として、JRグループ6社共通で発行しているものだ。 のぞみとみずほ(新大阪-鹿児島中央)を除く全国の新幹線と成田エクスプレスなどの特急、在来線、JR東日本のグループとなった東京モノレール、JRバス、JRフェリーなどが対象となる。 日本人を対象としていないため、日本人にはその存在をほとんど知られていないが、「ジャパンレールパス」と呼ばれるこの特別乗車券は、JRが国鉄時代の1981年5月20日から発売しており、2012年度は約32万枚を売り上げている。当時、ヨーロッパで一般的になっていた観光客向け鉄道共通券をモデルにしているという。 この ジャパンレールパスが中国人観光客に口コミで広がり人気を博している。大連で日本の大手旅行会社の現地窓口も担当する大連市海外旅遊有限公司の張時光さん
11月も半ば。2015年もすでに終盤戦です。この時期恒例となった今年の流行語大賞のノミネートを見てみると、お笑いや政治関連の言葉が多い中、「インバウンド」「爆買い」のキーワードが目に入りました。 昨今、中国の旧正月である春節や、建国記念日にあたる国慶節といった中国の大型連休の時期になると「爆買い」のニュースがあちこちで報道されますが、今年はことのほか多かった気がします。 中国からはもちろん、韓国や台湾、香港、タイなど、アジア圏を中心に外国人観光客は年々増加傾向にあり、年間を通じて恒常的に来日しています。そんな外国人観光客にとっての買い物天国が、大型ディスカウントストアのドン・キホーテです。 インバウンドは大阪・道頓堀が熱い! ドン・キホーテの店舗というと、首都圏在住の読者の方は新宿歌舞伎町の入口にある「新宿東口本店」や渋谷の道玄坂にある「渋谷店」などを思い浮かべる人も多いかと思いますが、こ
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