スタートアップが成長するのに、資金調達は不可欠だ。成長初期にあたるシード期やアーリー期の資金調達を助けるのが、創業融資やVC(ベンチャーキャピタル)、エンジェル投資家と呼ばれる個人投資家らだ。 VCが事業会社や金融機関などから資金を集めて運用する基金のことをファンドと呼ぶ。 今、福岡のVCが設立したシード期・アーリー期向けのファンドが熱い。 2019年4月1日に福岡で20億円規模のファンドが設立された。ファンド名は、「九州オープンイノベーション1号ファンド」。 GxPartnes LLP(ジーエックスパートナーズ有限責任事業組合)が設立した。今回は、GxPartnes LLPマネージングパートナーの中原健氏に九州オープンイノベーション1号ファンドが誕生した背景と、福岡でスタートアップ支援を行う理由を聞いた。 福岡独自のエコシステムを創る GxPartners設立の背景について教えていただけ