2014年3月5日、米上院歳出委員会はアメリカの防衛衛星打ち上げプログラム『EELV』計画のロケット調達に関する公聴会を開催。スペースX社のイーロン・マスクCEOは、2015年から2017年まで同社のファルコン9ロケットによる14機の防衛衛星打ち上げを「可能」と明言した。 上院歳出委員会防衛小委員会では、アメリカの防衛衛星打ち上げを担う基幹ロケット「EELV(Evolved Expendable Launch Vehicle:改良型使い捨てロケット)」の競争的調達について公聴会が開催された。現在、EELV打ち上げを担うULA社のマイケル・ガスCEOと、スペースX社のイーロン・マスクCEOが出席。アメリカ国防総省のロケット調達基準を満たし、2015年から2017年まで、14機の防衛衛星打ち上げ業務を担えるかとの質問に対し、マスクCEOは「できる」と明言し、参入に意欲を見せた。 公聴会に先だっ