米政府、ペロシ氏訪台でも中国に平静呼び掛け-緊張抑制に注力 Jordan Fabian、Jenny Leonard、Nancy Cook
米政府、ペロシ氏訪台でも中国に平静呼び掛け-緊張抑制に注力 Jordan Fabian、Jenny Leonard、Nancy Cook
ジョー・バイデン米大統領がまた、やらかした。中国の習近平総書記(国家主席)との電話会談を前に、軍事衝突のリスクをにじませる「失言」をしたのだ。大統領は米下院議長の台湾訪問に「米軍が反対している」と明らかにした。いったい、何が起きているのか。 【写真】習近平、ついに“自滅”か…アメリカの論文が予想した中国「大崩壊」の末路 それは、7月20日のことだった。バイデン大統領はナンシー・ペロシ下院議長の台湾訪問計画について、記者団に問われて「米軍は、それがいい考えだとは思っていない、と思う。だが、私は状況がどうなっているか、知らない」と語った。 この答えを聞いただけで、怪訝に思う読者もいるだろう。記者団もそうだったはずだ。なぜ、下院議長の訪台問題に米軍が口を出すのか。それは、この問題が単なる議員外交の問題ではなく、軍事衝突に発展する可能性を秘めているからにほかならない。 どういうことか。話は4月に遡
ナンシー・ペロシ米国下院議員が1991年、中国北京天安門広場で「中国の民主主義のために命を捧げた人たちに」と書かれたプラカードを取り出している。[写真 米国下院議長室] 米国のナンシー・ペロシ下院議長(82)がジョー・バイデン大統領の引き止めにもかかわらずアジア歴訪を開始した。先月30日カリフォルニア州を出発したペロシ氏はハワイを経由して1日未明にシンガポールに到着した。ワシントン・ポスト(WP)外交・安保コラムニストのジョシュ・ロギン氏はペロシ氏がマレーシア訪問を終えた後の2日夜か3日午前に台湾を訪問する可能性があるとツイッターを通じて明らかにした。 ペロシ氏が台湾訪問を推進するというフィナンシャル・タイムズ(FT)の報道が先月19日に初めて出てきた後、バイデン大統領は「軍は良い考えだと思っていないようだ」として公開的に反対した。先月28日、バイデン大統領が中国の習近平国家主席と2時間1
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