韓国外交の実力を露出させた「GSOMIA波動」(京郷新聞・朝鮮語) 過去4ヶ月間の国を動かすようにした「韓日軍事情報保護協定(GSOMIA)波動」は、ムン・ジェイン政府の外交力レベルをそのまま表わした。事態の顛末を一文で要約すると、政府が強制徴用問題を疎かに扱ったために韓日葛藤へ米国まで引き込む不利な戦術を用いたものの、けっきょくは莫大な費用を支払ってようやく元の位置に戻っただけであった。事態の核心的な強制徴用問題はまだ政府が解決すべき課題として残っている。 この協定が正しいことなのかと議論を行うのは、今回の事態の本質ではない。対日カードとしてGSOMIAの破棄を宣言し、米国を局面へと引き込んだことが戦略的に正しかった選択なのかを判断することが本質である。去る8月、大統領府がこの協定を終了して「米国も理解している」、「韓米同盟をアップグレードするきっかけ」とブリーフィングしたことを今振り返